今週の勝負レースは12月14日阪神競馬場芝・1600mで行われる
2歳牝馬唯一のGI、第60回「阪神ジュベナイルフィリーズ」です。
あまり馴染みが無い名ですが、2001年に「阪神3歳牝馬S」から名称が変わっています。
1勝馬で出走できるかも危ぶまれたが、母子制覇を目指すビワハイジと
ダービー馬スペシャルウィークの娘、ブエナビスタが抽選をくぐり抜けてきました。
2連勝と勢いに乗っての出走が、カツヨトワイニング、ショウナンカッサイ、ジェルミナルの3頭。
デグラーティアはデビューから3勝無敗、小倉2歳Sを制して底をまだ見せていません。
また、ファンタジーS馬のイナズマアマリリス、その2着のワンカラット。
3着でも桜花賞馬ファレノプシスを母のもつアディアフォーン。
ルシュクルはここ3週相性のいい外国人騎手をパートナーとして参戦。
2歳馬とは人間で言えばまだ、中学生ぐらい。
そんな、お転婆娘たちがお姫様にあこがれての初の舞踏会。
春の「桜花賞」と同じ舞台で行われるプリンセス決定戦で
大きな蕾をつけるのは誰か!?
10年の連対馬20頭の傾向によって予想します。
基本的に荒れるレースで1番人気が4頭、2番人気は皆無、
3番人気は4頭のみで、過半数以上の11頭が6番人気以下。
関西馬が15頭と圧倒だが出走数も多い。
新馬、未勝利戦以外の牡馬との混合戦を15頭が経験あり、
500万下は連対、重賞を含むオープンでは3着以内なら信頼。
前走、ファンタジーS組が5頭と最多。未勝利組は皆無。
前走、重賞を含むオープン組は5着以内が11頭、
さらに優勝馬は5頭と信頼が高い。
前走、500万下組は全8頭が3着以内。
前走、1秒以上の負けは皆無。
前走、2番人気以上が13頭と優秀。
前走、重賞を含むオープン組以外で6番人気以下は皆無。
前走、ダート組は皆無。
前走から中1週以内は1頭のみ。
前走から3ヶ月以上は重賞実績がないと厳しい。
牡馬相手に人気に応えての2連勝、距離短縮も、ローテーションも、
このレースの勝ち馬の傾向にズバリ!
名血で人気の未勝利戦勝ち馬よりもこっちが本命!
◎17 ジェルミナル
○2 ダノンベルベール
▲11 デグラーティア
△6 ルシュクル