師匠。メインアリーナ。

3頭同時レッスン。


前回に引き続き、イライラ全開のJ。

股を触られるのをいつも以上に嫌がる。

フケだと思う。フケが分かりにくいタイプだとグルームスタッフさんは言っていたが、私にはわかる。馬仲間と仲良くしない馬だから、他の馬に色目を使ったりはしないが、この思春期女子のようなイライラ感。

フケだよね。

生き物だから、そんな時期もあるよね。

わかるよ。

わかるけれどもさ。

内出血するほど私の腕に噛みついたり、回し蹴りしようとしたり、他の会員さんを威嚇したり、運動中にカーッと走り出して私を振り落とそうとするのは、やめていただきたい。

「母ちゃんじゃなかったら落馬してるし、この馬怖いって嫌われるんだよ! イライラするからって人を落とそうとするのやめなさい!」と小言を言うと、「ケッ💢説教うるせー」みたいな表情でぷいっとそっぽを向くJ。

いかにも思春期女子。

私に子供がいたら、間違いなくこういう感じの娘に育っていたと思う。つまり私とJは似た者同士である。


そんな今日のレッスン。

体が硬くて8の字乗りどころか輪乗りも成立しない。

輪乗りが大切なこと、自分の脚の使い方が良くないから輪乗りが崩れることは理解している。しかしJがあれだけ体を硬くして崩れるのであれば、輪乗りと8の字乗りは準備運動には取り入れないほうがマシだと痛感。

長方形で乗ってJが落ち着いて体をほぐせるのであれば、それでいい。正反動でハミを取っていれば、輪乗りも8の字乗りもきれいにできるのだから。


駈歩は依然として気持ちよさそう。

自馬にしたばかりの頃は駈歩となるとテンションがおかしくなって興奮気味だったけど、今は駈歩のほうが気持ちが落ち着くようである。一度爆走された後に私が硬くなってしまっており、師匠から「顎引いて」「体、後ろ」と指摘されてしまったけど。


フケでイライラメンタル爆発のJで、一時間みっちり運動できたのだから、よく頑張ったと思う。Jが丸くなって速歩してくれるようになったので、正反動で鐙が深くなったり、膝が上がることもなくなりました。


最後に師匠からアドバイス。

「みーこさん、うまくいってるとだんだん雑になってくるんですよ。不意に手綱を離したり、どかっと蹴ってみたり。馬が良くなってるってことは、それだけ繊細になってるってことなんだから、もっとていねいに乗らないと!」

はい。

反省。

Jからすれば、「アタシ必死でやってんのに、母ちゃんなんで途中で手を離したり、かと思えば煽ったりするわけ? 意味分かんない! マジで苛つく!」というところでしょう。

…ごめん。


馬場馬術ってここまで繊細な技術と馬とのコミュニケーションが必要なのですね。

そりゃあ、障害と違って、練習馬で気軽に試合に行って愉しむという雰囲気にはならないですよね。

来月の競技会。クラブから一人参加の場合の費用の内訳を教えてもらえました。常識的な金額でしたし、どんぶり勘定で競技会参加費用を請求してくる小さなクラブもありますので、費用を開示してくださったことは感謝しています。

そのうえで、どうせ一人参加で割高な料金を払うのであれば、一日に2課目Bと2課目Cの二人にエントリーしたいこと、その準備のために来月の競技会参加は見送り、来年に参加したいことを師匠に伝えました。


輪乗りや8の字乗りもまともにできないヤツが、何が競技会参加だと冷笑されるかもしれませんが。

しっかり整ったあとのJは、とても良い動きをするのですよ?

ただしその「整え方」が先乗りで解決できず、クセが強くてなおかつ短気で爆発しやすい気性というだけでですね?

力で解決しようとすると背負投げされるので、褒めながら優しくね?

いい馬に育ってきているんですよ。今のクラブは初心者中心で馬場ができる人がいないのですが、上級者かつ優しく乗れる女性ライダーがいたら私の代わりに乗って欲しいくらい。


美人だし、いい馬です…頑張ろうっと…(´;ω;`)ウッ…