第42回:東京競馬場G15週連続開幕
桜花賞・皐月賞敗戦のショックで、ブログの更新をすっかりさぼってしまったが、今週からリニューアルされた東京競馬場で、G1レースが5週連続で開催されるので、気を取り直して頑張っていきたい。
著者もリニューアルオープンされた東京競馬場に行ってきたが、まず、その広さに驚かされた。日本一の液晶ワイドスクリーンや、大型の翼のような屋根付のスタンド、世界一の競馬場といっても過言ではないかもしれないと思った。
ほとんどの場所が禁煙になり、子供の遊び場などを拡充するなど、古くからの競馬場というイメージを一新した。また一般席数も増え、飲食店も増え、競馬を中心としたリゾート施設という感じであった。
その栄えある東京競馬場で一番最初に行われるG1がNHKマイルカップである。
3歳馬限定のマイル(1600m)戦で、4週間後に行われる、日本ダービー(2400m)には距離が長いという馬に出走を選ばれるレースである。
皐月賞→NHKマイルカップ→日本ダービーと3戦続けて出走する馬もいるが、この3つを勝った馬はいない。
かつて皐月賞を回避し、NHKマイルカップ→ダービーと変則2冠を達成したキングカメハメハという馬もいた。
今年のメンバーはどちらかというと小粒という印象。だが、G1の雰囲気を体験したい人はオークスやダービーといった日よりも比較的混雑しないので、おすすめではある。
第42回:皐月賞
3歳牡馬クラシックの第一弾、皐月賞が本日行われた。
結果は7番人気のヴィクトリーが優勝、2着に15番人気のサンツェッペリンと大波乱となった。
ヴィクトリーの田中勝春騎手はG1、126連敗と記録がかかっていたが、ついに14年ぶりのG1制覇となった。
レース展開は全くの予想のつかない、スローペースで先行した2頭が押し切って決まったという中山競馬場
でありがちな結果となった。
今後は5月末の日本ダービーにつながるが、この1,2着がそのままということはまずない気がする。
今度こそ、3着に突っ込んできたフサイチホウオーの出番となりそうだ。
第41回:桜花賞
たった今、3歳牝馬クラシック第一弾の桜花賞が終わった。
桜花賞は春のサクラの季節を感じさせる、毎年非常に華やかなレースである。
今年はウオッカという大本命がいたにもかかわらず、著者は馬券をはずしてしまった。
しかし終わってみれば、3番人気のダイワスカーレットが優勝。断然人気のウオッカは2着と破れた。ウオッカ騎乗の四位騎手は確かにレース前のインタビューでも顔色がすぐれないように見えた。それだけ、大本命を背負うプレッシャーを感じていたのだろう。
ダイワスカーレットの安藤勝己騎手は昨年に続く2年連続の桜花賞優勝となった。
結果的に大舞台での騎手の差が少し出てしまった結果となった。
2番人気の武豊騎乗のアストンマーチャンは終始引っかかりいいところなく、7着と敗退した。
この後、3歳牝馬路線は5月末のオークス(東京競馬場2400m)と、桜花賞より800mも距離延長になるが、ダイワ、ウオッカともに距離が持ちそうなので、人気になるだろうが注目である。
第40回:ドバイワールドカップ
来週から春のG1レースが本格始動するが、その中週となった本日、毎年1回、アラブ首長国連邦のドバイで世界の強豪が集って行われる、ドバイワールドカップデー(各種7競争)が日本時間の本日2時頃行われた。
日本からも何頭が出走したが、武豊騎手騎乗のアドマイヤムーン号が、なんと芝1777mのドバイデューティーフリー競争(G1)で1着になる快挙を達成した。
ドバイワールドカップ各レースの優勝はステイゴールドのドバイシーマクラシック以来の2頭目の快挙である。 また同レースで同じく日本馬のダイワメジャーも3着と検討した。
武騎手は凱旋門賞ディープインパクト以来の海外挑戦で見事復活を果たしたといってよい。
近年日本馬のレベルは世界の強豪と比べても遜色ないまでにいたっている。
詳しい結果についてはリンクを貼っておくので、ご覧いただきたい。
http://www.jra.go.jp/news/200704/040102.html#5
ちなみに世界最高賞金といわれるメイン競争のドバイワールドカップ(1着賞金約4億6千万円)には日本のヴァーミリアンが出走したが残念ながら、4着と敗戦した。
第39回:春のG1レース開幕
先週書いた岩手競馬廃止であるが、今週に入り一転、存続の可能性も出てきた。
グレートサスケ氏が岩手競馬の存続を公約として掲げているようだが、是非とも地方競馬の火を消さずに頑張ってもらいたい。
ところで、いよいよ明日から長い春のG1レースが開幕する。
この春のG1レースは高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞、NHKマイルカップ、ビクトリアマイルカップ、オークス、日本ダービー、安田記念、宝塚記念と6月まで10戦が予定されている。
今週はその第一弾の中京競馬場で行われる4歳以上のスプリント戦1200mの高松宮記念が行われる。出走は残念ながら、G1レースとしては物足りないメンバー構成になったが、大混戦となる。
そして、2週間後にはいよいよ3歳牝馬クラシックの桜花賞、3週間後には3歳牡馬クラシックの皐月賞が行われる。今年の3歳路線は牝馬の方は大本命ウオッカ、牡馬は史上まれに見る大混戦が予想される。関口房朗氏のフサイチホウオーが一歩リードはしているが、父は中山ベタのジャングルポケット(皐月賞3着敗退、日本ダービー優勝)なので、中山で行われる皐月賞は向かないかもしれない。また本日皐月賞の前哨戦である毎日杯にディープインパクトの弟、ニュービギニングが出走したが、3着と敗北し、皐月賞出走も危ぶまれる状況になった。
このうまんちゅでも春のG1レースについて、各レースの予想及びポイントをFEEL LIVE精神で毎週お伝えして行こうと思う。
第38回:岩手競馬廃止
今日は少し残念なニュースであるが、触れないわけにいかないので書いておく。
今週、地方競馬の岩手競馬廃止が本格的に決定された。
地方競馬の廃止は宇都宮に続いて以来2年ぶりということだが、華やかな一流ジョッキーが所属する中央(JRA)に比べて、地方競馬は常に苦境に立たされている。
調べによると、
岩手県競馬組合はすでに330億円の負債をかかえており、今後の調教師や騎手等の再就職等を促す費用を加えると380億円程度になるという。あまり表ざたにならないことであるが、競争馬は運のよい馬は他の競馬場に売られたり、乗馬になることができるが、行き先のない馬は処分されてしまうことになる。
中央と地方の格差という問題は人間社会にも当てはまる言葉であるが、競馬は象徴的なものである。弱肉強食というのは競馬社会の方がよっぽど明確で、厳しいのだ。
中央と地方の交流レースはこの10年進められてきたが、競馬全体の人気が陰る中で競馬運営主体の存続自体が危ぶまれる中、競馬サークルはより一層の連携を強めこの苦難を乗り越えなければならないと思う。
また民間企業の支援も本格的に検討していかなければならないだろう。
第37回:レミオロメン 「茜空」
レミオロメンは今年のJRAのブランド広告イメージソングを勤める男性3人組のユニットである。3人とも年齢は1979・80年生まれということなので、まだ27~28歳くらいの若いメンバーだ。実は私は今年に入り、このJRAのCMを見るまではレミオロメンという名前すら聞いたことがなかった。しかし、彼らが歌う「茜空」は透き通る声と、おだやかなメロディーが特徴で、馬が走る姿を人の生涯に反映させた今年の広告クリエイティブと非常にマッチしたイメージソングであると思う。
調べてみたら、プロデューサーにあのミスチルの小林武史氏がついているということで、妙に納得した。また所属事務所の先輩には大物アーティストミスチル・スピッツなどもいるらしく、偉大な先輩の影響もあるかとは思いつつも独自の世界観を構築しているように思われる。
この「茜空」は3月14日にCDが発売される。(まだ発売されていなかったというのも少し驚きではあるが。。。)
競馬ファンのみならず、是非お勧めする一曲である。
「茜空」の発売の情報については以下にリンクを貼っておくので確認してほしい。
http://www.jvcmusic.co.jp/remioromen/
第36回:トライアル戦 開幕
3月に入り、新人騎手もデビューしたが、いよいよ春の大目標のG1レースに向けての各路線の予選(トライアルレース)が始まる。
3歳クラシックレース(過去の記事参照)のトライアルレースは3着までに入るとG1レースへの優先出走権が与えられるので、有力馬を持つ各陣営も80%以上の仕上げで望んでくる。
その中で本日、牝馬路線では4月に行われるG1桜花賞のトライアル「チューリップ賞」が行われ、単勝1.4倍のウォッカが楽勝した。
おそらく本番の桜花賞もぶっちぎりの一番人気に推されるであろうが、この強さは怪物級であった。この名前は覚えやすい名前なので、覚えておきたい。
そして明日、牡馬の同じく4月に行われるG1皐月賞のトライアル「弥生賞」が行われるが、
このレースは武豊騎手の連対率(2着までに入る確率)が非常に高い。
過去10年で4勝、2着3回と、70%の確率である。
すなわち武豊から買えば70%の確率で当たるボーナスレースなのだ。
しかも今年も武豊騎乗のアドマイヤオーラの1番人気が予想される。
またこの弥生賞の1,2着馬は日本ダービーでも好走しているので、非常に重要なレースであるといえる。
明日馬券を買いにいける人は是非この馬から買おう。
第35回:競馬サークルの1年(2月卒業式・3月入学式ってホント!?)
競馬サークルの年度のはじまりについては、あまり知られていないが、実は3月―2月という変則形態である。一般の学校などは4月―3月で、3月は卒業式など別れの月であるが、競馬は春(4月~)に向けて大きなレースがあるので、比較的落ち着いているこの時期をその区切りとするという考え方である。
ということで、今年もこの2月一杯で、引退する調教師や騎手がいる。
まず騎手だが、昨年カワカミプリンセスという馬で、牝馬路線を盛り上げた本田騎手が、今週を持って引退する。本田騎手は遅咲きであったが、ここ5年は特に牝馬路線に良い馬に恵まれ、G1戦線をにぎ沸かした。また調教師だが、ダービー馬ネオユニバースを輩出した瀬戸口調教師が定年退職する。調教師の定年はJRAの制度で70歳となっており、日本の一般的な会社よりも10年も長い。本当にお疲れ様でした。といいたい。
また別れあれば出会いもありで、3月に入る来週からは新調教師・若手新人騎手もデビューする。まず調教師は日本の資格の中でも司法試験とならぶほど、最難関とされる調教師試験の合格者であり、1年はどこかの調教師の下で修行し、1年後独立開業するのが一般的だ。 調教師は中小企業の社長と同じ感覚で、調教助手・所属騎手を管理する最も偉い立場なのだ。また騎手は以前このブログでも「騎手になるには」で書いたが、JRAの競馬学校で3年間修行を積んだ18歳の若者である。
毎年、何かと親が偉大な騎手・調教師の2世騎手に注目が集まるが、いざレースになれば、完全実力社会の騎手社会。新人騎手はほぼ例外なく、どこかの調教師の専属になるが、3年経っても芽が出ない騎手は調教師・馬主など関係者からも見切られてしまう。高給・華やかに見える騎手という職業だが、実際はサラリーマン社会よりも非常に厳しい社会なのだ。
出会いと別れ、この繰り返しが実は競馬を面白くしているファクターであることも
知っておきたい。
第34回:今年最初のG1レース「フェブラリーS」
先週は体調不良で、ブログ更新をさぼってしまったので、今日は勢い良く行きたいと思う。
今日は今年最初のG1レース「フェブラリーS」が東京競馬場で行われる。
この時期のG1というのはちょっと異例なのだが、有馬記念から約2ヶ月あき、かつ東京で行われるということもあり、毎年それなりの盛り上がりを見せる。
フェブラリーSはその名も‘2月’に行われるという意味で、ダート(砂)1600mで行われるダートホースNo.1の決定戦だ。
ここを勝った馬は3月にドバイで行われる世界で最も賞金が高いレースで有名なドバイワールドカップにも選考される可能性も出てくる。
JRAの主催するG1レースでダートのものはこのフェブラリーSと11月に行われる国際招待のジャパンカップダートの2つしかない。(その他の約20レースは芝なのである。)
競馬ファンからすると芝のスピード感のあるレースを期待する声が多いのかもしれないが、
雨が降ったりして、泥んこになって突き抜けてくるダート競馬もなかなか迫力があるものである。
今年のフェブラリーSの焦点は地方G1レース含めて9回も2着が続く、武豊騎乗の
シーキングザダイヤである。
なかなか勝てない馬がいるというのが今年のブランド広告でも出てくるが、本当に今一歩のところで詰めの甘さが出る馬というのは結構いる。
かつてステイゴールドというG1レースで人気がないときに2着に突っ込んでくる馬がいたが、レースの格にかかわらず常に1着にはなれない馬がいた。
こういう馬はファンが多い。ファンの心理として勝たせてあげたいというのが、オッズにも影響するのだ。
このブログの更新後の2時間後に結果は出るが、G1レース10回目の正直で勝利を収めて欲しいものである。
