前回の記事でお伝えした
気にしておかなければいけない数字についてお伝えしていきます。
今日は、月初めで週末という、とても良いタイミングです。
8月のトレード結果を検証してみてはいかがでしょうか。
最も重要視している数字は月利だとお伝えしました。
では、この月利何%という結果を出すために
検証する数字をわかりやすく例を上げて説明します。
初心者の方も多いかと思いますので基本の部分から
お伝えしますね。
先月のトレード結果( 例 )
【例 1】 【例 2】
① +5万円 ① -3万円
② +1万円 ② -1万円
③ +2万円 ③ -3万円
④ +5万円 ④ -2万円
⑤ +1万円 ⑤ -1万円
⑥ +3万円 ⑥ -4万円
⑦ - 20万円 ⑦ +27万円
⑧ +6万円 ⑧ -1万円
⑨ +2万円 ⑨ -2万円
⑩ +1万円 ⑩ -4万円
利益 +6万円 利益 +6万円
まず、勝率を計算してみます。
【例 1】の勝率
9÷10×100=90(%)
【例 2】の勝率
1÷10×100=10(%)
次に、リスクリワードレシオを計算してみます。
リスクリワードレシオというのは、本来1回ごとのトレードで
考えていくものです。
ひとつのポジションを持った時、損切りが20pipsで利確が10pips
のトレードをするときのリスクリワードレシオ(R倍数)は0.5R
になります。
わかりやすく言うと、この、
たった一回だけのトレードだけを見るとR倍数の数字を
大きくしていけば利益が残っていくということになります。
では、このR倍数を複数のトレードで考えてみましょう。
複数のトレードになるのでその期間の平均利益と平均損失を
計算します。
【例 1】の平均利益
(5+1+2+5+1+3+6+2+1)÷9=2.9万円
【例 1】の平均損失
-20÷1=-20万円
【例 2】の平均利益
27÷1=27万円
【例 2】の平均損失
-(3+1+3+2+1+4+1+2+4)÷9=2.3万円
次に、R倍数を計算します。
【例 1】のR倍数
2.9÷20=0.15R
【例 2】のR倍数
27÷2.3=11.74R
全く同じ6万円という利益が出ている二つの例でも
これだけR倍数は変わってきます。
次に考えるのがリスクリワードレシオと勝率との関係です。
(つづく)
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