♀の出てくるのを待って♂が群れる
黒っぽい♂(オオホシオナガバチ) 少し小さく赤っぽい♂(オナガバチの一種)
ヒメバチ科のオナガバチが倒木に群れていた。
羽化した♀が出てくるのを♂が待っているところだ。
オナガバチは種名のとおり長い腹部に、♀は更に長い産卵管を持つハチの仲間で、
枯れた樹などにいるキバチなどの幼虫に産卵管を差し込み卵を産みつける。
そんな♂たちを観ていると2種類いるようで、それなら♀も2種類観られるだろうと観察を続ける。
その日は♀に会えなかったが、後日♀が出てきた。
前翅に黒い紋があり、腹背に凸紋があるのでオオホシオナガバチと思う個体を確認する。
更に♀を観ていると翅に紋があり体の色の薄いものと、少し小さく模様が違う♀が観られた。
(種名は判らずヒメバチ科オナガバチ亜科の一種とする)