今は社会人になった長女の
中学生の頃を振り返っています
長女は
通っていた集団塾の教室が辛いと言いました
辛くて辛くて、塾の事務室にいると言いました
どういう意味?
何度も、じっくり慎重に
聞いてみました
隣の人との、距離が辛い
机の位置が辛い
そのような事を言っていたと思います
どういう事?
そういえば、図書館の自習室で勉強すると言って送ったのに
10分程して
迎えに来てと連絡してきたよね
あの時も確か
向かいの人の頭が
目隠し用の衝立の上から見える
それが気になって勉強できない
とか言っていたよね
確か学校のクラスでも
友達グループで固まって
至近距離でお喋りするのが
辛いって言ってたよね
どういうことだろう
言っていること
さっぱりわからない
何が辛いの?
そして
学校から帰ってきてからも
大泣きする日が増えていきました
それでも毎日学校は休まず通い
いつも自宅のリビングで
泣いていたと思います
その当時は、本当に何が辛いのか
話を聞いても分からず、理解してあげることができませんでしたが
今、大人になった長女から当時の話を聞いて
10年以上経ってやっと少しずつですが
理解し、寄り添えるようになってきたと思います
他人との物理的な距離に異常に敏感であること
友達であっても至近距離で集まることが苦痛であること
これらのことが弊害となり
この先の長女の学校生活は
とても辛い日々だったみたいです