ご訪問いただきありがとうございます。
ハルカと申します。

主人と娘2人の4人暮らし。
週5、ほぼフルタイムで勤務するワーママです!

毎日、育児・家事・仕事・子どもの習い事で
てんてこ舞いですが、
そんな今しかない時間がたからものだと感じていますにっこり

1人目と2人目の間に、1年で
子宮外妊娠1回、2回の流産を経験しました。



✳︎このブログは過去の出来事を綴っています。

リアルタイムの出来事ではありません✳︎


※手術のリアルな表現があります。

妊娠中の方、お苦手な方はお戻りください。




入院から一夜明け、

ついに手術の日が来た。




双子の流産宣告の日から8日目だった。







もう空に帰ってしまっているとは言え、



やっぱりお腹から居なくなると思うと



とても悲しかった悲しい





手術は10時からのため



9時40分頃看護師さんが部屋に呼びに来て下さった。



今回は徒歩での移動だ。




移動といっても、昨日診察をしてもらった


病棟フロアにある診察室である。




いつもの検診台での手術だと言うことには驚いた。





手術の時間に合わせて、

主人が立ち会いに来てくれる予定だった。




コロナで病棟には入れないので、


婦人科病棟のあるフロアの、


エレベーターホールでの待機となる。




ちょうど診察室の外からエレベーターホールが見えるので、



手術前に主人に会いたかったが、



残念ながら、主人の到着より前に



診察室へと呼ばれた。






   




診察室では、手術着のまま検診台にのった。



いつものように椅子が上がっていく。






今回の手術は静脈麻酔のため、


右腕に点滴の用意をされた。







そして、ついに手術開始。



 


麻酔科の先生と思われる方から




「では、麻酔入れていきますねー」



と言う言葉と共に右腕の点滴から



冷たいものが入ってきた。





すると、ゆるーく意識が薄れていき、




その後、不思議な夢を見ていた。





その夢は、砂時計の砂のようなところに入っていて、



砂の流れに飲み込まれながら、



ゆっくりと自分が流されていく夢だ。





砂は、鮮やかなピンクからオレンジに、



色味が移り変わっていった。




なんとも不思議な感覚だった。







しかし、どのくらい経ったかわからないが、


ふと意識が戻って来て、


沢山の人の声が聞こえてきた。




ぼんやり目を開けると、




室内には5〜6人の人が見えた。




「想像よりもたくさんいるな!」




と夢見心地のまま思った記憶がある。






そして、更に意識がはっきりしてきて、



主治医の女医先生が、



部長先生に指導されながら



処置をしているのが聞こえてきた。






部長先生は、器具の使い方を教えながら



私のお腹を力一杯押している。





下の方も、処置をされている感覚がはっきりとわかった。





さすがに、器具が入っている感覚に違和感が強くなり




声にならない声で、




「イタイ、、、イタイ、、、」





と訴えた。





きっとその様子を見て、麻酔が追加されたのだろう。




その後は、


またあの鮮やかな砂の夢の中に入った。











次に気がついた時は、病室の自分のベッドの上だった。



運ばれたのか、歩いて戻って来たのかはわからない。



流産手術は、寝ている間に終わった という体験談を多く聞いていたので、

まさか、手術を【体感】してしまうと思わなかった。





ベッドの上で、双子のことを考えながら休んでいると、



看護師さんが様子を見にきてくださった。





しかし、かけられた言葉が予想外で、

悲しみに浸るまでも無くなってしまうのである。




※長くなったので、明日に続きます。