アメリカンシャッド釣ったニューブランズウィック州南部のケネビケイシスリバーは、アトランティックサーモンが遡上するので、ニューブランズウィック州非居住者は明日6月 15 日以降はガイドを付けなければ釣りができない決まりになっている。ただしサーモンが遡上するのはまだ後のことだ。

そこで今日は最後に一日ケネビケイシスリバーを探索してみようと思った。そして二箇所目のポイントはなかなか良さそうに見え、実際アメリカンシャッドも数尾見えたので、そこで釣り始めた。

いきなり 70 センチはありそうなヤツメウナギの一種ウミヤツメの産卵遡上に度肝を抜かれつつ、3メートルほどの瀬のストレッチにいるシャッドの群れを見つけ、キャロライナリグでシャッドダートを通していたら、ヒット! そしてその後別のストレッチで一尾追加した。

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これは大きくて 51 センチもあった。


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シャッドダートで二尾釣ってこれでアメリカンシャッドは満足した。


そして下流に下りながらシャッドダートを対岸ギリギリにキャストしリトリーブし始めた途端に何か小型がヒット。ランディングしてみるとそれはなんとアトランティックサーモンだった。いわゆる川に居着きの個体だ。明日以降支流の方で狙おうと思っていたので、思わぬ駒の進みに得した気分になった。

ところが撮影する岸辺までネットを水に漬けながら移動中、キャロライナリグのシンカー部分もネットに入れようとロッドを立てたところ、ネットの底に引っ掛かっていたシャッドダートが底を持ち上げてしまい、サーモンは浅くなった網から難なく川へ飛び込んでしまうという大バカをやってしまい万事休す。これがこの旅の唯一の魚だったら悔やんでも悔やみきれないところだった。

だが落ち込みつつも予定とは別の支流に場所替えし、1キロほどストレッチを探索したところ、最後の最後で魚のいそうな大木のエコがあった。現地調達したミミズの脈釣りで探ったところ、一尾目はブルックトラウト、その後魚種不明な二尾をバラし、そしてついに再びアトランティックサーモンをゲットでき、今度は無事に撮影できた。

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公式初アトランティックサーモン。なんだか小ぶりなアマゴを釣ってサツキマス釣ったと言っているようで面映いが、コカニーのような標準名がないのでしかたない。