先週の埼玉新聞杯栄冠賞はいかかでしたでしょうか。
ファルコンウィングがやはり先手を主張し、離し逃げになって、オールブラッシュ、タービランス、リッカルドなどが続く隊列になりました。
3コーナーでリッカルドやタービランスが差を詰め始め、逃げたファルコンウィングは直線でも粘りましたが、ファルコンウィングとリッカルドの間を突いたタービランスがゴール前で抜け出し、昨年の報知グランプリカップ以来の重賞勝利を飾りました。
2着はリッカルド、逃げたファルコンウィングは3着でした。
さて、今週の南関競馬は船橋競馬場に舞台を移し、28日水曜日には、第66回平和賞(SⅢ)が行われます。
昨年の勝ち馬ヴァケーションは、その後全日本2歳優駿も制し、2013年ハッピースプリント以来の地方馬の全日本2歳優駿制覇となりました。
2着のマンガンも東京湾カップを制して、その後は東京ダービー2着もありましたし、今年の東京ダービー馬のエメリミットも出走していました。
例年、翌年の南関クラシックを沸かす馬を輩出するレースでもありますが、まずはこの舞台で活躍する馬を考えてみたいと思います。
予想にうつりたいと思います。
10/28船橋11R
第66回平和賞(SⅢ)
◎サウスワールド
○ハートプレイス
▲ジョーロノ
△ワールドリング、マカベウス
2歳戦なので、もちろん難しい一戦ではありますが、本命はサウスワールドにしました。
デビュー戦はホッカイドウ競馬で、JRA認定競走の新馬戦を勝利し、その後、南関競馬に移籍しました。
移籍緒戦でいきなり重賞でしたが、そこで3着に健闘し、前走は川崎競馬でしっかり逃げ切りました。
必ずしも逃げる必要のある馬ではないですし、ある程度の位置をとって、内の動きを見ながら競馬をすることになるでしょう。
外枠ですが、1600mなので、1コーナーまである程度の距離もありますし、そこまで不利にはならないかと思います。
門別の認定勝ちというのは、力がなければできませんので、今回はこの馬を本命にします。
対抗は、ハートプレイスです。
ホッカイドウ競馬からの刺客の一頭ですが、この馬もサウスワールド同様、JRA認定の新馬戦を勝利しています。
2走前イノセントカップでは、鎌倉記念を勝利したリーチのコンマ2差の2着で、そこまで力差がないことも証明していますし、そのような力のある馬の参戦ですから、評価しないわけにいきません。
前走は距離延長で2着でしたが、悪い競馬ではなかったですし、チャンスは十分あるのではないかと思います。
3番手は、ジョーロノです。
前走鎌倉記念は、逃げて競馬をしましたが、内外からの差し馬勢に屈して3着でした。
差し差しの決着で、ただ一頭前に行った馬の中で粘ったという形でしたし、そのこと自体は評価していいのではないかと思います。
力のある先行馬ではありますので、前走のようにすんなり先行できれば、しぶとく粘ることでしょう。
押さえは、ワールドリングとマカベウスです。
ワールドリングは、勝った2戦はいずれも着差をつけてのものですし、2走前も惜しい競馬ではありました。
まだ、強いメンバーと戦っていないので、どのくらいの力関係かは未知数ですが、これまでのように先行できれば、十分やれていいでしょう。
マカベウスは、前走ゴールドジュニアで1番人気だったものの、道中は行き脚がつかず、何とか3コーナーから上げていって、直線もいい脚を使って2着まで来ました。
実力はあるでしょうが、前走のように行き脚がつかなかった場合、今回の最内枠があだとなる可能性も出てくるので、実力は認めて、押さえにしました。
以上が今回の予想となります。
中央競馬は、無敗の牡馬牝馬3冠馬が誕生し、歴史的な年となっています。
コロナウイルスの影響で、まだ、観客の入りは制限されているものの、その中で観戦できた方々は、歴史が生まれた証人となったわけですし、そういう瞬間をテレビの前でも楽しめたというのは、ひとえに関係者の努力の賜物でしょう。
競馬開催が危ぶまれた中でも、こうして競馬が継続されて楽しませてくれるのは、とてもありがたいことです。
地方競馬もどんどん観客が入ってきました。
南関競馬は依然として、観客動員で制限があるものの、一度だけ取りやめがあっただけで、競馬は行われています。
そして、今週は2歳の重賞で、暮れの全日本2歳優駿、はたまた、来年のクラシックにつながっていくでしょうし、来週は大井でJBC競走が行われる予定です。
楽しい秋を、競馬とともに迎えられる現状に感謝ですね。
私の予想は今月で終了ですが、11月以降も南関競馬を楽しみたいと思います。
皆さん、ありがとうございました。
引き続き、南関競馬を楽しみましょう。
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