先週の東京スプリントはいかがでしたか?
一日中降った雨で不良馬場の中、9歳馬キタサンミカヅキが好スタートから先行して、直線半ばで逃げたヒロシゲゴールドを交わし、大外から追い込んできたコパノキッキングを退けて、見事勝利をおさめました。
前走根岸ステークスの後、調子を落として休んだのが好影響をもたらしたのでしょう。
鞍上森泰斗騎手も素晴らしい騎乗だったと思います。
2着のコパノキッキングは出遅れさえなければ、といったとこでしょうね。
ただ、藤田菜七子騎手が3コーナーで馬群に突っ込んで、直線大外に出すという、なかなかガッツある騎乗をして追い込んできたのには驚きました。
なかなかああいう芸当は出来ないと思うので、素直にすごいなと思いました。
近々このコンビで重賞を取る姿が見たいですね。
本命のヒロシゲゴールドは3着でした。
気性がネックだったのですが、いれこんでいたようですね。
ただ、地方ダートでの走りに目処が立ったと思うので、この馬も今後期待ができると思います。
さて、今週は船橋競馬場で中央交流重賞のマリーンカップ(JpnⅢ)が行われます。
牝馬重賞戦線はなかなか混沌としており、大井で行われたTCK女王盃は大波乱の決着で、川崎で行われたエンプレス杯も一筋縄ではいかないものでした。
例年、マリーンカップは順当なことが多いのですが、今年は少し頭を悩ませなければなりません。
それでは、予想していきたいと思います。
4/17船橋競馬11R
マリーンカップ(JpnⅢ)
◎アイアンテーラー
○オウケンビリーヴ
▲リエノテソーロ
△ラーゴブルー
登録頭数はそれなりにいたのですが、蓋を開けてみたら、少頭数の8頭となってしまいました。
この頭数になってしまうと、正直、中央勢で堅く収まるのではないかと思います。
序列をつけると、それはそれで難しいですが、本命はアイアンテーラーにしました。
前走は12着に大敗してしまいましたが、その後間隔を開けたのは陣営の好判断だと思っています。
おそらく、タフな馬場での競馬となった、クイーン賞の反動が出ての大敗だったと思われますし、リフレッシュした今なら、2走前にこのコースで重賞を取った舞台での、再度の重賞戴冠があってもおかしくないと思います。
対抗は、オウケンビリーヴにしました。
強い馬ではありますが、昨年、クラスターカップを勝ったものの、1400m、1600mの重賞は勝ちきれませんでした。
やはり、この馬の距離適性は1200mにあると思いますし、最後の叩き合いになると、分が悪いと思います。
持っている能力は認めても、アイアンテーラーとの距離適性の差などを考えると、対抗が妥当かと思っています。
リエノテソーロは、正直よくわかりません。
3歳春までは確かに強かったですが、それ以降は馬券どころか、掲示板に入ることも少なくなりました。
昨年夏の川崎のスパーキングレディーカップで久しぶりの勝利を飾りましたが、それ以降は掲示板に乗ることなく、3戦を経過しました。
ただ、今回の相手関係、また、頭数的には、馬券圏内には少なくとも絡んで来なければいけないメンバー構成ですし、牝馬の地方交流JpnⅢであれば、まだやれると思っています。
ただ、頭まではどうかというのもあるので、3番手に評価します。
8頭しか出走していないので、本来ならこの辺で印を切ってもいいのですが、頭数的に突っ込んでくるならということで、保険にラーゴブルーもあげておきます。
おそらくこの馬が4番人気だと思うので、印は人気順通りになるでしょうが、格を考えると、一応の押さえは必要かと思うので、評価します。
おそらくこの馬が4番人気だと思うので、印は人気順通りになるでしょうが、格を考えると、一応の押さえは必要かと思うので、評価します。
チークスまで拾うと、さすがにほとんどの買い目がトリガミになりますし、逃げて大差勝ちが多いとはいえ、C1クラスの馬では、このクラスだと厳しいと思うので、消しにします。
ある意味難しいレースではありますが、以上が今回のマリーンカップの予想となります。
発走は20:05です。