過去10年の3連単の平均が22万円オーバーになるなど荒れることが多い安田記念(GⅠ)。
今年はフルゲート割れですが、GⅠを優勝したことがある馬が11頭も登録するなど豪華メンバーが揃いました。
2020年の優勝はどの馬か、過去10年の血統面、データ傾向から安田記念の優勝馬候補を紹介します。
 
 

◆過去10年の血統傾向
サンデーサイレンス系は他の中距離GⅠと比べると苦手な傾向ですが、それでも4勝しています。
その中でも現役時代に芝2400m以上のGⅠを優勝した種牡馬の産駒が4勝すべて挙げるなど好成績です。
 
 
ディープインパクト産駒はのべ36頭が出走し勝ち馬は2頭、勝率5.6%とあまり成績は良くありませんが人気薄の激走が目立ちます。
2011年は9番人気で単勝29.3倍のリアルインパクトが、2017年は7番人気で単勝12.4倍のサトノアラジンがそれぞれ優勝しました。
 
 
今回のディープ産駒はグランアレグリア、ケイアイノーテック、ダノンキングリー、ダノンプレミアム、ヴァンドギャルドの5頭が登録していますが、この中で人気がない馬から選ぶのがいいかもしれません。
 
 

サンデー系では、短距離が得意な種牡馬は苦手です。
過去には1番人気に支持されたサダムパテックやイスラボニータが3着以内にも入れませんでした。
今回はアドマイヤマーズとロードクエストの2頭が登録しています。
 
 

母父はサンデーサイレンス系が不調です。
過去10年で31頭が出走し勝ち馬は1頭のみ、勝率3.2%となっています。
去年は1番人気に支持されたアーモンドアイが3着に敗れてしまいました。
今回はアーモンドアイとペルシアンナイトの2頭が登録しています。
 
 
 

◆過去10年のデータ傾向
過去10年のデータ傾向で特徴的なものがあります。
7歳以上は不調、社台系生産馬は好調、前走5番人気以下は不調、前走上がり3ハロン2位以内は好調、の4つです。
 
 

7歳以上の高齢馬は不調です。
のべ30頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はクルーガー、ストーミーシー、セイウンコウセイ、ロードクエストの4頭が登録しています。
 
 

社台系生産馬は好調です。
のべ82頭が出走し勝ち馬は7頭と好成績です。
今回は上位人気が予想されるアーモンドアイやインディチャンプなど8頭が登録しています。
 
 

前走5番人気以下は不調です。
のべ61頭が出走し勝ち馬は1頭のみとなっています。
今回はケイアイノーテック、ストーミーシー、セイウンコウセイ、ノームコア、ペルシアンナイト、ロードクエストの6頭が登録しています。
 
 

前走上がり3ハロン2位以内は好調です。
のべ47頭が出走し勝ち馬は7頭と好成績です。
今回は上位人気が予想されるアーモンドアイやインディチャンプなど7頭が登録しています。
 
 
 
◆血統面、データ面からの推奨馬
では、血統面、データ面からの推奨馬を紹介します。
 
 

まずはグランアレグリアを推奨します。
血統面ではディープインパクト産駒ですが、そこまで人気になりそうにないので評価できます。
データ面でもこのメンバーの中ではマッチしているほうなので、期待できそうです。
 

次にインディチャンプを推奨します。
血統面では父が現役時代に芝2400m以上のGⅠを優勝したステイゴールドなので評価できます。
去年の最優秀短距離馬なので、このレースでも当然実力は最上位です。
 
 

最後にヴァンドギャルドを推奨します。
血統面ではディープインパクト産駒ですが、かなり人気薄になりそうなので評価できます。
騎手も含めて不安要素も多いのですが、データ面では結構マッチするのでヒモに加えておきたいですね。

 

keijirou-chihoukeiba

※クリックして『友達追加』で情報がLINEに届きます。

 

目今週の重賞予想がここから見れます。

右矢印http://keijirou-chihoukeiba.jp/?action_FrontDesk=true&id=6dbbc7ac8e&ad_code=td00016



競馬ランキング