乗馬クラブに自馬をもっていて、馬を預託すると 毎月10万円くらいかかります。
調教がはいると、さらに5~6万円は、かかってしまいます。
高いと思っていました。自分が払う側にいるときは。
しかし、自分で乗馬クラブをつくって、自分で馬を飼育し、調教していると
正直、最低10万くらいはいただかないとやってられないという気持ちになります。
1日の生活のスケジュールを説明すると次のようです。
暴風や台風や吹雪のときをのぞいて厩舎を使うことはあまりありません。
どうしてかというと、厩舎で馬を飼うと、掃除に時間がかかりすぎるからです。
3時間おきに、ボロを掃除したいので。
・朝は夜明けと同時に起きて、牧場を歩いて 牧柵のチェック 馬の状態チェック 牧草地チェック
馬が壊していることもあります
他の動物が壊している場合もあります
馬が(1歳馬くらいだと多々ある)牧柵に足をいれて動けなくなっていることもあります
ギシギシやオオイタドリなどの強烈な雑草が、種をつけないうちにつるはしで抜く。
水の入れ替え
エサをあげる
牧草地が柔らかい場合、馬が牧草を蹴飛ばして穴を開けている場合があるので
穴をふさぐ。ふさいでおかないと、牧草が枯れる。
ボロ が牧草の上にたまっていると牧草が枯れるので、散らす。
・冬の間はバッテリが上がらないように重機は必ずエンジンをかけて
使うようにする。マキストーブのマキを運んだり、除雪をしたりする。
・馬場にハローをかける 縦方向でかけたり 横方向でかけたりして 凹凸をなくす
・大雨が降りそうなときは、馬場の排水がしやすいように、溝を掘っておく。
・馬に乗る時間は、こういった隙間の時間をぬって、乗るというふうです。
自分で乗馬クラブを作ったからといって、好きなときに乗れるというわけではないです。
馬に乗る時間をつくるために、さまざまな作業を、さっさと片付けておかないとなりません。
・調教目的で馬にのると、馬の調子が悪い場合は、1時間以上乗ることもあります。
馬が昨日やったことを覚えていれば、30分で終わることもあります。
・腰が痛くて、調教目的での乗馬がつらいばあいは、軽く運動だけで終わることもあります。
こんな感じで生活をしているので、馬の預託で10万円くらいは頂かないとやってられない
というふうに思います。
しかしです。もっと安くする方法もあります。
あなたがもし、本格的に馬とともに生活をしたいのであれば、
毎日乗馬クラブに通ってきて、馬の世話などを自分でやることです。
水、エサ、牧柵管理、牧草管理、こんなことも、自分でやってみることです。
そうすれば、乗馬クラブのオーナーも仕事が減って楽になります。
だったら、預託料を10万円ではなく、半分にしましょうといったことも可能になります。
なにからなにまで、全部できるという人なら、土地と設備を貸し出すということもできます。
フォーチュンランチに自馬を預託して、自分で馬の管理をしたい人がいれば、
連絡してください。
いろんな作業がありますが、楽しくやれないと、続かないですよ。
ただたんに、安くしたいから、やるというのでは、続きません。疲れてしまいます。
自馬をもって、こんな牧場の仕事も趣味でやってみたという人、相談にのります。