正しい溺れ方 | 「3つの聞き方」ラポール久保の「これ、おいしいやん!これ、きれいやん!」紹介ブログ

正しい溺れ方

正しい溺れ方

正しい溺れ方?なんじゃこれ!と思った人もいる事でしょう!

でも、溺れるにも、助かる溺れ方があるのです。
昔、私が海で泳いでいる時でした。突然、片足が吊って、指先も伸ばせない状況に!

しかも、足が着かない、海底までは、5メートルはある岩に囲まれた海での出来事です。

じっと浮いていると波が私をさらい、岩にぶち当たりそうになります。

「おっ、溺れる・・」瞬間に想いました。

さて、問題です。あなたなら、こんな時どうしますか?

1.助けを呼ぶ

2.岩にしがみつく
3.潜る

検証してみましょう。

「1.助けを呼ぶ」は、「助けて~」と言った瞬間に、波を被って、大量の海水を飲んでしまう場合があります。

そして、大声を出すと、一度で周りが気付いてくれれば良いですが、何回も大声を出すと極端に体力を消耗します。

すぐに助けが来ない場合は沈んでしまう可能性大です。

「2.岩にしがみつく」は、実はとても大きな危険をはらんでいます。

海の岩はゴツゴツとしてて、そこには、貝や尖ったフジツボや、ウニなどが張り付いています。
いきなり岩にしがみつく事で、それらが、あなたの体をズタズタにしてしまいます。

また、大波が来て頭を打ち付ければ意識がなくなりますし岩にこすりつけられて、大怪我をする可能性大です。

「3.潜る」これは、「溺れる事と同じやん」と思うかもしれませが、状況によっては、実は3つの中では、最も助かる可能性があるのです。

足が吊って、多くの人はパニックになります。問題なのは、パニックになって状況が見えなくなってしまう事です。

バタバタしては体力を消耗してしまいます。

足が吊った状況を打開するには落ち着いて、深く息を吸って、一端潜り、吊った足の先を持って海中で伸ばすのです。

潜る時のポイントは体の力を抜く事です。その事で落ち着きが取り戻せます。

人は誰でも、基本は浮くように出来ています。体の力を抜けば必ず浮きますから。特に海水は浮きやすいです。

何回が落ち着いてやってると、やがて岸に泳ぎ着く位までは回復します。
または、ある程度回復したところで、落ち着いて助けを呼ぶ事も可能ですね。

私も3番の方法で随分助けられました。大切なのは落ち着いて行動する事です。

如何でしょうか?

夏にはまだ遠いですが、覚えいて損はないと想いますよ!

ラポール久保