こんにちは、うまいもこ(親)です
病み上がり連投です
前回、調査書の対策について書きました↓
そこで触れた話に、
「夏休みの自由研究を頑張る」
としていました。
今回はその話です
私自身、小学生時代はかなり力を入れて
毎年工作モノを出していました
周りの子たちもほとんどが工作モノで、
いかに目立つか、みたいな戦いでした
しかし昨今、愛知県立中高一貫校でも
「探究活動」
が重視されております
ということで、調査書ウケも意識しつつ、
「探究活動」且つ「目立つ」
ということを大方針にしました。
しかし、
普通の子を代表するしろー(兄)は、
自走で探究活動なんぞできやしません
まぁ、普通の勉強と違って、
頑張る意欲はボチボチあるようです
目立ちたい、という願望も密かにあります
ということで、
「将来を見据えて、探究活動の仕方、
優等生っぽい目立つアウトプットの出し方
についてOJTし、お手本として記憶させる」
ということを伴走者の私の大方針としました
大きな流れのイメージは↓
①調べたいテーマ
②仮説
③調査(WEB、実地)
④検証実験(できれば)
⑤実験絡みなどで模型(目立つ)
⑥模造紙にデカデカとまとめる(目立つ)
全ては網羅出来ないかもしれませんが、
このイメージをしろー(兄)に伝えた上で
親子問答からスタートしました
①調べたいテーマ
本人にいきなり聞いても、
「わからん」
「思い浮かばん」
とのこと
もう、この時点で
探究活動するレベルにはありません
「好きなモノは?」
「憧れているものは?」
「行きたい所は?」
といった質問から捻り出したキーワードは、
「織田信長」
「安土城」
とのこと。
また更に、
「なぜ織田信長が良いの?」
「なぜ安土城が良いの?」
といった質問への回答は、
「強いから」
「ゴツくて派手だから」
とのこと。
よし、じゃあ「なぜゴツくて派手か?」
を安土城跡に行って調査しよう
となりました。
②仮説
これはうっかり抜けたままで廃案
③ 調査(WEB、実地)
WEB調査を先にしてしまうと最後の答えまで
すぐに辿り着いてしまいそうなので、
「百聞は一見にしかず、でまず実地調査」
↓
「補足情報をWEBで補う」
というタテツケにしました。
現地では、酷暑の中、
まず安土山に登り、
歴史資料館系を渡り歩き、
必要な写真を撮り、
各ポイントで解説して回り、
フラフラでした
しかも、ついでに
きょー(妹)の自由研究として彦根城にも
行って、矢狭間や石垣も実地調査した後で、
日帰りはキツかったです
④検証実験(できれば)
⑤実験絡みなどで模型
実験を兼ねて模型を作る、
というややこじつけのタテツケにしました
目立ちたい、工作したい、
という本人ニーズでもあります
模型は難し過ぎてもいけません。
ある程度、大きさもないと目立ちません。
ということで、
「安土山の等高線模型」
をスチレンボードで作ることにしました
一応、私から「こんなこと出来るよ」と
提案して、本人がやってみたいと言ったので
採用されました。
OJTという名のほぼ誘導ですが
⑥模造紙にデカデカとまとめる
これは結構効果的です。
私の大学の先輩の息子さん(大変優秀!)が
夏休みの自由研究を模造紙にまとめており、
先輩がFacebookにアップしていたのを見て
参考にしました
この先輩のお子さんは、
完全に自力で、テーマ決めて、調査して、
実験して、考察して、まとめて、
と、大変素晴らしい探究活動でした
うちのしろー(兄)にも
お手本として見せましたが、
凄すぎて圧倒されていました
が、私が関与して更なるお手本とするからには
容赦なくそれ以上の凄いものにしてもらわねば
なりません
ということで、その結果のアウトプットは↓
模造紙は縦長を3枚横に繋ぎ合わせています。
なので、おおよその大きさは、
縦1m × 横2.3m
等高線模型は、
縦1m × 横0.8m
くらいです。
しっかり目立ちますね
見ての通り、完成度的には
親が手伝ったのはバレバレです
でも、そんなのは良いんです
探究活動とはなんぞや?!
ということの一端でも経験してもらえたらなら
それで良いのです
放置されて1人でやるより、
遥かに努力したことは間違いないのです
普通の子では経験も発想もできないような、
そこまでやるの?!
なるほどそうやるのね!
という経験をいくつもさせました
アウトプットそのものの出来というより、
本人の努力・経験だけは認めてもらいたいです。
(でも、成績表には一言もありませんでした)
放置したら出来ない子を
放置してもロクなものは出来ません。
それで自己肯定感が下がるくらいなら、
大変さの後に来るちょっとした優越感
を感じてもらった方が良いんです
それにしても、
きょー(妹)の分も並行してやるのは
ホントに大変でした
ぶっちゃけ、
指導無しで初めから終わりまで
自分一人でやった方が遥かに楽で早い
とは思いますが、
伴走者として、経験・知見を授ける者として、
私なりに身を粉にして頑張りました
私なりに信念を貫き、
それなりの効果はあったと信じています