私は、流山で環境団体で余暇に活動しています。
この度、市の補助金の申請が無事に通りました。
耕作放棄地の再生と農業振興と地域活性化、環境教育、生物多様性と、様々な分野ですべてに対してプラスの効果が期待できるプランをつくりましたが、同じ行政の中でも「農政課」では、『農地は農家にしか貸せない』といい一般人で構成する環境団体には貸してくれません。
農地だし、我々は一般人だから仕方ないです・・・って諦める訳にはいきません。
「農地」だったのは過去の話で、現在は草ぼうぼうの「放棄地」となった場所を活用して、団体の皆さんで作物を作ろうと思っているのですが・・・
農家じゃないから貸せませんって・・・・これ変ですよね!
その「農地」は草ぼうぼうで耕作放棄しているから、農地では既になくなっているのではないでしょうか?
そのような放棄地の再生を兼ねて我々が手を加えて作物作りをしようと思っているにも関わらず、「農家にしか貸せません」ってどういうことなのでしょう?
農家の問題は、高齢化や後継者がいないから作物作りが出来なくて放棄しているのに・・・・・
ちなみに、農家となるには3反以上の農地があることと、農協に加盟することなのですが、
3反は週末に集うメンバーに管理は無理な話です。
このように、行政でも立場が違うと障害となることが多いですよね。
農家個人と相対契約することを農政課が止めているのですから、始末に負えません。
では、農政課としては、耕作放棄地問題をどう解決するつもりでしょう?
強制的に農家に管理をさせるのか、このまま放棄地として見て見ぬふりを通すのか?
それとも、企業に売って宅地や工業地に変えてしまうのか???
流山から農地が消えていくことに危機感を感じます。
他人事ではありませんよね。