ヒラリークリントン国務長官がハーバード大学の講演で中国を批判している内容でした。
ＹｏｕｔｕｂｅにＵＰされていますのでご覧下さい。
【禁言ブログ】中国は最も貧しい国になる？
http://www.youtube.com/watch?v=LdxQK9bCsFo&feature=player_embedded#!演説内容
１、中国9割の官僚家族と8割の富豪が、すでに移民申請を出したか、その意向がある。一国家の指導層と既得権益階級がなぜ自国に自信をなくすのか理解しがたい。
２、中国人は社会の個体として、国家と社会に対して負うべき責任と義務がわかっていない。受けた教育やメディアの宣伝は憎しみと他人や他国を歪曲した内容で人々の理性と公正な判断力を妨げる。
３、中国は世界で数少ない信仰のない国で、全国民が崇拝するのは権力と金銭のみ。利己的で愛心のない、同情心を失った国家が国際社会の尊重と信頼を得られると思うか？
４、中国政府の政治は、人民をだまし、人間性にそむいている。人民大衆は過去の権力の奴隷から今は金銭の奴隷に変わった。このような政権がいかに人民の尊重と信頼を得られるか。
５、大多数の中国人は「面目が立ち」、「尊厳のある生活」とは何かわかっていない。民衆にとっては権力と金銭の獲得が生活の全てで、成功なのだ。全民腐敗、堕落といった現象は人類の歴史上でも空前絶後だ。
６、「環境破壊と資源の略奪」「贅沢と浪費」の生活方式では、地球が何個あっても足りない。
憚ることのない環境破壊と資源の略奪、贅沢と浪費の生活方式は何個の地球だと供給できるのだろか? 他国が危惧するのも当たり前だ。中国政府はいつも民衆の注意力を他国にそらし、敵を造り、自分の圧力を外部に転嫁させようとするが、時代の流れと人類文明の趨勢に従い、自ら変革を起こし、民生に関心を払い、民主を重視し、無責任な抑圧をやめるべきだ。でないと、中国はますます不安定になり、将来大きい社会動乱と人道災難が出現し、20年後 中国は世界で最も貧しい国になるだろう。これは全人類と災難であり、米国の災難でもある。
この内容を「ヒラリー予言」として既に聞いた方もいるかもしれませんね。
この「ヒラリー予言」は、中国を的確に表していると評価されています。
このようにヒラリークリントンが中国を批判した理由は、中国政府が米国債の購入を断ったからです。
米国国債保有ランキング
上位10か国は次の通り（単位、10億ドル）。
中国(China, Mainland)1178.9 、
日本(Japan)1095.9、
石油輸出国(Oil Exporters) 264.5、ブ
ラジル(Brazil)225.5、
カリブ海の金融センター(Carib Bnkng Ctrs)223.8、
台湾(Taiwan)178.1、
スイス(Switzerland)148.1、
ロシア（Russia）142.1、
香港（Hong Kong）140.5、
ルクセンブルグ（Luxembourg）138.3。
１位 中国 ２位 日本 は３位以下の組織や国とは桁違いに購入していることが分かります。
ヒラリークリントンの中国批判には、裏があったからですが、米国債を中国と日本が買い支えているのには疑問を感じませんか？
上記の通り、日本の米国国債保有高は２０１１年２月時点で8903億＄
１＄＝８０円としても７０兆円以上あります。
2012年７月で1兆1171億＄＝８５兆円以上購入しているのです。
震災復興費用や雇用問題、年金問題なんて、この国際を売却すれば解決すると思いませんか？
ヒラリーは３．１１の直後の４月に来日しました。震災後１ヶ月程で来日したクリントンの意図は、
・復興費捻出に米国債を売らせないよう脅しに来た。
・逆に３０～５０兆円の米国債を売りつけに来て買わされた。
・復興ビジネスに米国を優先するよう脅しに来た。
・自国の原発メーカーのために原発廃止に釘を刺しに来た。
・東日本の農業壊滅に乗じてＴＰＰをゴリ押しに来た。
といわれています。
日本からしたら、中国の批判は的確ですし、異論はありませんが、継続購入を押し付ける米国にも大きな問題があります。
日本が完全に独立国となるには、米軍が日本から出て行くことであり、米国のいいなりから脱却することでしょう。