今日は朝一番で、滝行に行ってきました。
先週、一輝美鳳(かずきみほ)さんからお誘いを頂き本日の予定を組みました。
場所は、埼玉県越生の黒山三滝です。
ここには、天狗滝・女滝・男滝があります。
※天狗滝は少し離れた場所にあり、この写真の下が女滝で上の勢いが強いのが男滝です。
これが、今回の修行の地、男滝です。
生まれて初めての滝行です。
10年程前から「滝に打たれるってどういうことか?」未知の体験にとても興味がありました。
『滝に打たれる意味はなんだろうか?』は、やってみないと分からないことと棚上げしてきました。
「密教や修験道、神道の修行方法の一つとして行われている」とウィキに載っていました。
精神的な修行をしたことのない一般人の自分としては興味はあるものの、機会もなく見送って来たイベントでした。
イベント・・・そう、最初はそんな軽い気持ちでした。
男滝について、一輝さんから滝行について色々と教わるうちに、「イベントというような軽い気持ちでは出来ない」ことを感じました。
まず、第一に滝行は「呼ばれないと来れない」という神事であること。
これは、神社参りと同じ意味合いです。
日本人独特の感性だと思います。八百万に神の存在があることが分かる感性でしょうね。
第二に、滝の場に入れないこと。足をすくわれたり、滑らしたりして災いがあるそうです。
意味的には、滝行に参加出来ない状態で、無理に滝に打たれようとすると滝坪に落ちたり、足をすくわれる以上の災いが起きる可能性があるそうです。
第三に、身支度を済まして、滝行の場に行っても、滝の下に入れないこと。
即ち、滝から弾き出されてしまうことがあるそうです。
ですから、滝に近づいて、「無理」と思ったら止めることを約束しました。
このような説明を受けましたが、現場を見ても内心はまだ余裕がありました。
女性に出来ることが、男子に出来ないことはないという傲慢な気持ちがありました。
一輝さんは数年前から「滝行」をやっていることを知っていたので、
このタイミングで御誘い頂いたのも何かの導き=「引き寄せ」と思いましたし、
一輝さんが滝行を始めた経緯などに興味があったので滝行をライフワークにしている一輝さんと一緒なら何か学べると思いました。
途中、不思議なことがありました。
まず、一輝さんによると、始めて「雨」が降ったそうです。
年間数十回も滝行に行っている一輝さんも、「雨」の日に滝行に行くのは初めてだそうです。
予報では曇りで山の手前までは曇っていたのに、滝に行ったら雨が降ってきました。
もちろん、水に濡れるのだから雨ではひるまないで足元に気をつけて滝まで登っていきました。
一輝さんの写真を撮ると、白いエネルギーで覆われている感じに写ります。
実際に見た目には顔は流れ落ちる水の中にはっきり見えるのですが、写真では真っ白に写ります。
そして、なんと言っても、私に写る写真の滝の水の感じと一輝さんに落ちる水の感じがまったく異なるのです。
一輝さんには白い“そうめん”のような細かい流れが写るのですが、私には荒々しい太い水のような感じになるのです。水の色も違います。
同じ日、同じ時間帯に同じ携帯で撮影したのに、このように違いが出るのです。
これも不思議なことです。
一輝美鳳さん
最初に一輝さんの滝行を拝見させて頂きました。
さすがにベテランです。
ものおじせず、簡単に滝の下に入って行きます。
彼女は、滝に打たれながら真言を唱え、遠隔で多くの方にエネルギーを送っていました。
彼女の滝行が終わると、滝の周りには人がたくさん集まっていました。
滝に来る途中は誰にも会わなかったのに・・・・
さいたまの大学の20名程の一行で滝行の場所を確認しにきたそうですが、一輝さんの滝行をずっと
見ていたそうです。私も背後に人の気配を感じませんでした。
私の番となり、滝の脇に行ったときに明らかに空気=気の流れが違うことを感じました。
そこは、冷たくて冷たくて、写真の向かって左側の水流の弱い位置に立った時に
「はじかれて滝坪に落ちるかも」と言う恐怖も湧きました。
過去に、体験したことのない「恐怖」を感じて、勇気を持って止めようかと何度も迷いました。
しかし、「ここまで来て、ここで帰るのも・・・」という自分の中の葛藤もありました。
『ここで止めたら後悔するかもしれないし、それよりも、次回には来れないかも知れない』という
恐怖も湧きました。
滝の入口に立ってみて、「滝に打たれるイベント」などという甘い考えだったことを反省しましたし、
女性に出来るから初心者でも大丈夫などという傲慢な気持ちは「危険だ」と反省しました。
そこは、厳しい世界でした。
自分が試される場所でした。
とにかくそこに立つと冷たい冷たい世界なのです。
たった半歩違うだけで空気が全く違うのです。
次元が変わるのを感じます。
ここが、「神界」なのか???
すごい厳しい世界に足を踏み入れていることを感じました。
少し迷う時間がありながら冷静に心の準備を整えて、よしと気合を入れて、
意を決したら、「出来る・大丈夫」と閃きがありました。
いよいよ、滝の本筋の下に入る時が来ました。滝坪に落ちないように、水流に弾かれないように
慎重に足を踏み入れて足場を確保します。もちろんその間も水の勢いは変わりません。
写真では右足が少し浮いているように見えますが、足場が安定しないのです。
足を揃えたら、弾き飛ばされそうな恐怖もありました。
滝の本筋の下に入ると水の水圧(重み)が凄いのかと思っていたら、それは案外とそうでもなく、すぐに慣れました。
水の勢いには耐えられたものの、水の冷たさが頭の頭頂部から背骨や両肩にかけてつきささりました。
特に丹田にずしずし響くような刺激です。
男性機能が縮みあがります。
どのくらい経ったのか分かりませんが、1分経ったでしょうか、不思議に身体が内部から温まってきました。
水の音の恐怖にも慣れてきました。
絶え間なく落ちて来る水の刺激にも慣れてきました。
慣れてきたら最初は手を強く合唱していたのですが、合せている指先が自然と開きました。
そのとたん隙間に入り込む水はとても冷たく、掌で氷を掴んだような冷たさを感じるのです。
そしてまた合唱を強くすると、不思議に掌が温かく感じるのです。
とても不思議な体験です。
次に、手を広げて全身で受け取ろうとしたり、拳を水平に突き出したりしました。
不思議なもので、身体が勝手に動くのです。
自分の意思なのかどうかわかりません。
不思議に身体が誘導されて導かれるように動きます。
初めての体験です。
撃たれている間は、無心の時とそうでない時がありました。
時間の感覚はまったくありません。
打たれている時間は5分もなかったと思います。
自分の中で、「よし!」と声がして、自らの意思で出ました。
終わってから体温が奪われて身体がぶるぶる震えるかと思ったら、そんなこともなく、逆にホカホカと温かいのです。
気分も達成感もあってすがすがしい気分です。
一輝さんは、私の滝に打たれている間はずっと真言を唱えてくれていました。
温かく見守られている感じがしてとても心強かったです。
しかし、やはり滝行をやると不思議なことがたくさん起こることを確信しました。
まだまだ、奥が深いと思います。
これを機会にまた、行ってみたいと思います。
朝から滝行について指南してくださった一輝さんには本当に感謝です。







