【農業】冬季湛水 | モンちゃんのブログ

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不耕起栽培の田んぼでお米を作りホタルを増やしたり、自然農法の畑で作物を作ってます。千葉県環境学習指導員の認定を受け環境の体験学習や講演等をしてます。環境社会検定保有し、省エネ生活を実践中!blogは主に医療・食料・環境を中心に、様々なジャンルで更新してます。

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千葉県香取郡の冬季湛水の田んぼ
日本不耕起栽培普及会 会員


不耕起栽培の田んぼでは、冬季湛水(とうきたんすい)をすることで

微生物が刈り取り後の株を分解してくれます。

慣行農法では今の時期に耕運機で耕します。

この差は作物にも作業にも環境にも大きな違いを産みます。


刈り取りをした田んぼには冬の間水を張り続けます。

耕起しないので田んぼには前年の切り株が残っています。


田植えの時は、この前年の株の間に苗を植えて行きます。


慣行農法から見たら、横着な農業ですよね


前年の稲株を耕運しないのですから。


田植えの時期は不耕起慣行も同じですから、

耕された田んぼの苗はすくすく育ちます。


耕されていない田んぼの苗は、自力で根を伸ばして行きます。

そのため、7月くらいまでの稲の成長は明らかに慣行農法

田んぼの方が早いのです。


しかし、自力で成長した不耕起の苗の後半の成長は著しいのです。

収穫の時期には深く頭を垂れているのです。


これは、根を見れば一目瞭然です。

この差が、美味しさの差にもつながっているのです。


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