サヨノネイチヤ、勝島王冠優勝おめでとう!
本当ビックリしました。まさか勝てるとは。。。
無敗だった頃からずっと追いかけてた馬。
ちなみにネイチャではなくネイチ「ヤ」です。
本馬の母親オムスビの母の母がウラカワミユキ、あのナイスネイチャの母です。
ナイスネイチャの子孫は既に途絶えており、ウラカワミユキの牝系で繁殖として残っているのはオムスビだけ。
血脈存続は危機的な状況ですが、オムスビ自身の繁殖成績は優秀で、ユキプロスパー(ネイチヤの半兄)が名古屋競馬で8勝、ミスジャカルタ(ネイチヤの全妹)はホッカイドウ競馬で2勝をあげています。
そしてミスジャカルタの一つ下、ライスネイチャは中央の厩舎に入厩しています(骨折のため未デビュー)。
サヨノネイチヤはずっと大井競馬場で走ってますが、デビュー戦から圧勝に次ぐ圧勝。
5戦目と7戦目で2着に敗れますが、その後も勝ちを重ね、前走のスポーツニッポン賞は格上挑戦でした。
そこで勝利したのもすごいんですが、そこからさらに格上の重賞、勝島王冠に出走を表明して驚きました。
このレースは1着に東京大賞典の優先出走権が与えられる大井の重賞レース。
南関東の一線級の馬が揃っており、例えば1番人気のライトウォーリアは前回の覇者で東京大賞典と川崎記念で5着になった馬。2番人気のスワーヴアラミスは元々中央で重賞3勝した馬で、8歳になってからも交流重賞の日本テレビ盃で3着に入るような馬です。
格上挑戦で斤量が軽いとはいえ、さすがにこのメンバーでは厳しいと思ってました。
5着くらいに入れればいいかな。。。と思ってましたが、直線で先頭のライトウォーリアを追い込み同時に入線!
ハナ差でまさかの重賞初勝利となりました。
この勝利で東京大賞典の優先出走権が得られましたが、年内休養し、ブリリアントCから帝王賞を目指すそうです。
サヨノネイチヤの今後の活躍、そしてウラカワミユキの牝系が今後も存続する事を心より願っています。
13日の全日本2歳優駿(交流G1)ではフォーエバーヤングが7馬身差の圧勝でした。
リアルスティール産駒初めてのG1勝利!
これでドゥラメンテが勝った2015年皐月賞の1~4番人気の馬(サトノクラウン、リアルスティール、ドゥラメンテ、キタサンブラック)が全て種牡馬としてG1馬を送り出したことになります。
本当にとてつもない世代ですね。
ウマ娘で有名な藤田晋氏の所有馬、そしてコントレイルやパンサラッサで知られる矢作芳人厩舎の馬でもあります。
矢作厩舎の馬という事でケンタッキーダービーなど海外への挑戦も期待されますが、来年から大井競馬場で3歳ダート三冠も始まります。来年に向けて色々な夢が広がる勝利になりました。
ウマ娘アニメは11話まで来ました。
もう終盤ですね。
2度目の天皇賞春を勝利したキタサンブラックは春の古馬三冠を目指して宝塚記念に出走します。
ここを勝って凱旋門賞への挑戦も期待されてましたが、直線でいつものような伸びはなく、9着に敗れます。
勝ったのはサトノクラウン。香港ヴァーズに次ぐ2度目のG1勝利(国内では初G1勝利)でした。
敗因は良く分かっていません。
阪神競馬場が合わなかったかもしれないし(阪神でのキタサンの成績は4戦1勝)、暑さに弱かった、疲れが残ってたなど色々な理由が考えられますが、鞍上の武豊騎手も「分からない」と答えていたそうです。
いずれにせよ、凱旋門賞への挑戦は白紙となり、年内は国内のレースに専念する事になります。
秋の初戦は天皇賞秋。
既にG1を5勝していたキタサンブラックは天皇賞秋とジャパンカップ、有馬記念に出走し、年内で引退する事が発表されてました。
このレースはご存じの通り、キタサンブラックを語る上で欠かせない、名勝負となっています。
台風22号が接近する不良馬場の中でレースは行われ、キタサンブラックはスタートで出遅れますが、道中徐々に前に上がり
直線で一番馬場の悪い最内から先頭に立ちます。そして進路を内に取ったサトノクラウンを抜かせずクビ差で勝利します。
この時のフジテレビの倉田大誠アナの「仁川の悲鳴は杞憂に終わった!」という実況も有名。
キタサンブラックが不良馬場でレースするのはこれが初めて。
稍重でレースをしたのは数回あるものの、本格的な重馬場でレースをしたことはなく、逆にサトノクラウンは重馬場の京都記念を勝利した事があり、前走の宝塚でも稍重で勝っているため、こういう馬場ではサトノクラウンは有利だという事は言われてました。
そんな馬場で一番状態の悪い最内を選択してサトノクラウンに競り勝つ。
改めてキタサンブラックという馬の強さを印象付けるレースであったと思います。
今回は色々あって早めに投稿しました。
先程ニュースでイクイノックスがアーモンドアイと種付けする事が決まったみたいですね。
本当に楽しみです!
ちなみに今月は年末にもう1つ記事を書く予定です。
最後に明日の朝日杯の予想をして終わりたいと思います。
17 シュトラウスの単勝
ではでは~