大分寒くなってきましたね。
体調は万全な状態ではないですが、ここ2、3週間を振り返っていきたいと思います。
まずはマイルチャンピオンシップ。ナミュールが最後方からの差し切り勝ち!
藤岡康太騎手と言えばジョーカプチーノのNHKマイルカップを思い出しますね。
ゲットフルマークが大逃げをする中、単独2番手で馬群を引き離し、直線でも伸びてそのまま先頭でゴールイン!あれは衝撃的でした。
あれから14年ですか。急遽の乗り替わりでしたが、道中よく我慢して後方で末脚に賭けるレースをしたと思います。
本当に素晴らしい騎乗でした。
ご存じキョウエイマーチのひ孫。
ずっと期待されてG1では二度1番人気になりましたが結果が出ず、このまま終わるのではないかと危惧しましたが、遂にG1に手が届きました。
次は香港マイルとのことで、楽しみです。
そしてジャパンカップ!
イクイノックス、圧巻の走りでしたね。
牝馬三冠、それも4kgも斤量が軽い馬相手に4馬身差とは!
今まで逃げや追込など色んな脚質で勝ってきましたが、前走のレコード勝ちやこの勝ち方を見るに、やはりこの馬の本質は先行だったのかなと思います。
リバティは初めての古馬との対戦で2着。スターズオンアースもドウデュースも頑張りましたし、タイトルホルダーも長い直線で5着に粘る健闘を見せてくれました。
そしてパンサラッサ!レースを盛り上げる見事な大逃げでしたね。
もちろん距離が合わないのは分かってました。元気に走ってくれるだけで十分。
それが去年の天皇賞秋のような大逃げ!直線は途中まであわやと思わせるリードで競馬場を沸かせてくれました。
最後は流石に長かったのか12着になりましたが、この馬の能力を最大限に生かした騎乗をした吉田豊騎手に感謝したいです。
今回はどの馬も力を出し切った感じですごく良いレースでした!
ドゥラメンテが産駒が2着3着5着に入ったことで、ロードカナロアを抜いてリーディングの首位になりました。
ただ、差は僅差で、昨日チャレンジカップでカナロア産駒が勝ったため、再度逆転した可能性があります。
今の所有馬記念でスターズオンアースとタイトルホルダーが出る予定のため、ドゥラメンテの方が若干有利ではありますが、どうなるか最後まで分からない状況です。
レース後、イクイノックスとパンサラッサが引退、種牡馬入りが発表されました。
イクイノックスの引退については色々意見がありますが、有馬は去年勝ってるし、獲得賞金も1位になっているので、個人的にはもう十分なのかなと思います。
キタサンブラックが今年242頭も種付けしているので、体調面で心配でしたが、イクイノックスの種牡馬入りで負担が分散されるのが期待されます。
ちなみに今年のキタサンブラックすごいですよ。相手がアーモンドアイやシャトーブランシュ、ソウルスターリング、ノームコア、マルシュロレーヌ、メイショウマンボなど。メーヴェやラヴズオンリーミー、ドバイマジェスティなど産駒が活躍した繁殖牝馬とも種付けしてます。
パンサラッサの方はシャトル種牡馬として南米の方でも種付けを行うみたいですね。
両馬とも本当にお疲れ様でした。種牡馬としての活躍を期待してます。
ウマ娘の方は9話まで来ましたね。
実馬の方のキタサンブラックは1度目の宝塚記念の後、京都大賞典を勝利し、ジャパンカップへ出走します。
このレースでキタサンブラックは道中スローペースに落とし、直線でも寄せ付けず2馬身半差で押し切りました。
今までキタサンブラックは菊花賞と天皇賞春と、長距離G1で勝ってきたのですが、これで初めての中距離G1勝利となりました。
それも府中のあの長い直線を逃げ切るのですから…1番人気ではありましたが、何気にすごいレースだったと思います。
ちなみにジャパンカップを逃げ切った馬は他にカツラギエースとタップダンスシチーしかいません。
そしてこのレースはサウンズオブアースが最後に2着になったレースでもあります。直線で実況の福原アナウンサーが「サウンズオブアース!サウンズオブアース!サウンズオブアース!」と連呼していたのが妙に印象に残ってます。
そして有馬記念、サトノダイヤモンドとの初対決になりますが、最後交わされて2着に。
サトノダイヤモンドとしては会心のレースでしたね。キタサンブラックは直線でもしぶとい馬で、並ばれてもなかなか抜け出せないのですが、それを最後の一瞬で交わしきる。ルメール騎手の好騎乗が光った一戦でした。
翌年、キタサンブラックはこの年G1になった大阪杯に出走します。
キタサンブラックは実は阪神競馬場が苦手。前年もG2だった頃の大阪杯に出ているのですがアンビシャスに敗れて2着。宝塚記念でもご存じの通りマリアライトとドゥラメンテに敗れてます。
イクイノックスも宝塚ではクビ差勝利と苦戦してましたね。
そんな阪神が苦手なキタサンブラックでしたが、本戦ではマルターズアポジーが大逃げする中、冷静に3番手で折り合い、直線で抜け出してステファノスやヤマカツエースの追撃をしのいで勝利。苦手な競馬場を克服したレースでもありました。
ちなみにフジテレビでキタサンブラックが勝った時に馬主席の北島三郎さんを映すようになったのはこのレースが初めてだったと思います(間違ってたらすみません)。
参考までに
その後、キタサンブラックは去年勝った天皇賞春に進みます。
前回サトノダイヤモンドに痛い敗戦を期したキタサンブラックでしたが、今度は直線でヤマカツライデンが大逃げする中2番手で折り合い、直線でサトノダイヤモンドやシュヴァルグランの追走を寄せ付けない感じで逃げて1馬身1/4差で勝利!
しかもあのディープインパクトのレコードを破るというとんでもないタイムでの完勝でした。
ちなみにこの時のレコードタイム、3分12秒5は3200mの世界レコードであり、現在も破られていません。
天皇賞春のレコードはライスシャワー→マヤノトップガン→ディープインパクト→キタサンブラック
と推移しています。見事に名馬揃い。
どうでもいいですが、小湊鉄道やいすみ鉄道、一度乗ってみたいですね。
今日はチャンピオンズカップの日ですね。
あと中山のメイン、ラピスラズリSでカンティーユが出走するので楽しみです。
最後にチャンピオンズカップの予想をして終わりたいと思います。
単勝12
馬連12-15
複勝2
ではでは~