本当は先週書くつもりだったんですが、体調がすぐれなかったため、お休みしてました。。。

少し間が開いてしまったので、これまでの事を簡単におさらいしていこうと思います。

 

まずは天皇賞秋。イクイノックス、強かったですね~

まさか世界レコードとは!

ジャックドールが作ったハイペースをついていって、後ろの馬も完封する。圧巻のレースでした。

ジャパンカップが最後なのかは分かりませんが、これだけの馬ですので、無事に種牡馬になって血を繋げて欲しいなと願うばかりです。

 

 

その他ではブリーダーズカップや地方競馬のJBCデーなど色々ありました。

JBCスプリントでは兵庫競馬所属のイグナイターが初G1制覇!

元々交流重賞で何度か中央馬を破って勝利したことのある実力馬。最近でもさきたま杯で7番人気ながら勝利するなど調子は非常に良かったようです。

前走マイルチャンピオンシップ南部杯ではレモンポップの圧倒的な強さに屈しましたが、今回で遂にG1に手が届きました。

 

これでエスポワールシチーの後継種牡馬になりそうな馬が出ましたね。

同馬ももう18歳。イグナイターや他の産駒ももう少し頑張ってもらって血を広げてほしいところです。

 

 

ブリーダーズカップは日本馬の勝ちはなく、残念でした。

ただBCターフのシャフリヤールはあのオーギュストロダンを相手に3着、BCクラシックではデルマソトガケが2着と健闘したと思います。

アメリカの最高峰のレースだけに勝つのは難しいですが、日本馬には今後もブリーダーズカップに挑戦して欲しいですね。

マルシュロレーヌやラヴズオンリーユーに続く馬が今後出る事を期待してます!

 

 

ウマ娘のアニメももう6話まで来てますね。

6話の最後、本当感動で涙が出ました。。。

 

キタサンブラックの所属である清水久詞厩舎は現在では珍しくハードな調教をする厩舎として知られています。

 

ミホノブルボンやレガシーワールドの戸山為夫調教師と通ずる部分があったのかもしれません。

実際清水調教師は戸山調教師の考えに共感する部分があるとインタビューで言ってました。

 

テレビで見たことがあるんですが、戸山調教師はあまり血統の良くない馬を多く預かっていました。そして、この当時、サラブレッドの数は1世代10000頭を超えており(現在は1世代7000頭台)、バブルが崩壊し、地方競馬が縮小される中、明らかに多すぎる状況でした。

そのため、種牡馬になるためのハードルも、乗馬として引き取ってもらえるハードルも非常に高く、サラブレッドとして活躍させてあげないとその運命は過酷になるという状況でした。実際ライスシャワーやケイエスミラクルなど、時代に翻弄されてしまった馬も多くいます。

だからこそ、戸山調教師もハードトレーニングで何とか走らせて、所属馬の未来を切り開こうとしたようです。

 

実際ミホノブルボンも種牡馬になれましたし、レガシーワールドも功労馬として2021年まで生きてました。これが戸山調教師の調教の成果とも言えるかもしれません。

 

もちろんハードトレーニングでも上手く行く馬と行かない馬がいます。キタサンブラックやミホノブルボンに共通する部分としては大型馬で丈夫、そしてよく食べる馬だったということです。それだけに鍛えたら強くなれる余地がありました。

 

ハードトレーニングの効果はどれだけあるかは不明ですが、いざという時に踏ん張れる馬が多いらしく、実際キタサンブラックの1回目の天皇賞春ではカレンミロティックに一旦は差されているものの差し返してハナ差で勝ってます。

通常、先行している馬が差されてしまうとそのまま下がってしまう事が多いですが、それを差し返して勝つのだから、本当すごい根性だと思います。その根性こそ、ハードトレーニングの成果なのかもしれませんね。

 

 

1回目の天皇賞春を勝った後、キタサンブラックは宝塚記念に向かいます。

この時ケガから復帰してドバイなどで転戦したドゥラメンテと古馬になって初めてのレースになるのですが、勝ったのはその2頭ではなく、前年のエリザベス女王杯を制した伏兵、マリアライトでした。

 

この当時の状況は詳しくは分かりませんが、動画を見ると、勝ったマリアライトより2着のドゥラメンテや3着のキタサンの事を書いているコメントが多く、少しかわいそうだな~と感じてはいました。

 

 

そして一つ下のクラシック戦線ではサトノダイヤモンドが走っていました。

 

サトノ冠名はこの時まだG1未勝利。特定の馬主がなかなかG1を勝てないというのはよくある事で、実際キタサンこと北島三郎さんの馬もキタサンブラックまで50年以上G1を勝てていませんでした。

 

ただ、サトノこと里見治(さとみ はじめ)オーナーはこの時代、セレクトセールで高額馬をよく買ってまして、サトノダイヤモンドは2億3000万円、サトノクラウンはあの金子真人オーナーと競った後5800万円、サトノアラジンは1億3650万円で落札しています(サトノでG1を勝ったのはもう1頭、サトノアレスがいますが、こちらは母がサトノの馬)。

 

特にサトノダイヤモンドはデビューから3連勝できさらぎ賞を制覇、皐月賞では1番人気、ダービーも2番人気と期待されていた馬だったため、この馬で初G1を勝ちたいという思いは強かったように思います。

 

菊花賞の時の吉原アナウンサーの実況もすごく良かったですね。

 

 

かなり駆け足になりましたが、この3週間を振り返ってみました。

 

最後にエリザベス女王杯の予想をして終わりたいと思います。

 

1ブレイディヴェーグの単勝

 

ではでは~