今回の記事は、少し野球とは離れて…。

先週末は、自宅からほど近くの商店街にて行われたイベントに行ってきました。

このイベントはもう半世紀近く、毎年夏のこの季節に行われているもの。

以前は商店街のイベントらしく大売出しと抽選会、それに子供向けの縁日…みたいな内容だったのですが、数年前から内容を大幅リニューアルして音楽フェスを中心とした内容に変わりました。

でもって、この”音楽フェス”の出演者が毎年なかなか豪華。

今年はスチャダラパー、エゴラッピンの両バンドを中心に、峯田和伸さん（銀杏BOYZ）や荒川良々さん、岸野雄一さんなども出演されました。

こちらはDJブースに登場した、スタディストの岸野雄一さん。

一見すると、ただの音響スタッフのおじさんのように見えなくもない（←失礼）ですが、DJ業のほか音楽評論家、ラジオパーソナリティなどとしても活躍されています。

珍盤レコードのコレクターとしても有名で、私が大ファンである伊集院光さんのお昼のラジオ番組「伊集院光とらじおと」でも、長らくコメンテーターとして出演をされていました。

このイベントのウリはなんといっても、アーティストと観客の近さ。

商店街の通り沿いという限られた場所で開催しているが故の、広い野外フェス会場では味わえない魅力のひとつです。

岸野さんのプレイをみていると、その後ろに野球帽を被った人を発見。

グレーのTシャツを汗だくにしながら、岸野さんのプレイに見入っています。

ただの観客…かと思ったら、よくみたら銀杏ＢＯＹＺの峯田和伸さんでした(笑)

これぞまさに、このイベントの”近さ”を象徴するような光景です。

そして岸野さんのプレイが終わると、大きな拍手に包まれて峯田さんがＤＪブースへ。

「ラムのラブソング」や、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」などの”謎選曲”で会場を大いに盛り上げてくれました。

峯田さんの次は、荒川良々さんが登場。

普段は俳優としてテレビで活躍されている荒川さんがDJ業もやられるということを、私はこのイベントで初めて知りました。

そして、独特の雰囲気が魅力的な荒川さんですが、それはこの日も健在。

ほかのDJの皆さんとは異なり、ブースを取り囲んだ観客とコール＆レスポンスのようなコンタクトを取ることもなく、ただ黙々とターンテーブルを回していき、

最後のレコードをかけ終わると、特にフィナーレらしいこともなく、丁寧かつ静かにリュックサックにレコードを仕舞ってゆっくりと去っていきました。

なんというか、私のもつ荒川さんのイメージ通りのプレイで安心しました(笑)

その後はメインステージにスチャダラパーの３人と、引き続いてエゴラッピンの２人が登場し、会場のボルテージは最高潮に。

商店街を埋め尽くす人の波は、夜遅くまで消えることがありませんでした。

夏の終わりに、こういうにぎやかなイベントがあるというのは良いですね。

主催された商店街のみなさん、素敵な企画をありがとうございましたm(_ _)m

【きょうの収穫】

ＤＪブースで出演された岸野雄一さんと荒川良々さんから、それぞれサインを頂きました。

ありがとうございました！

8/31 野球を離れて…