話題満載の日曜競馬でした
今週、JRAでの唯一の重賞マーメイドステークス。
思い切った大逃げで後続を完封したのは4番人気アリスヴェリテでした。
(Photo:JRA-VAN公式 X)
アリスヴェリテの手綱を取ったのは、永島まなみ騎手、デビュー4年目、見事な初重賞制覇となりましたね。
ハンデ50キロの軽斤量を活かし、内枠から先手を主張してきたベリーヴィーナスを抑えて1コーナーに飛び込み、そのまま後続を突き放す大逃げの展開、条件を利したレース運びは見事な勝利。
今日6月16日は父の日、父・永島太郎兵庫競馬調教師にとっても最高のプレゼントになったと思います。
永島まなみ騎手、初重賞制覇、本当におめでとうございました。
そして、JRA終了後の水沢競馬では東北優駿が行われました。
単勝1.0倍!断然の1番人気フジユージーンが圧巻のレースを見せてくれました。
(Photo:地方競馬全国協会 X)
前走からプラス10キロ、562キロの馬体は出走馬で2番目の馬体重だった3着セイバイラックの472キロに比べて100キロ近く差がありますから、もうパドックから1頭だけ別の生き物に見えてしまうほど(汗)。
逃げたコンバットスプーンが403キロの馬体重、それを2番手でマークする映像は、ちょっと遠近法おかしいと思ってしまうくらいでした。
3コーナーから持ったままで後続を突き放し、2着サクラトップキッドに大差をつける圧勝劇。
まさに「岩手の怪物」です。
デビューから8戦8勝、先日の東京ダービーの回避は残念でしたが、レース後のコメントでは9月の不来方賞に直行するとのこと。
今年から不来方賞はダートグレードJpnⅡになりましたからね、中央勢や他地区の馬との勝負がようやく実現することになりそうです。
夏を無事に乗り越えて、9月の不来方賞に出て来てくれること、楽しみに待ちたいと思います。
フジユージーンの衝撃から束の間、高知では高知優駿が行われまして、単勝1.2倍、断然の1番人気に推されたプリフロオールインが二冠を達成しました。
(Photo:地方競馬全国協会 X)
好スタートから先手を奪うと、吉原寛人騎手騎乗の浦和・アムクラージュの徹底マークをもろともせず、2着に脚を伸ばしたワンウォリアーに7馬身差をつける圧勝劇でした。
初勝利から8戦連続でコンビを組む宮川実騎手も自信満々の騎乗、危なげない競馬で昨年のユメノホノオに続く二冠達成。
めちゃくちゃ強かったですね。
デビューからの成績を9戦8勝、8連勝で高知優駿を勝利、高知3歳のトップ‥と思いきや、もう一頭、デビューから6連勝で西日本クラシックを制し、JpnⅠ東京ダービーで地方馬最先着の4着をしたシンメデージーがいるんですよね~これが。
しかもこの2頭、同じ打越勇児厩舎の管理馬。
いやぁ~この2頭の対決、めちゃくちゃ楽しみなんですけど、どうなんでしょうね?直接対決があるんでしょうか?
先日の関東オークスでグラインドアウトが3着しましたし、最近は高知競馬旋風が巻き起こってますからね。
今後の高知競馬は目が離せません。
‥という感じで、3つのレースを取り上げましたけど、それ以外にも色々とあった日曜競馬でした。
来週の日曜日は春のグランプリ・宝塚記念が行われますが、3日後の水曜日にはレモンポップやシャマル、そしてイグナイターが出走するJpnⅠさきたま杯が行われます。
日に日に気温が上昇し、暑い日が続いてますけど、競馬熱の方もますます上昇という感じで、目が離せない毎日が続きそうです。
さきたま杯は水曜日ですので、残念ながら馬小屋の定休日になってしまうんですけど、明日と明後日は、亜呼ちゃんが出勤してくれますので、さきたま杯の『馬小屋新聞』を用意してもらうつもりです。
明日以降、ご来店の際には、皆さんのさきたま杯予想、『馬小屋新聞』に印を打って頂ければ、と思います。
明日は、大人気、イラストレーターらんさんの商品が入荷予定です。
明日のご来店も、お待ちしております~!