パルタガスショーツ。
おそらくショートサイズのシガーでもっともハバナスを表した葉巻では無いだろうか。
初めてこの葉巻に火をつけたとき、、、
甘かったですか?
辛かったですか?
香ばしかったですか?
苦かったですか?
アーシーでしたか?
コーヒーでしたか?
カカオでしたか?
ナッツでしたか?
ハニーでしたか?
トーストでしたか?
、、、葉巻の香味を表す言葉のほとんどの要素を含んでいます。
それが、パルタガスショーツだと思います。
この葉巻の悪いところはひとつだけ。
個体差が大きいこと。
上に書いてある香味はひとつの葉巻の味ではなく、固体ごとの特徴なのです。
ただそれだけ。そのとき火をつけた葉巻を楽しむ。
まさに、ハバノス。
ゆえに、パルタガスショーツは傑作なのです。
今回のショーツはアーシースパイシー。
後半にほんのり甘みと旨み。よだれが出た。
好みはあるが旨いものは旨い。
そしてこの吸ってみないとわからないギャンブル性はパルタガス党を虜にする。
ひとしきりパルタガスショーツを褒めたが一本1,600円はお安くは無い。
吸う回数が多いなら安いに越したことは無いが、香味など鑑みると、やはりドライシガーが普段吸うシガーになってしまう。
そこでお勧めなのが、
ガンタナメラ デシモス 134mmRGRG38 500円(2021/10)
販売しているカテゴリーとしては、マシンシガー・ドライシガーにカテゴリされていることもある。
フィルム包装され、吸い口は既にカットされている。
だが、侮るなかれ。
このシガー、しっかりと加湿保管したものは、安価なハバノスプレミアムシガーとしての喫味を持っているのだ。
ほんのり甘く、ほんのりエグい。辛味と渋みはほぼなく、香りはほんのり甘いタバコ葉。
薄いコクと、うまみがある。
それこそ、角のハイボール辺りで美味しく吸える気取らないシガーだ。
ただ、葉巻の吸い方を間違えるとエグ味が前面に出て不味い。
だが、これで500円なのだ。
他の産地の500円以上のものを吸うなら、コレを選ぶ。
コレでゆっくりすえば1時間は吸える。
ウマ娘の一キャラ育成にぴったりである。
関係ないが、ウマ娘のオグリ強すぎ。
さて、味の濃い葉巻を安く吸いたいときにはどうするか?
僕回答はコレだ。
モンテクリストショート。
一本あたり240円(2021/10)ながら、ちゃんとモンテクリストの味を感じることが出来る。
短くなってきたらキセルに差して根元まで吸う。
ちなみに、味は薄く感じるので短くなるまではそのまま吸っている。
コレで30分弱吸える。
柘製作所 黒船煙管がショートサイズとプリトスサイズにはぴったりだ。
根元まで美味しく、、、根元は微妙だが吸える。
キセル差しを覚えて、ショートサイズをゆっくり吸うようになってから少しだけプレミアムシガーの消費が減った(気がする)。
ハバノスは旨い。
味も香りも。
今日は僕の誕生日らしい。
贅沢したいが、、、帰ったら何を燻らせようか。
それを悩むのも葉巻である。