こちらの続きです。


初めての療育の日。
ドキドキしながらインターフォンを押しました。

すると中から
おはようございます!よろしくお願いします!
とにこやかな挨拶をしてくれる先生方。

その日の担当の先生が、検温・消毒をしてくれて、療育をする個室に向かいます。


見学・契約の時に息子も一緒に来ていたので、息子は今日もママと一緒だと思ってたと思います。
軽く説明を受け、私が部屋を出ようとすると
ん〜!ん〜!んーーー!ムキー
と行くな行くな!としがみついてきます。

ここは離れないとな…
と困っていると

息子くん、抱っこしても大丈夫ですか?
慣れるまでお母さんもツライと思いますが、少しずつ慣らしていきましょう!
と言って、先生が息子を抱っこしている間にササッと部屋を出ました。



そう…息子にとっての第4の試練
母子分離の療育


モニタールームにて息子の様子を見学します。
しばらく泣いている様子でしたが、少しずつ落ち着いて、先生の用意してくれたオモチャに興味を示し始めた息子。
最初の頃は慣れることを優先して、課題をやるのは少なめでした。

最近の課題は確か…
・お名前呼ばれて「はーい」
・課題前の目合わせ
・「ちょうだい」のサイン
・指先の動作課題
だったと思います。


本来ならば椅子に座って向かい合って課題をやるそうですが、息子はまだ椅子に座ることもできなかったし、お部屋から脱走するためにドアを開けようと試みるも、身長が足らず取手に手が届かない状態でしたアセアセ

なので、先生のお膝の上で一緒に遊んだり、先生のお隣に椅子を置いて座って遊ぶ、など息子が安心してすごせるようにと配慮してくれているようでした。



初めての療育。1時間の予定でしたが
20分でギブアップダッシュダッシュ



フィードバックをしてくれた先生。
初めてなのでね。ママがいない不安よりも、ママが違うお部屋で待っているってことを分かってもらうために今日は早めに終わりにしました。
無理に1時間やっても、次から行きたくない〜ってなっちゃうのもアレなのでね。
でも少しの時間、先生のお膝の上で一緒にオモチャで遊べたね!
次も楽しいオモチャ準備して待ってるからね!
また来てねにっこり
と優しく言ってくれました。


なるほどー!
1時間頑張れ!と思ってたけど、長期的な目で見たら、無理してトラウマになっちゃうよりも、本当にゆっくりゆっくり慣らしていくんだなぁ気づき
慣れるまで時間はかかりそうだけど、慣れたら喜んで行きそう!
と思い、私も息子のことを

ママと離れてよく頑張ったね!
先生とオモチャで遊べたね!すごいね!
と褒めました。



こうして、始まった療育!
息子が慣れるまで、時間はかかりそうでしたが、息子の様子をよく見てくれて、無理せずに息子のペースを大切にしてくれる先生方にとても安心しました。



少しずつ、離れている時間が増えてきて、1ヶ月経つ頃にはなんとか40分くらいは離れることができるようになりました拍手気づき


毎回、違う先生が担当してくれるのですが、割とどの先生も息子は好きそうでしたおねがい
ABAを取り入れているため、たくさん褒めてくれる!
やる気を引き出してくれる!



見ていて私もとても勉強になりました。
褒め方、声のかけ方、注目のさせ方、興味の引き方…
あんなに泣いていた息子が笑顔で遊んでいるのを見るのは私も嬉しかったです。




また、療育を続けていくうえで気付いたことがあります。
息子と離れて、他の大人が息子と笑顔で接してくれているのを見るのが私にとって癒しとなりました。
近くにいすぎて、本来の可愛さや頑張りが見えていなかったように思います。
正直、離れたい離れたい…1人になりたい…と思うこともちょいちょいあってタラー
少し離れるだけで、こんなにも見方が変わるもんなんだと不思議でしたが、療育後はたくさん褒めてあげたい!終わったら一緒に遊びたい!という気持ちが自然と出てきました。
多分、疲れがたまっていたんですかね泣き笑いアセアセ


週に2日というのも、私達のペースに合っていたようで、お互い良い気分転換になったんじゃないかなぁなんて思っています。



やっと療育にも慣れてきて、これから少しずつ課題も頑張ってみようね!という頃…

またしても試練がやってきましたショボーン



トランポリン!

上手に飛べるようになってきました!

くち…飛び出すハート




…つづく…