「だんじり祭り」
岸和田とほかの町の違い
岸和田は、祭り用と言わんばかりに道を整備して、
祭りで使用する道とその脇道には、
交代制の「職場」がほぼないと思う。
だんじりが通る部分だけだが、
町全体で基本的に店は休みにするルールがある。
粉もん屋さんなど休まない店もあるが・・
祭りがいかに重要な伝統かを丁寧に引き継いでる証。
市民性がしっかりしてるので、
戦時中の「隣組」のような考え方の遺伝子がほぼない。
祭りの軽い強要・強制はあっても、
来訪者向けに見せてる部分もあるので、
その考え方はあまりしなくなってるとも言える。
伝統を守るために、
伝統を見せる道づくりを自然体でしてるように思える。
ほかの町では、祭りで使う道も整備しないで、
祭りで使う道にだけ交代制の職場がないだけで、
脇道には交代制の職場が存在するため、
脇道から、ぞろぞろと交代制を終えた人たちが
祭りの見物客をよけて帰宅しないといけない。
それでモメることも、度々ある。
もし、祭りが少し嫌いだと、
その状況でさらに嫌いになるよね。
役所が祭りを重要視していない上に、
伝統を丁寧に引き継げていない証でもある。
丁寧に伝統を守れなくなる悪循環が生まれる。
町によっては、
戦時中の「隣組」の考え方の遺伝子が残ってるので、
ネチネチと町内会同士でモメて、
真っ当に祭りをこなす気がない町もある。
部落の考え方の遺伝子が残る町もあるため、
伝統的な祭りも陰湿になる。
だから来訪者が来ない、寄せ付けない。
