最近衝撃を受けたニュース

 

ニュースではないが・・。

NHKで映像記録のようなもので「高度経済?」の映像があったが、

「代償があって今の成長がある」と最後に締めていた。

 

途中から見始めたものだったが、

見入ってしまったよ。

 

ゴミの散乱から、喫煙から、黄害から、

アスベストから、公害から、過労死から、万博から・・

そのあたりの映像は見た。

 

思ったのは

一部の製造業の在り方は、公害問題が出ていなかった

あるいは対して問題視されなかった職種ほど

昭和40年ごろからずっと時代が止まってるのだと思った。

取引の値段も、何もかも時間が止まってる。

「作れるだけ作れの精神」が、だからこそ生きてしまってる。

今の安売り文化につながって、経済が回ってないというね。

 

1981年から物価の値段は変わっていないものほど、

公害問題から逃れてきた生産物でもあり、

問題視されなかったからこそ、さらに言えば、

今の36協定などの監視の目を逃れてしまえる。

作り手は、苦しいまま・・・。

時間が止まった生産方法だから、今の戦後復興とは無縁の時代にそぐわない。

それでも無理に生産し続けて、過剰生産と消耗待ちで、

仕事に波ができるため、捨て値の安売りをせざるを得なくなる。

人手不足の理由はそこにある。

 

あの映像を見た限り、過去にも書いたけれど、

戦後復興の熱を持った者を初代社長としたとき、

その次に引き継いだ2代目社長、3代目社長が、

時代の切り替えをしないで間違った熱量のまま、初代の模倣をするから、

しんどい仕事のままになる。

その2代目3代目、そこで得た間違った成功例を持つコンサルが、

ブラック企業を生み出してる。

戦後復興の残骸的成功例を模倣しても、働き手がしんどくなるだけ。

経営陣だけが儲かる。

 

昭和のいいところは、問題が発生したら、

意見をくみ取って少し時間を置いてからすぐ解決してるところ。

昭和時代の中で、生産と成長、代償の保証、改善を全部してる。

が・・

平成の段階で大量生産をやめていればよかったものを・・

ネット通販と動画配信が登場したことで、

不要なほど過剰生産を促してしまってるよね。

それを平成時代のうちに解消しなかったのは、社会にとって痛手である。

温暖化が悪化したのは、こいつらのせいとも言えるからね。

 

「犠牲や代償があってこそ、経済成長だ」というなら、

過剰生産をして安売りばかりしてる今の世では、

「犠牲や代償」のエネルギーは十分に出尽くしてるから、

沸騰化になってるのだろう。

安売りばかりして、経済成長してるか?

過剰生産して、経済が安定してるか?

貧困家庭が増えてるのはなぜだろうね?

いい加減意味のない生産活動はやめて、正しい数値での生産にするべきだ。

個人の時間が空く状況になってるなら、

公害問題から逃れることができてる大量生産をやめて、

個人でできることを多くするべきだろう。

どうしてもの時だけの大量生産。

仕事は生産活動で、ほかの場面ではAIを使うなどをすれば、

人間的な一面は残せるはず。

今のスマホ依存は生体AIのようなものだ。

 

今の私の仕事をしてる限り・・

あの映像の中で出てきた岡本太郎の言葉はすごくわかる。

人の欲は恐ろしい。

過去にも書いたことだが・・。

今の大量生産は、1人の心を折る勢いで生産すれば、

万人が救われる・・そんな幻想のようなものだからね。

ある意味のトロッコ問題なのよね。

 

地図帳でしか、総生産数は見れないが・・

それでも作りすぎだろって思う。

適量生産に代わっていたら、沸騰化はしなかったと思う。

 

 

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