タオル産業
タオルの表裏があるのは調べればわかることだけど、
パイルの毛並みは、商品として見た目の問題で
売りやすさだけだから、
毛並みが揃ってなくても、問題ではないが・・。
(洗濯機のみの洗い方だと毛並みなんて壊れるのだから。)
パイルの毛並みは、水洗機で治せる部分ではあるが、
野菜や果物で言えば、ほんの1か所の傷があるから、
出荷できないみたいな次元で、
真剣に毛並みを気にするのも仕事なのよね。
◆
柔らかコースのある洗濯か、洗濯ネットによる洗濯
それで通常洗剤と柔軟剤で洗って
タンブラー乾燥させれば、毛並みは大体戻る。
毛並みを戻したところで・・
毛並みを気にして使用する場面は少ないものなぁ・・。
(ぞうきんの制作や使用方法で、
毛並み検証するべきかもしれないが・・。)
◆
タオルのB品は、裂けとか機械汚れとか、
再染色できない色ムラなどは
時々、大量販売するイベントはある。
ヘムがないものなら、
ぞうきん製作にはピッタリだとは思う。
ミシンが入りやすく、
濡らしたときに
ヘムの四隅の固い部分の水分含有もなく、
均等な水分量になって、
絞りやすさ、乾かしやすさにも、
微々たるものだと思うが、差が出ると思う。
◆
タオルって、値段は異常に安いが・・
消耗品ながら、消耗しにくいから、
売れてほしいときに売れずらい。
だから、セールをされやすいがそれでも売れない。
だったら、大量生産の意味がない。
販売業がしてるのは単なる転売ヤーと同じこと。
「多く作れば安くなる」は、
解釈を歪めれば、転売しやすい値段だと見せれる。
チケット転売のようなものだよ。
製造業とその関連の製造業が、
低賃金になってしまうから・・、
大量に作ったから販売業を介すってのは、
なんか・・気持ち悪い。
例えばのイメージとして・・
kg当たりの加工費と5枚セットの価格が、
ほぼ同じだから・・
製造業が大幅に損してるのよね。
(イメージとして、1kg30枚~50枚とする。)
ヘム付けは専用の工場か、内職の人がする。
そこに分散されても、
分業だから全体的に損はしない流れになるはずだけど、
販売業を介すのは、損なのよね・・。
売るとしても、和菓子屋のような形で、
売れた分だけ作り、
回収するものは回収する・・
それでいいと思うが・・。
◆
地域や経済のためとか言うので、
雇用人数の水増しになってしまって、
(失業者をなくしたいなどの思いも含み)
工場の規模を無駄に大きくして・・、
それで売って行ってる今が違和感。
給料が目減りする原因で、
低賃金で落ち着いてる・・。
大量生産だから、常時同じ量を作らないと・・という、
気焦りも経営に出てきて、赤字に陥りやすい。
「仕事欲しい亡者」が居る反面、
「そんな仕事量は要らないよ」って言う者もいる。
持ち場で仕事量に差があるからね。
季節に関係なく常時繁忙期になって、
差分の給料昇給もなしの空っぽな経営方針。
3K、6Kになってるから・・
人が寄り付かないよね。
人手不足、担い手不足。
今の社会システムだと製造業が一方的に搾取されて、
何も得られないのが現状。
「お前は空っぽの人生だ」と指されて
言われてるようなものだからね。
名誉も富も何もないような仕事をやれと・・
そんなの奴隷じゃん。
我慢しても、精神疾患を患う。
持ち場次第では身体的負傷の可能性もあるから、
人生に残るものがない。
それで、もしも災害時に・・
地域の応援だからと工場を動かそうなんて、
メンタルが持たないよ。
絶望してる中で、やりたくもない仕事をしろとか・・
いと苦し。
作り手の苦しみなんて、経営者の理解が足りない。
販売業は経営者からの伝言ゲームで、
何やっても良いみたいな流れも見えてくる。
そもそも、地震などが起きて、
建物が歪めば、強引に回そうとしても、
配管のズレやホイストクレーンの脱落など
可能性を考えると・・
強引に動かして働こうなんて、
やっすい給料からすればしたくないもの。
最初からボランティアみたいな給料で、
災害で完全ボランティアになるとか・・、
割に合わない人生。