今だから言えること

 

何度か書いてること「生産数」と「値段」

 

正味、少量も大量もあまり大差はない。

地図帳の生産数は正味のロス分も含んでいるから、

利用・必要量は書かれていない。

 

1人が100人分作るか。

100人が各々で作るか。

 

時間と人件費だけが浮くだけで、

材料の視点からすれば、

どんな大量注文でも、小ロット生産と変わらない。

むしろ、多くなれば割増し値段にならないとおかしい。

 

経営の精神論のようなもので、

なぜ儲からない会社が出てくるのか・・みたいな話は、

ここが分かっていないのだと感じる。

 

多く作れば値段が安く済むは、幻想。

逆に高くなる。

体感的に、微分積分のグラフのように、

その作ってるものに対しての適正値があるから、

U字の最下層が、生産数と加工費の最安値。

両翼上りは、少なすぎても多すぎても、高くなるイメージ。

 

弁当屋がわかりやすい例だと思うけれどね。

 

1人が

100人分作っても、200人分作っても、300人分作っても、

同じ賃金なのかって話。

人権無視であれば、同じ賃金で済むかもしれないが、

標準労働が1人が100人分作ると仮定すれば、

200人を超えたら、過重労働でしょ。

加工費は割増しにしないといけないと思う。

 

今の大量生産・・特に安売りの影響を受けやすい製品は、

1人が100人分作れたから、

500人分作っても同じでしょ・・ってノリ。

設備の存在単位は1に過ぎず。

1人も1に過ぎず。

分子である生産数が多ければ多いほど、負荷がかかる。

時間もかかる。

 

どんな仕事の体制でも、微分積分のグラフで、

生産の適正値はあるはずなのよね。

歩合でも、出来高でもないような標準値。

リレー式でもあるはずなのよね。

 

それを誤魔化し続けて、青天井に事務が安請負して、

作り手を過労で倒れさせたり、物みたいに扱ったりするのは、

奴隷産業ではある。

製品重視でしょ、終わってるよね。

人手不足になって当然の行動、いくら仕事を請け負っても、

全然儲からないもの当然。

仕事の取りすぎの上に、

取りすぎた分だけの「割増しの交渉」がないからね。

薬品などの消耗品や光熱費だけが馬鹿みたいに掛かるだけ。

 

人情は精神の道。

安請負は貧困の道。

航空系のサービス業が維持できるのは、

人情大事で、安請負していないからだと思う。

安すぎると感じることがあれば、

キャンペーン化させて一時的に様子を見る形。

滑走路と飛行機の台数に限度があるから、できることだけど・・。

 

製造業は、設備と材料があれば何でもいいみたいな・・

安請負しがち。

びっしりダイアを作ってるようなものだからね。

トラブれば大幅に・・大量に・・遅延が起きるよね。

製造業の事務は、そのあたりの丁寧さがないからね。

あれ急げ、これ急げってなる。

安すぎるため、駆け込み乗車も起きまくる。

そんなリニアはないが、リニアで北海道ー九州間を乗車率500%で、

片道100円で常にして、それを5分ごとに走らせてるようなものだ。

大量生産はそういうこと。

 

 

 

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