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染色業で一番多い色は「白」。

次に「茶系」、「灰色系」と続く。

 

「白」が多ければ多いほど、

「汚れ」を気にする上に、それを入れる道具を取り合うようになってしまう。

「卑猥な意味ではない」と言ってしまうとその方向に誘発されてしまいかねないが、

あくまで染色工の話。

 

まぁ、その意味も含めて「潔白だと言い張る人で、欲深い人」ほど争いをしたがる。

通れるものが一方的の時、一方的なほうが優先だが「白」はそれを割り込む。

 

シリンダー、ノンタッチ。

繊維業ならわかると思うが・・毛並みの話で・・。

機械によっては「シリンダー」は広げずに、そのまま「本目」でもかけれる。

遅めの回転機で、手作業で広げながら、捩じれを取り、それが終われば、

また戻して「逆目」でかけるのが「ノンタッチ」。

 

「白」で「シリンダー」であることは時折あるが、多くは「ノンタッチ」。

トイレットペーパーのようにペラペラで細長いものは、

すごく時間もかかる上に、捩じれを取ることも、広げることすら面倒なので、

回転機にかけるだけで終わる。

それでも広げないといけないのはあるため、手間がかかる作業。

「手の幅」程度の生地で広げるものとか・・他ができなくなる。

本当の意味でトイレットペーパーの長さはあると思うほど・・。

 

染色工にとって「白」は「傲慢・強欲」の証。

「色心理」上では「白」は「純粋」だが・・。

 

このサイトによれば・・「自分が描いた理想をとことん追い求める」とある。

私から言えば、それは「強欲」とも言える。

「ほかの色に染まること」は、つまりそういうことで・・。

 

別のサイト

(さっきのと接点がありそうなサイトだけど・・ないだろうなぁ・・。)

「潔白への憧れ」なら「傲慢」な行動をとりやすい。

 

色心理の闇解釈では、「黒」が争いの色ではなく、「白」が争いの色。

実は「黒」は視界に入りにくいから、自己主張はあまり強くない。

 

例えば、上のほうに窓があったとしよう。

部屋は薄暗く、逆光が強い空間。

そこで誰かがしゃべっている。

見渡してもいない。

逆光の下に目を凝らすと、窓の下にソファーの存在を確認できて、

よく見ると人が座ってる。

それを別の角度の人が見ると「しゃべりかけてるのに、なぜ答えないのだろう」

そう思うような光景となる。

 

黒は「薄暗い空間・逆光のある空間」からすれば、

逆に主張しなさ過ぎて、物が置いてある程度にしか感じない。

 

都会のように昼間のような明るさの夜なら、黒も白も目立つだろうけど、

田舎だと「黒」は影同然の存在。

黒いごみ袋が置いてる程度にしか感じにくい。

(「黒」の色心理は、重厚感の意味合いもあるから・・

コンビニで座って屯する人ってそういうことかもしれない。)

 

色加工は無尽蔵なのに対して、

白は無限に出てくる。

 

たとえ人々が、やりたいことがなくても「潔白への探求心」が本質にある限り、

「白」はなくならない。

 

加工的には楽だから、白のほうがいい。

複雑な色は「手間」と「水」を必要とする。

 

だからこそ、世界を占える職業でもある。

よく出てくる色、不具合、汚れ度合い、破れ度合いなど「世界が求めてる色」と

「色の不手際」が世界を示せるから。