「京アニ」の放火事件。
今日はテレビで、
医師が青葉容疑者についてのインタビューを受けていた場面が流れた。
青葉容疑者の「生い立ち」や「職業」は、
ネットに転がっているので、それはいいとして・・。
◆
推察として
(擁護はしないけど・・)
青葉容疑者の「味方がいなかった」という言葉。
直感で「あー、そういうことか」って思った。
職業柄、お客は見える仕事だけど、本当に喜ばれてる仕事ではないから、
「何やってんだろう・・」という思いは、すごかっただろうなぁ。
そんな中で、このままではいけないという
「焦り」と「世の中への不満・嫉妬」「今のままでいい」というのが、
脳内がカオスになったのかもしれない。
いくら歯を食いしばっても、手柄は誰かの手にわたり・・、
誰のためか分からない機械的な作業だったり、
「家族との約束」や「社会的に見られたい「在り方」」が心を縛り付けて、
理想と現実のギャップではないが、本当にしたいことができない心境のまま、
脳内がカオスになって、胸の苦しみが大きくなって、1人では抱えきれなくて・・。
学歴アレルギーを起こしていたようだし・・「底辺」だのなんだのと。
それを起こしたことで苦しみが大きくなったとも考える。
本当に味方がいなかったのだろうと思ってしまう。
「自分の在り方で苦しんでいたのか」と思う。
無差別殺人と見せかけて、実はどこかで繋がってる場合もある。
客観的には八つ当たり感がすごいが、感情でつながってる時もある。
前向きな人間に接触できないぐらいまで、闇を抱えていた可能性はある。
青葉容疑者に「ZEROからハジメテ」を聴かせると、
暴れて苦しがると思う。
前向きでストレートで、意味のはき違いを起こせば、苦しい歌詞になるから。
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私も何度か書いてることで「都会にいたら暴れるぞ」って話は、
似てる部分はあると思う。
世界線が違ったら、私が暴れていた可能性はある。
(誰のためかわからない仕事に対して、
繁忙期で殺意が、私もピークに来ていたころだったから。)
もしも、暴れても被害者は「なんで、なんで」の混乱は起こすだろうけど、
製造業である限り、必ず誰かが消費者なので、
利用者でなくても、地球という空間でつながってたり、お金は巡り繋がるし、
時給換算・時給制という命を軽く見積もった社会に報復できればと思ってしまう。
それよりも、もっと大きなストレスはあるけれど・・。
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昨晩の「どうする家康」の中で、「負けを認めること」のシーンで、
「約束の鎖が・・」みたいな感じのことがあったが・・。
青葉容疑者も、そういう「約束の鎖」持ちだったのではないかと思う。
自暴自棄というより、過去のことや家族の意向・状況で、
鎖が絡まりすぎたのかとも思える。
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今の青葉容疑者をカウンセリングできるのは、
産業・工業系のカウンセラーだと思う。
似てる部分が多いと感じるので、その立場の人しか難しいかもしれない。
(タイミング悪く、別の事件で放火にあった名医が生きていれば・・、
それぐらいの次元の人でないと、相手にするのは難しいかもしれない。)
あるいは、傷の舐めあいになるかもしれないが、
殺意だらけの製造業の人が、会話をしてあげたほうがいいとも考える。
そういう道を外しそうな人と話すことで苦労とか色々聞きだせそうだけど・・。
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「危険人物は全部監禁せよ」みたいなクチの人がいるが、
時給制とお金の関係、仕事内容を見直さない限り、
日本の産業は9割5分は止まる。
投資家と政治家で日本を回せるのかって話で、
日本は何もできなくなる。
それぐらい自己欺瞞で、
理不尽なことをなどを心の内に閉じ込めてる部分が大きい。
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あくまで推察なので、本人次第。
