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私の中の歴史解釈

 

「親の意向」が強めの年代

おそらく、今の年齢で55歳~70歳の間の人だと思う。

その年齢の人の視点から、祖父母にあたる人が戦争経験者である可能性があり、

「こうでなければいけない」「安定は正義」みたいな思想を刷り込まれてきた世代。

特に田舎は、プライドを高くして都会に飲まれないように自分たちを守り、

海外からの侵略も危機感を覚えてたと思う。

 

その上「部落差別」もあり、同調圧力もありで・・

「家族の支配するべき」と教わった形になったと考える。

 

ただ、田舎でも今を食うに必死なぐらい貧困な地域や家柄は、

「支配するべき」という考え方にすら余裕がなく「自由になる工夫」が

最初から備わっていたと思う。

中途半端に家柄が情報の入りやすい場所なら、情報に左右されすぎて、

そういう「支配」を受けやすかったとモノと考える。

 

都会よりの人で、その年齢の人は全然そんなことはないと思う。

「もっと自由に・・」という流れがあったと思う。

それを見た一部の田舎の人が「上京は大事」と流れを持つようにもなったと思う。

ナンバーワンを目指す世代と化す。

しばらくして・・

そのナンバーワンもいけないと察した都会よりの人が、オンリーワンが良いという。

能力主義の社会を見出そうとした。

 

いわゆる「Z世代」は、その影響を持つ「祖父母」と「両親」を居ないので、

「考え方」や「自由のベクトルの違い」がかなり出ていると考える。

戦争経験者や概念の押し付けがない世代ではある。

概念の押し付けのある親からも切り離せれる時代だから、その影響もある。

よーいドンで、ゴールした世代だからこそ、自由のベクトルが違ってくる。

オンリーワンでもなく、ナンバーワンでもないカタカナでも表現しにくい世代。

 

しかし、未だに考えの押し付けで縛る親は居るので、

個人の尊厳の成長を止めすぎてるため、本当の経済が回らないし、

長時間労働も止まらない、安定と長時間労働をしないと自分を保てない、

そんな戦時中の意識が常にあるのが、55歳~70歳の刷り込まれ世代だと思う。

社会に共依存されるべきだという考え方が多いのかもしれない。

労働の義務でも、8時間以上がベストだという流れが止まらないのは、そのせいか。

 

「墓じまい」が起きる本質的要因は、おそらく、そのあたりが原因。

「なぜ、支配的な人間に、感謝して手を合わせないといけないのか」という

筋の通らない話が潜在意識で発生してると思われるため、

集合体の「慰霊碑」には手を合わせれるけど、身内には手を合わせれない。

そんな感じになってくる。

 

子孫を残す気概がわかないのも「自由」の解釈が、世代ごとに違いがあり、

それを説明しようとすると、話がこじれてしまう。

受け入れる人だけが子孫を残す気概がわいてきて、

受け入れない人は子孫を残す気概がわかなくなる。

 

「愛」と「支配」の考え方の違いで「自由」が変わってくる。