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昨日の「アヤトリ」の中の続きではあるけれど・・。
繊維業と染色業の作業単価
900円の時給として、50色を仕上げるのに、1色あたり18円とした。
それぞれの持ち場の基本値。
私の持ち場の場合
生地は1枚ではなく、数珠つなぎのようになっていて、平均4分割。
1色あたり、18円から、4.5円になる。
それが5分当たりの値段で、1時間とすれば、54円。
機械産業的には、900円分働いてもらわないとってなると思うけれど・・。
はっきり言って、物理的に無理。
常に、4色~6色が仕上がるわけではないし、それが可能でも1日の体力はすぐ尽きるよ。
もし、6色も、1時間に来たら、パニックになるし、精神的ストレスも大きくなる。
しかも、常に来たら、トイレできないし、弁当も食べれない。
50色と書いてるけど、いろんな加工があるからね・・。
液流、抗菌、制菌、5つ星、柔軟なし・・など、いちいち往復量を増やす理由がたくさんある。
太い生地と、細い生地の作業のレーンが違うので、反復横跳びいないといけない。
設備や環境も悪いけど、動線も悪い。
どれも悪くても、作業単価が安すぎて、900円まで達することはないかもね。
ノルマと考えれば無理な話。
物理的イメージとしては、「富士山を無装備で、半日で入山~下山までやり遂げろ」
と言われてるようなものだ。
富士山に登ったことはないが、それと同じぐらい無理をして生産をしているのが、
多様性に順応できない、コロナ禍でも平常稼働している大量生産。
常に安い仕事で、労力が多い。
いかに、人生で無用な体力と時間を消耗してるか。
このまま順応できないで、50色から100色に変化すると、社会が見放した業種になる。
それで、「急いで加工しろ」ってのも増えれば、明らかに奴隷だよなぁ・・。
50色(種類)でさえ、割に合わない仕事なのに、仕事が手早くても、超人でも無理だと思う。
常人でも超人でも、不可能。
社会が「繊維業」を悪しき道へと導いてるのだろうか。
盆の休み明けになってから、作業する種類が増えてるからマジですぐバテる。
会社は、対応量を考えてないし、1人当たりの作業量も考えてないから、
大きな負担がある持ち場なんだよなぁ。
販売も、当たり前の流れで「夏の商戦」で注文するからなぁ・・。
社会からのとんでもないパワハラだもの・・。
もちろん、少量生産の伝統系は適正価格を守って、
自分の産業を守ってほしいところではある・・・。
使う側、販売側の意識が変わらない限り、難しいと思う・・繊維業と染色業の仕事。
ロスがやたら多いわりに、仕事量が多いのはダメだろって思う。
製造先で分別をして、ロスを見極めてほしいところではある。
少量生産はロスは少ないからね。
雇用維持とロスは、同じ秤の上になってきてる。
そう考えると、繊維業の多様性が追い付かないというより、
実質の作業量が常に少量生産なのに、大量生産と偽り続けてるという証となってる。
大量生産系の工場は、無駄に販売側に安く提供していることになる。
セールの実施、ロス分がそれを証明してるけれど、私の計算が合っていれば、
かなり繊維業は足元を見られてる年数が長い。