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工場の話。
酷い加工量ではないのだが・・心乱れた事案が発生。
機械に通しにくいほど、短い材料を処理してる最中。
凄い神経を使う。
そんな中。
汚い床に目をやると・・灰色の汚い軍手が落ちてた。
しかし、動いてる。
よく見ると、ハトの幼鳥だった。
工場に居るのは危険なので、なるべく敷地内で踏まれない場所に移動させるため近づいた。
意外と幼いので、警戒心はなく、優しめに救い上げた。
(非力な声で、ピーピーなくので、可愛かった。)
大きさは、物乞いポーズ(両手でお椀を作るアレ)に乗るサイズ。
今年の春ぐらいから、屋根の梁ぐらいで、ピヨピヨ鳴いてた雛が成長した。
鳴き声のイメージは、ちょっと使い込んだコンプレッサーが「キュルキュル音」に近いので、
きっと工場の人は気づかないし、何より、床が黒めで、そこら中に使い古しの軍手があり、
材料から出た綿毛もあり、桶の台車などで轢いてしまう可能性が高い。
それほど、見間違いやすい環境下なので、鳥にとって、本当に危ない工場。
落ちてる材料の綿毛は、白だけではないからね。
一番ハトの雛や幼鳥に近い綿毛は、「濃い灰色」「赤色」「白色」を5:1:3ぐらいの割合で、
少しねじり混ぜて、適当な場所に置くと「雛の死骸」と思ってしまうほど、
遠目では判別つかない・・。
(まさに下手なフェルトアートの最悪版)
幼鳥と分かって、避難させて・・。
そのあとの作業がかなり乱れた。
「気になり過ぎて。」
どこへ行ったのだろうとか・・、どうなったのだろうとか・・、大丈夫かなとか・・。
久々に、鳥のナマモノを手に取ったので、潔癖からの吐き気がした。
(工場に居る限り、潔癖になってきてるため・・仕方がない。)
感染症の問題などを考慮しながら、かなり手を洗った。
(過去には高校時代に、教室に鳥が入ったのを捕まえて、外へ逃がした。)
工場は、モーターなどで高調波が出てるので、ハトが寄りやすいのよね。
よくテレビでやってるような、明るい黄緑の床が良いのだけど・・、
「ダークグリーン」~「ダークグレー」の床なので・・。
(コンクリートとカビなどで、暗く・・。)
巣から落ちたものと思われるが・・状況的に、保護は難しかった。
工場の梁は、細いからね・・雛の内は良くても、幼鳥になったら足を滑らせてしまうし、
羽毛で余計に滑りやすくなるし、埃も積もってる場所でもあると思うのでね・・。
もっとグロいことを言えば・・建物としての設備があまり良くないので・・巻き込みがね・・。
しかし、あの幼鳥が気になるなぁ・・。
私と上司しか知らないことなので、工場の人たちは周知してない。
「工場が高調波を出してるからハトが寄る」と言う、知識を持ってるのは、恐らく私だけ。