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大量生産系の繊維業の多くは「作り手」の給料が低い設定になっている。
それは時給制に甘えているのもあるが、大正昭和からの商売の名残。
今や使い捨ての多い商品が多い。
本題
「繊維業」の中で分かりやすい「タオル」で示す。
2020年6月平均のコットン1kg当たり 160円。
基準 1枚の重さ 48g(フェイスタオル)、22g(おしぼり)、96g(バスタオル)
(スポーツタオルやギフト用を除く)
「1kg」=「1打数」と考える。
単価として観る。
フェイスタオル(無水無加工の値段)
1000÷48で、20枚ほどでき、20×160円で、3200円となる。
おしぼり
1000÷22で、45枚ほどでき、45×160円で、7200円となる。
バスタオル
1000÷96で、10枚ほどでき、10×160円で、1600円となる。
加工手段は問わずに、単純に世に出回ってる値段を割り当てる。
単純計算として。
フェイスタオルの場合、多くて、平均10枚セット売りなので、
3200÷2で、1600円。
で、店舗価格が1900~2500円
利益300~900円、取り分を25%として、1つの工場や店に225円。
おしぼりの場合
およそ50枚セット、2打数としての生産になり、14400円。
店舗価格は、50枚 1000円。
取り分なし、赤字。
バスタオルの場合、平均5枚。
1600÷2で、、800円。
店舗価格もタオルと同様の値段。
利益は、1100円~1700円で、取り分25% 425円。
1日当たりの件数
バスタオル 40打数 5件
フェイスタオル 90打数 20件
おしぼり 40打数 5件
とすれば、
40×5×1600で、32万円 取り分1打数800円で、16万円
90×20×3200で、576万円 取り分1打数400円で、72万円
40×5×7200で、144万円
おしぼりだけは、打数が合わないので、半分として、72万円。
合計 160万円
工業用水の湧き水利用、ろ過装置を使用していても、
水道代換算として、120万円~130万円。
差し引いて、1日30万円。
1ヶ月 690件(30件を23日) 2億700万円。
うん、多分間違ってる。
大量生産の概念を加えるので、もっと低いかも?。
半分ぐらい?
1人 標準給料 18万円。
それが40人 720万円前後。
電気代、薬剤、薬品、手直し、メンテ費、色々な経費などを
含まないので、大体こんなものかな・・。
何より、染料で、地味に値段を取られると思う。
時代が時代だからね。
「車の塗装」や「プラモの塗料」のように、各会社で色が微妙に違う。
配合も違うので、地味に取られる。
色々計算違ってると思うけど・・。
算数的なものなので、大目にね・・。