第66回 自分の自分による自分のための個性 本人効果系 | 三國志14の武将データで統計とってみた まとめブログ

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今回の個性のお話は、本人効果系。

所在を問わず常時発動し、基本的に効果が自分自身または勢力そのものに及ぶものとなります。

正直なところ、ここまでにどこにも分類しにくかった「その他」的な個性の集合体でもあります。

メリットとデメリットが対になっている個性が2組あります。

まずは武将の給料である俸禄に関する「寡欲」と「強欲」です。

寡欲は俸禄が通常の半分、強欲が逆に通常の倍となります。

 

それゆえに官職が高ければ高いほど個性の影響が大きくなりますが、

そもそも官職を高くする理由は引率兵士数を増やしたい、ということにつきますので、統率の値に注目したいと思います、

寡欲武将でもっとも統率が高いのは90で2人おり、

この2名となります。

奇しくもPKで固有戦法を手に入れた2人です。

ちなみに、3番手は統率88の高順であり、こちらは通常版から固有作戦を持っていますね。

 

一方強欲武将ですが、統率トップは、統率85で

董卓となりますが、君主には俸禄はありませんので、君主ならばこの個性を無視することができます。

次いで統率82が3人いて、

韓遂、麹義、審配となります。

韓遂と審配もPKで固有戦法を手に入れましたので、麹義が固有作戦を手に入れる日もすぐそこですね!(無責任発言)

 

もう1つの組み合わせが武将の身体の強さに関わる頑健と虚弱となります。

頑健はそのイメージのように、武力が高い武将が多く、平均武力は78.6で、武力96の許褚、

武力91の周泰らがいますが、

その中にあって異質なのが、

武力24(頑健武将でダントツの武力最下位)の董昭になります。

彼は菜食主義者で、飢饉のときにも顔色良好であったというエピソードがありますが、そのあたりを反映しての頑健なのでしょうか。

 

なお、頑健と寿命はあまり関係ないようで、寿命99の劉豹や95の廖化は頑健を持っていますが、

他の長寿武将は頑健を持っていませんし、頑健武将の平均寿命は60.2歳とそれほど長いとは言えません。(全武将の平均寿命は51.0歳)

 

かたや虚弱武将は平均寿命36.2歳と平均を大きく下回ります。

武力も平均22.0で最大49と低く、およそ荒事は向いていません。戦場に出すのも憚られますが、出した場合にはできれば護衛を付けたいところです。

なお、方円陣形は一騎打ちの巻き込みをふせいでくれますが、ケガを防いでくれるわけではないので、虚弱武将の方円は油断できません。

 

なお、中には意外に寿命の長い武将もいて、

士廞などは寿命70ありますが、ケガ病気による突然死の可能性をはらんでいるので気を付けたいですね(気を付けたところでどうなるものでもありませんが)

 

潜在は、個人の経験獲得量が増える個性で、これを持っていると他の武将よりも素早く成長していくことになりますが、

所有者わずか3名というレアな個性の1つです。

 

所有しているのは

この3人で、いずれも年齢を重ねるにつれて円熟味を増していった武将たちです。

 

あれ?あの武将は?と思った方、いると思います。

イベントによって呉下の阿蒙から刮目する成長を見せつける呂蒙ですが、地道に成長するのは苦手なようですね。

 

残りの2つは勢力ごとに獲得する主義経験に関わるものです。

 

史官は獲得した主義経験が増える(たぶん3割増し)個性ですが、どうやら自分で稼いだ主義経験だけが増えるようで、何もしなければ何の影響もありません。

主義経験は結構いろんなことで増える(筆者もすべて把握していません。ごめんなさい)なので、史官武将には常に仕事をさせてあげましょう

とはいっても平均を見てもわかるように兵を率いて拠点を奪うのは苦手な面々ばかりです。

拠点の奪取は獲得経験が大きいので、

史官を志す彼↑が軍人としてもてはやされるのは、まったくもって原作通りと言えます。

 

一方で学者は、ターン始まりに1人あたり100の経験値を得ることができる個性です。

所在効果とは異なり、どこで何をしてても手に入りますし、重複する場合は人数分の経験値が得られます。

ただし、「君主と主義が同じ場合」に限られますので、状況によってはないのと同じです。

 

学者は全部で35名いますが、その主義別の内訳は王道6、我道1、名利10、礼教18とかなりの偏りがあり、覇道と割拠に至って所有武将がおらず、エディットしなければ、全く意味のない個性となります。(※なお、古武将にも学者はいますが、全員礼教です)

 

ところで史官と学者を兼ねている武将が1人だけいて、それが蔡文姫の父である蔡邕となります。

君主が礼教である場合に限りますが、彼がいると毎ターン130の経験値をもらえるようになります。

 

礼教はあまり武断的な武将がいないのが特徴ですが、

史官や学者をうまく使えば、勢力を能率的に強化していくことができるわけですね