卒業


作詞:谷川 雁/作曲:新実徳英




紙ひこうき 芝生で とばしたら


折りたたむ かなしみが ひらいた


この 白さは いつまで のこるのか


天山北路の すなふる はなみずき


まどがらすに さよなら 書いたゆび




友おくると 靴ひも 直したら


いしみちに ゆうぐれが あふれた


なぜ けものの わかさは つらいのか


ボッティチェルリ うまれ日 しらべてた


水たたえる あの目を わすれない




※天山北路


中国新疆ウイグル自治区の


天山山脈以北の地域。




※ボッティチェルリ


Sandro Botticelli 1444~1510


イタリアの初期ルネサンスの画家。




広辞苑より抜粋




 この曲は混声・女声・男声全ての編曲が


ありますが、ここでは男声無伴奏について


触れたいと思います。




 ピアノ伴奏ありの混声・女声はライが


あまりにも不明な発音で嫌いです。


(ラやルなら問題ありません)


しかし、男声無伴奏はハーモニー性を


重視した素晴らしい曲です。


特に4回ある出だしが綺麗です。


(紙ひこうき・天山北路の


・友おくると・ボッティチェルリ)


1度歌ってみたい曲の1つですね。