南海バスさんで提供されているサービスのひとつである「環境定期券」

イマイチ利用されている人を見かけないのですが、結構便利なのですよ。

 

条件はちょっと厳しめ。

通勤定期券を持っている人+”同伴している”同居する身内までが適用されます。

 

サービスをざっくりと言えば、土日祝日に「環境定期券を使います」と言いながら通勤定期券を見せて100円を渡すと、定期区間外を乗り降りできるサービスです。

 

特別な路線や特別な運行には適応されないのは注意点なのですが、私の場合、とても便利に使わせてもらってます。

 

光明池駅が最寄り駅な私が、大抵利用するのはこの四つ。

 

①堺東駅までワープしたいんです!

 これは単純。

 堺東・光明池線(308系統)に乗車して、光明池駅~堺東駅まで100円で移動しちゃいます。(堺東駅前停留所下車)

 普通に考えると凄いお得ってなるんでしょうけれど、実は私はあまり活用してないんだ。

 この路線の移動は約48分かかるのですけれど、自転車で移動しても1時間弱で到着しちゃうの。

 堺東駅に着いた後の機動力を考えると、体力に余裕があるときは自転車で訪問しちゃうことが多いのが欠点となってます。

 

②JR大廻り乗車したいんです!

 JRの大廻り乗車ってわかりますか?

 ”特定の区間だけですが、乗車駅と降車駅の間に通るルートは、どのルートを選んでも良い”という嬉しい制度を活用させてもらって、わざと遠回りな乗車をして電車旅を楽しむ方法です。

 このためには「乗車駅」と「降車駅」を設定しなくてはいけないのですが、光明池駅からだと使えそうなのはこの路線。

  ・泉大津光明池線(320/321/321V系統)に乗車して、光明池駅~和泉府中駅を移動する。(和泉府中駅前停留所下車)

  ・堺東・光明池線(308系統)に乗車して、光明池駅~鳳駅を移動する。(鳳駅前停留所下車)

  ・堺東・光明池線(308系統)に乗車して、光明池駅~津久野駅を移動する。(下田南停留所下車)

 あとは、電車に乗って、大廻りしながら下車駅に向かうだけです。

 バス乗車100円×2、乗車駅⇔降車駅の切符料金だけで一日電車旅を楽しめるのはいいですね。

 

③南海本線に行きたいんです!

 これはシンプル。

 泉大津光明池線(320/321/321V系統)に乗車して、光明池駅~泉大津駅を移動するだけです。(泉大津駅前停留所下車)

 光明池駅からみると南海で和歌山方面に向かおうと思うと、V字にかなり大廻りを強いられます。

 このバスを活用すると、南海本線まで100円で移動できるので、かなり行動範囲が広がるのです。

 

④犬鳴山温泉に行きたいんです!

 ここまできたら温泉むすめ的な話題も載せておきますね。

 上記した②をさらに発展させると、山中にある「犬鳴山温泉」にまで訪問することができるのです。

(1)泉大津光明池線(320/321/321V系統)に乗車して、光明池駅~和泉府中駅を移動する。(和泉府中駅前停留所下車)

(2)阪和線和歌山行きに乗車して、和泉府中駅~日根野駅を移動する。

(3)犬鳴線(721/723系統)に乗車して、日根野駅前~犬鳴山を移動する。(犬鳴山停留所下車)

 犬鳴山命ちゃんに会いに行ってあげてくださいませ♪

 

ちょっとした工夫で、安価で楽しい小旅行ができるかもしれません。

地元勢はうまく活用してみてくださいね。