私の自転車は、小径車(ミニベロ)です。
お安いとは言わないけれど、多くの人が選んでいる定番商品。
Tern Verge N8 2016年モデル(ライムグリーン)になります。
ネットで調べるとよく出てくると思うの。
自転車を購入するときは、まずエントリーモデルから始めることを、私は薦めているんだ。
参考までに、私の自転車の本体価格は当時「59800円(税込み)」でした。
ちょうど在庫処分で残ってたので、見つけて即買いしたものになります。
で、ここで思うんだけど。
本体価格で6万円って高くない?
なお、その後でオプション品を購入したり、消耗品を交換したりして、さらに出費はかさみます。
でもサイクリストってあまり出費を気にする様子ないんだよ。
凄いよなーっていつも思ってる。
私がエントリーモデルから始めることを薦める理由。
それは、自転車という趣味は時間とお金を消費する楽しみかたで、辞める理由が常に在るからです。
これ意識できてない人が多いように思う。
お金については理解されてる気がするけど、時間についてはなかなか理解されない。
時間を消費するっていうのは、もともと自転車の趣味を始める前から自分の24時間のライフスタイルは在ったのです。
そこに、自転車の趣味っていう時間を確保したら、元々在った生活時間をそれだけ削ってるってことなの。
よく(行動する)時間は生み出すものだっていう人がいるけれど、それは行動論としての考え方でしかありません。
普通に考えて、時間が生み出されないことは、経験則として知っているよね。
比喩表現でしかなくて、効率的に行動することで、意味のある行動だけを残す。
一言で言えば、ライフスタイルの効率化。
意味の薄い行動を削り落とすことで、行動する時間を確保したって話です。
なお、趣味勢の人達はこういいます。
「楽しめるのだから、時間とお金を消費してもOK!」とね。
ですが、これは慎重に考えなくてはいけません。
なぜなら、”楽しめる”というのは、「私が楽しめる」という、自分本位な思考になりがちだからです。
具体例を出します。
家庭生活している人が、自転車を始めました。
ロングライドにでかけます。
それ、考えなしに始めると、単なる家庭の役割放棄ってことになります。
だからこそ、慎重に社会生活と折り合いをつけなくてはいけません。
具体例があると考えやすい。
家庭生活で使うべき、大切なお金を消費して、自転車グッズを揃えるのですから、慎重にしたい。
家庭生活に割くべき、大切な時間を消費して、自転車乗りに出かけるのですから、慎重にしたい。
これくらいの考えを、頭の片隅にいれておくと良いかと、私は思います。
エントリーモデルから始めよう。辞めやすいから。
生活に馴染むようなら、そこからステップアップを考えていけばよいと思います。
自転車は便利です。
そんなに高いものを使わなくても、それなりに便利。
趣味事は熱くなりがちですが、周りの人達に認められる趣味でありつづけたいですね。