UMA.mのブログ

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UMAのオリジナル小説執筆裏バナシ 
と、TVに関する雑談

「明時闇の願い星」 
「赤い渚に浮かぶ月 」


この小説を読む

星空文庫 

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最終回までの連続2クールを疾風怒涛の盛り上がりで楽しませてくれました「バックアロウ」。

みんな幸せ大団円の結末だったけど、そこに辿り着けなかったキャラも居ました。

 

リンガリンドのラスボス、調停者ルドルフは、最後まで神への献身を貫いたわけですが。

初登場時、常に本気を出してはいけないと、こぼしていました。

ルドルフがその気になれば、殲滅者を送られる(リンドの破壊決定)よりもっと早い段階で、何なら台頭し始めたばかりの頃のゼツ陛下を排することも可能だったはず。

リンガリンドの消滅は自分の消滅でもあるわけで、なのにその可能性を見逃していたのは、自分が本気を出してやりあえる存在を欲していたから、なのかな?

根っからのドSってか、神に逆らうほど思い上がった連中に力の差を見せつけ絶望させるのが、最高の悦びだったっぽい。

まさかリンドを殲滅させる前に、見下してた連中にしてやられて自分が先に滅ぶのは誤算だっただろうけど、それでも最後までやり切った感はあった(リンド滅亡は確定事実と思ってただろうし)。

 

だけど、ルドルフに従い続けたディソナンザは?

過去語りが一切なかったので推測だけど、わりと頭が良いヤツだったんじゃないかな。

代々そういうポジションだったのか紆余曲折あったのか。ルドルフが世界の調停者、神の代理人だと知った時、ディソナンザは何を思ったか。

頭がいいからこそ、利口に生きる道を選ぶ。

選ぶしかなかった。

自分のやりたいこと、考えることを仮面で封じた道化になった。

そして、世界の破滅が確定する。

ディソナンザはやろうと思えば、破滅を回避しようと足掻くアロウ陣営にコッソリ味方する(まあバレるだろうけど)道も、無くはなかった気がする。

それが最後のチャンスだった。

けれど、自分自身も滅びると分かっていても、他者が全員滅びるのを見届けて、「自分の選択は間違っていなかった」ことに歪んだ満足を感じながら最後から2番目に消滅する。

それが唯一の未来だと信じて、疑うことも出来なかった。

だからこそ、リンガリンドの滅亡よりも先に、ルドルフともども消滅させられるという運命は耐え難かっただろうね。

自分の理由で生きていない、考えもしない、道を探そうとする他者を哂う、そういう生き方は不幸だし、かわいそうだと思う。

 

そういう意味では、レッカに生まれたシュウはラッキーでしたね。

武闘派脳筋揃いのレッカで競争相手は少なく、ゼツ陛下は(あの強欲宰相ですら)自分に従うなら大目に見るような性格だったし。

これがリュートに生まれてたら、ルドルフは変態どSだから、何するにしても難易度高かっただろうな。

まあ、いざとなったらとっとと何処かに亡命してたかもだけど。

自称天才で、実際そうなんだけど、わりと努力型っぽくもあるシュウの一番の天才ポイントは、ここってチャンスに全賭け出来る度胸かも。

流石は裏主人公(カイと合せて裏W主人公か?)。

神側についてラスボスコースも、無くはなかったよね。

そんなシュウも、最初は誰かを勝たせるって考え方っぽかったのが、だんだんとあらゆる力を適材適所に結集して勝つ! ってなってったのが胸熱ポイントでしたね。

 

が、しかーし!

赤ちゃんを送り届けた先で何があるのか(船団組んで出発したような星で、何もないわけがない)。

はたまたリンド世界同士の交流とか。

世界は無限で興味は尽きない、ということは。

シュウとアロウ、リンガリンドに素直に落ち着くとはとてもとても・・・W。

カイとレン君は、いつまでも生暖かく見守ることになりそうですね。

そういう後日談、お待ちしております。

 

 

 

 

 

「バックアロウ」ついに24話、最終回です。

冬春と2季にわたって楽しんだ作品なので、終わるのが残念。

ネタバレ注意です。

 

 

 

聖域に辿り着いたバックアロウ一行。

ついに世界の謎が解き明かされます。

聖域が守っていたのは、宇宙を行く船団のたった一人の生き残りである赤ちゃんで、リンド世界はその生命維持装置として構築されたものでした。

行き過ぎた発展をしてしまったリンドをパージするのは、つまりはガン細胞を破壊するような感覚だったわけですね。

リンドの住人から赤ちゃんは認識できない、ということは「はたらく細胞」の細胞君たちと本体のようなスケール差って感覚なのかな。

 

そして、リンガリンドを正常なシステムから外そうとする守護者に対して、アロウが提案したのは「俺たちが赤ちゃんを故郷に送り届ける」こと。

どうやって?は後で考える(シュウが)って思い付きをまんま口にしただけ。そういえばアロウってまずやってみて、ダメだったらその時考えるってヤツだったな。

一瞬「は!?」となったシュウだけど、直後にはりノリノリで方法考えてて、うん、そういうヤツだったわ。

シュウの「世界を知りたい」って望みを、単に見てみたいで終わらせず、目的を示すことで結果より遠くまで見渡せるようになる。

アロウとシュウって、ホントいいコンビだね。

 

そして、最初と違って、アロウもシュウも一人じゃない。

一人で壁の前で徒手空拳やってたアロウもだけど、一人でレッカを後にしたシュウも、フツーに無茶なんですよ。

周りに理解されないのは当然ってくらいには。

シュウが一人で聖域調べに行った時も、下手すれば帰って来れないってのもあるけど、コイツ自主的に聖域に残りかねないよなって思ったし。

少なくとも初期シュウだったら、リンガリンド救うって目的達成後には、何の未練も無く一人で聖域に行きっぱなしもあり得たかな、と。

それが色々あった後では、情報開示の場にエルシャ達もカイやレン君もいて、「アロウなら赤ちゃんだって救える」、「ダメだなこれは」「こうなったシュウ様は止められない」と、2人とも周りから生暖かい目で見守られるようになってて、感無量です。

 

そしてレン君、何気にシュウ”様”呼びに戻ってたw。

「カイをよろしく」されたレン君、腕を上げたって褒められる(褒められたと思ってない?)より、頼みごとをされる(必要と認められる)方がうれしかったのか。

シュウは興味無い事には気が付かないヤツだから、そこんとこ気が付いてるとは思えないんだけど。

義に生きるとか言ってないで、そろそろ自分の幸せ考えた方がいいよ。

そんで、どっちかって言えば、カイと居た方が幸せになれそう・・・・・・かな?

 

ラストシーンとEDがピッタリ合った演出もGood!

OPED4曲ともスゴイ良かったし、オールスターキャストの怒涛の展開で最後まで楽しませてくれました。

 

 

 

 

「86-エイティシックス-」11話。

前半最終回。

次回に特番か何かあるようなんだけど、どんな内容になるのかな。

ネタバレ注意です。

 

 

 

共和国を出て帝国領を進む5人の”ピクニック”。

シンの能力で敵をやりすごしつつも、戦闘で少しずつ装備や食料が失われていき、終わりの日が近づきつつある。

そんな中、たどり着いた町の小学校跡。

日本語で色々書いてあって「帝国は日本だったんかい!」とツッコミたくなるも、両親が帝国出身のシンが文字読めないっぽいのでアレ?となった。

 

小説読んだ方のツイによれば、帝国の中の特区みたいなもので、アニオリなんだとか。

これ、なかなかスゴイ演出ですね。

頑なに日本語表記で日本文化を主張してるのは、異国でのアイデンティティ確認の為かと思うと、妙に納得。

壁に貼られてるお習字の「平和」とか「未来」とか「希望」とか、視聴者には読めても、シンたちには読めない。

卒業式の寄せ書きのような黒板には、誰かにコクッてフられてるような書き込みと一緒に、「しょうこうになりたい」とか「おいしいものたべたい」とか「おおきいすべりだいであそびたい」とか、軍拡のためだろうか、日常が削り取られていってるのが窺えます。

ここにいた子供たちは、多分もう、どこにもいない。

 

彼らには与えられなかった学校ごっこを楽しむシンたち。

で、次のシーンがもう使わないなら机も教科書も薪にして燃やしてもいいよねってドライなのも、国は違えど同じ空気の延長線上って気がします。

平和な日常に一瞬憧れをいだいても、今の日常はそっちではないんだな。

その翌日、おそらく「86」としての最後の戦闘になります。

 

 

片や、新たなスピアヘッドメンバー到着時に「降格くらって時間が出来た」レーナちゃんが、スピアヘッドの隊舎を訪れます。

シン達のいた、わずかな痕跡。

そしてシンが読んでた本に挟まれてた、5人からの手紙を発見。

レーナちゃんがここに来ると思わていなければ、残されなかったはずのものです、

「彼らが信じてくれたから、この身が果てるその瞬間まで力を尽くすことが出来る」

諦めないレーナちゃん、覚醒です。

そんなカンジで、一旦終了。

 

 

またまた原作小説読んだ方ツイによりますと、ここまで1巻の内容をかなり補足した形でアニメにしているのだとか。

1クールまるまるで1巻分の内容とか贅沢な使い方なんだけど、ストーリーがしっかりしているので長かった印象はまるでありません。

アニメ化またはコミック化でも、文を絵に落とし込んだだけのものもあれば、作品に寄り添う形で映像で補完されているものもあって、これは後者の作品ですね。

キャラのセリフ以上に、背景が状況を説明し、芝居し、そこに違和感が無いとか、演出として圧巻です。

スタッフの理解が深く、それだけ愛されてる作品なんだなあ、と思った次第です。

こういう理解度の高いクオリティの作品を、これからも楽しめるといいなあ。

 

後半クールの放送が楽しみです。

 

 

「バックアロウ」23話。最終回まであと1話!

話もいよいよ大詰めですね。

ネタバレ注意です。

 

 

 

聖域へ至る途上。

シュウはカイに、国策を記した木簡を渡そうとします。

けれどカイは受け取り拒否。

これが終わったら、世界の全てを知る者の口から直接聞く、と。

 

カイの世界は、レッカでした。

リンガリンドとは、いずれレッカが征服すべき地なので、やはりレッカの延長です。

ゼツ陛下が健在なら、陛下が決めた枠組みの中でだけ考えていれば良かったのです。

まさか陛下がいなくなるなんて、(その可能性はあったにもかかわらず)考えもしなかったんだろうね。

次の皇帝は、となった時。

壁の中だけでも、レッカとは違う考えの国がたくさんあります。

しかもリンガリンドは沢山のリンドの中の一つでしかないと分かりました。

世界の範囲は、とんでもなく大きく広がりました。

 

レッカだけが世界の全てだった頃は、何をしでかすかわからない危なっかしいシュウは、カイにとっては周りの軋轢から庇護するべき対象でした。

シュウに真意を問うたカイは、シュウが間違っていると全く疑っていませんでした。

シュウがアロウに消された時も、悲しみながらも「馬鹿なことを考えるからこうなったんだ、だから止めたのに」という考えでした。

ゼツ陛下がいなくなって、レッカとは何かを考えた時、カイの世界は広がりました。

こうなってはじめて、世界を知りたいというシュウの見ている「世界」の大きさを理解し、だからこそ対等の関係に戻れたということでしょう。

もしかしたら皇帝候補は他にもいて、夢の実現のためには、蹴落とさなければならないかも知れない。

けど、最強タッグの前には、敵じゃないよね。

そりゃあレン君も泣いちゃうわ。

 

シュウが国策を木簡の形で渡そうとしたのは、レッカの歴史に敬意を払ったのか(紙どころかタブレットもある時代だもの)、それともあれ、例の切り取った木簡だったりする?。

 

前回書き忘れてたんだけど、シュウの「お腹が空いてるとイライラするよね」って考え方、好き。

コレ本当に真理だなって思うし。

シュウとカイが貧しい村出身ってのが良く出てるし。

理想を語るにしても体が第一、ちゃんと地に足がついてるカンジが良いな。

 

そしてそして、レン君は誰が好きなのか問題にも進展が・・・あった、のか?

カイ  (シュウをずっと見ているとは、いい告白だな)

シュウ (レン君ががんばってるのはカイの為なのにわかってないな or そもそも興味無いことには脳のリソース割かないだけ)

レン (この朴念仁と唐変木! ぶくー)

レン君かわいいのに、このままだったらマジでカイ×シュウ推しで終わりそうなんですが・・・・・・いいのかそれで?

 

 

で、話の本題は神域突入作戦です。

やっぱり生きてたルドルフ、進路を徹底的に邪魔し、巨大落宝でリンガリンド自体の消滅を図ります。

壁がどんどん狭まって国土全体を押しつぶしにかかるとか、人々の恐怖の最後の一片まで絞りつくそうって兵器です。

大ピンチです。

いや、でも、そんな破壊兵器あるなら何故最初から(アロウ君送り込むなんてまどろっこしいことせずに)使わなかった!?

 

絶望的なまでの畳みかけに対して、「僕たちを邪魔するってことは、僕たちに可能性があるからだ」と檄を飛ばすシュウ。

敵の心理を読んで勝機を見出す。

何より、方針という希望を示して味方を奮い立たせる。

どんなに力があっても、力をふるうべき対象が分からなければ意味が無い。

どんなに知恵があっても、実現するための力が無ければただの夢。

力と知恵、どっちも必要ってことだね。

胸熱展開最高だぜ!

 

それにしても、ディソナンザは何考えてるんだろう。

強者につく腰巾着ポジションは分かるとしても、、それでどんなにドヤってても、結果自分も滅ぶ方に入ってるんだよね?

道化に徹するディソナンザの信念って、何なんだろうなー。

 

 

ついにルドルフの妨害をはねのけて、聖域の前に現れたのは、アロウ君そっくりのガーディアン。

アロウ君の秘密が今、明らかに!?

何故、殲滅者は人間の形をしているのか。

カンペキな殺戮兵器ではなく、不完全ともいえる存在だったのか。

それはもしかしたら、リンガリンドの人々を試す試練であり、生存の突破口になる可能性もあるのかな。

というか、そこに勝機を見たから、シュウはこの作戦に打って出たのかな。

 

 

次回ついに最終回。

アクロバット展開が来るのか、感動展開が来るのか。

アロウは、そしてシュウは何を選択するのか。

めちゃくちゃ楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔道祖師」羨雲編、7話目まで見る。

主人公蘇りから主に過去の物語だった前塵編に続き、羨雲編は主人公の周りで不穏な事件が起こる現在と、温氏滅亡からの過去記憶が交錯する内容です。

ネタバレ注意です。

 

 

温氏の滅亡後、今度は温氏の生き残りの人々が迫害を受ける状況に,。

一族といっても、老人や子供や本家の方針に反対し迫害に加担していなかった人。

その中には、江氏滅亡時に助けてくれた温寧とその姉もいた。

ただ一人で庇い続けた無羨は、だんだん孤立していくことに。

江澄だって恩を感じて力を貸してくれても良さそうなものだけど、精神的にそれどころじゃなくて覚えてないっぽいのよね。

江氏の立場が優先なのは仕方ない、のか。

 

そんな事情があったにせよ、鬼将軍にされてしまった温寧の運命が辛すぎる。

気弱なくらい優しい青年で、イケイケ温氏の中で孤立してた時に無羨に話しかけられたのがよっぽど嬉しかったんだろうね。

無羨と江澄が命を狙われてるところを何度も手助けしで、危険を承知で匿って。
なのに、温氏の一族として迫害を受けて殺されて、残った一族を守るためとはいえ、無羨の術で鬼将軍にされてしまう。

しかも今回、温寧は生前の意識や記憶もちゃんと持ってるのが描かれてる。

それは見てて辛いなあ。

いつかちゃんと、穏やかに弔ってあげてほしいなあ。

 

それはそれとして、祝いの席に温寧連れてくのはトラブルの元にしかならない気が・・・・・・。

そのあたり、無羨も大分感覚マヒしてるというか、もう少し一般からどう見えてるか気にした方が平和だと考えるのは、世間の目を気にし慣れた者の感覚なんだろか。

で、当然事件は起こって、責任を取る形で温寧姉は命を落とす。

最後まで味方だった義姉も、無羨の術の暴走により命を落とすことになる。

何と、数少ない美人女子枠が二人も退場!

キレイどころが男子な時点で言うのもアレだが、何てことをする(心の叫び)!

 

そして現在。

術の暴走は仕組まれたもので、無羨を悪者にして何かを目論む者が居るらしいということが判明する。

無羨のことをずっと信じて調べ続けてた藍忘機がけなげだね。

この人、無羨には何も言わないけど、知らないとこでめっちゃ色々がんばってそうだね。

愛だね。

 

でもさ、キャラデザにはやっぱり一言いいたい。

過去無羨と、他人の体で蘇った無羨のビジュアル、もう少し変えても良かったのでは?

見た目に違いが無さすぎな上に服の色目も同じだと、時間が飛んだ時に一瞬脳が混乱するんだわw。

「僕は他人です」演技に説得力がまるで無いw。

まあ、前回今回で江澄と藍忘機には本人バレしてるので問題無い、のか?

と言うより、藍忘機補正で彼の目にはこんな風に見えている、ってことなのかもw。

 

そして今後の展開予想ですが。

今現在登場している中で犯人候補をあげるなら、

本命 金氏の現当主

対抗 ・・・・・・

大穴 ・・・・・・

大喜利でも考えようかと思ったけど、ちょっとムリだったw。

現時点では本命一択です。

死んじゃった人が実は生きてたはアリかも?

次回の羨雲編最終回か、続編に持ち越しです。

現状で気になるのは、無羨を献舎で復活させた莫玄羽が金氏の関係者だったのは偶然なのかってこと。

献舎がどの程度のレベルの術かは知らないけど、それが使える知識があった訳だし。

何かに利用するために無羨の魂が必要だったからそう仕向けられたのか、ただの偶然で黒幕にとって想定外だったかで、今後の展開変わってきそうだけど、さて?

幼馴染の一人だった聶氏現当主様が知らぬ存ぜぬ決め込んで、逃げ回っちゃってるのは、何かを知ってしまったからなのかな?

笑って誤魔化す(誤魔化せてない)な性格、そのままなんだろうか?

 

次回8話で一旦最終回。

続きはちょっと間が空きそうなので、放送が待ち遠しいかぎりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「86」第9話、サブタイトルは「さよなら」

一気にカタルシス来ましたね!

分割2クールと聞いてますので、今回が前半最終回!?みたいな。

ネタバレ注意です。

 

 

前回、ピクニックの出発に見送り無しだったレーナちゃん。

フラグ通り、シンのピンチに参戦してくれました。

というか、ついに振り切れちゃいましたね。

親友を共犯者に、砲台をハックし、危険行為の視覚共有の精密射撃と大活躍!

国がマトモじゃないと自覚してて誰もが方針を改めもせず現行に固執するだけなら、そんなのに大人しく従う道理は無い。

優等生の反乱、いや自分革命ね。

もう最高にカッコいいですね!

レーナちゃんの援護で、シンもお兄ちゃんを弔うことが出来た。

やっと、お兄ちゃんの顔を思い出すことが出来た。

素直に泣くことが出来た。

アネットちゃんも、強引に共犯に引っ張り込まれたことで、吹っ切るキッカケになるといいんだけどね。

 

という前半戦からの、別れのシーン。

5人を乗せた機体は、共和国の管制圏を越えてさらに遠くへ行こうとしています。

絶対に戻って来るなの偵察任務です。

監視の元で戦わされてたことを思えば、敵がうようよ居る地であろうと、ようやく手に入った自由でもある。

そして過去に包囲網を突破出来た者がいなかったのなら、戦争が始まって初めて国外に進むことになるんでしょう。

もしかしたら、戦場の先にだって行けるかもしれない。

確率は低くても、可能性はゼロじゃない。

この先のことは、誰も知らないんだから。

明るく別れを告げ、どんどん遠ざかっていく5人。

思わず走り出すレーナちゃん。

追いつけないのはわかっている。

でも、少しでも長く、声を聞いていられるように。

そして、シグナルロスト。

もう声は聞こえない。

わかっていたこととはいえ、辛すぎる別れです。

 

レーナちゃんは、この先どうするんだろう。

新たなスピアヘッドのハンドラーを続けるんだろうか。

国の方針を変えようと足掻くんだろうか。

シンたちとは、いつか再会できるんだろうか。

続きが気になりますね。

 

 

 

 

「バックアロウ」22話まで見る。

物語もそろそろ大詰めですね。

ネタバレ注意で。

 

 

 

壁外の情報を手土産に天才君ご帰還。

何かイカサマなことして帰ってくるとは思ってた。

巨大化は想定外だったけど。

ただ、シュウが戻って来れるなら他の消えちゃった人たちもワンチャンあるか、とはならなかったね。

本人は勝算あっての行動だろうけど、失敗するリスクもそこそこありそうで、自分の予測に全賭けできちゃうとこ、まさに紙一重ですね。

 

さて、アロウ君の暴走は一応治まったけど、すっかり意気消沈。

そんなアロウ君に、決闘を申し込むカイ将軍。

カイは以前は、常識(レッカの)に縛られない危なっかしいシュウの、手綱を引いて守るのは自分の役目と思ってたっぽい。

シュウが出て行った時も、自分の能力を過信しすぎて間違いを犯したという見方をしていた。

レッカこそが全て。

陛下こそがレッカそのもの。

だから、ゼツ陛下がいなくなるというまさかの事態にも、カイたちはあくまで家臣の立場で考えてる。

最初から大国とはいえ一つの国の中だけの理屈ではなく、世界そのものを意識していたシュウは、世界を創った神を相手にする事態でさえ面白くて仕方ないみたいに生き生きしてる。

ここに至って、親友の進んだ道は間違いじゃなかったのかも知れないと思い始めたっぽいカイ。

けど、親友が思い切ったマネをするキッカケになった張本人の、アロウが腑抜けてるのは腹が立つ。

 

意に反して大勢の人間を消してしまい、その罪の意識で自棄になってたアロウ。

なのに、それでも生きたいと思ってしまうのは何故なのか。

今まで戦う理由にも、シュウの言葉を借りてたけど。

前回のビットの人頼みパワー無双には笑ったけど、今までのアロウ自身もわりとそんなカンジだったんだよね。

自分はどうしたいのか、ようやくその答えを見つけたアロウは、ここで初めて世界の中に生まれたと言ってもいいのかもね。

 

レッカを飛び出した時のシュウは、カイを含めてレッカの者の頑なさに、自分の考えを説明したところで理解されないと諦めてた。

あの時点ではその判断も間違いではなかったのかもだけど。

色々あって、カイの考えも変わってきた。

本人無自覚かもだけど。

人間は変われるし、変わることでもっと強くなれる。

人間の可能性も捨てがたい、よね?

シュウの目下のゲームクリア条件は世界を救うことだけど、神の領域が面白そうなら、そっち行っちゃう可能性も無くはなさそう。

ラスボスも狙えるポジションに、また一歩近づいたかも。

でも、何の未練も葛藤も無しに思い切れるかというと、どうかな?

 

というところで。

ここでもう一度、レン君が好きなのは誰でしょう問題。

本命、シュウ様(ライバル、バックアロウ)

対抗、カイ将軍(シュウとバックアロウ許さん!)

大穴、カイ×シュウ(邪魔者、バックアロウ)

さあどれだ!

過去語りもまだだし、ツンがデレてくれるのをずーっと楽しみにしてるんだけど、これ最終回まで持ち越しかなあ?

 

 

 

 

 

前回はほとんどあらすじにしか触れてなかったんで、今回はキャラについて。

原作未読なので、妄想がはかどりますw。

ネタバレ注意です。

 

 

 

とうとう部隊メンバーも5人に減って、ついに、無期限偵察任務という名の「死ぬまで戦ってこい戻ってくるな」命令が下ります。

もうとっくに覚悟決まってる5人は、ピクニックにでも出かけるようにその日を迎えます。

 

片や、命令に納得できないレーナちゃんは頼みの綱のおじさまに食ってかかり、それでも撤回されないとなると、いつも話を聞いてくれている親友に苛立ちをぶつけます。

ここで、絶対過去に何かあったよねってカンジの思わせぶりな言動をしていたアネットちゃんの、真実が明かされます。

小さい頃、幼馴染だった男の子が「86」として収容所に送られることを知った時、友達からいじめられるの怖さに排斥する側に回ってしまったこと。

自分自身の弱さ汚さを自覚してしまった時に、仕方ないと言い訳して目をつぶり続けたこと。

罪悪感に耐え切れなくなった父親が自殺したのは、自分がきっかけだったのだという罪の意識。

辛かっただろうな。

父親の死がその後の人生の転機になったのは、レーナちゃんと一緒だったんだね。

アネットちゃんはどんな思いで、真っすぐで純粋で何かある毎に傷つきながら諦めないレーナちゃんの親友で居続けたんだろう。

偽悪的に振る舞い諦めの言葉をつぶやきながら、早く諦めてこっち側に来いと願っていた、だけなのかな?

勢いのままに絶交宣言しちゃったけど、仕事では顔を合わせるよね。

アネットちゃんは、レーナちゃんが助けたいと思っている相手が、幼馴染の少年であることを(1区に住んでいて同い年だから、多分)知らなかったはずだけど、知る機会はまだあるわけで。

もしも知ったら、アネットちゃんはどんな判断をするんだろうね。

 

一方、隊長のシンにも親友がいます。

頼れる副隊長のライデン君。

重責を担うシンをいつも気遣い、的確にサポートし、レーナちゃんのことを気にかけつつ無自覚な彼を生暖かく見守ります。

自分たちより残されるレーナちゃんを素で気遣うシンとかもう、ニヨニヨ見守りたくもなるよねえw。

そんな彼らが向かう敵の親機には、シンの戦死した兄の歪められた意識が搭載されています。

感情を殺して仲間を支えてきたシンの、唯一戦う理由である相手。

そんなものに相対する時、シンはおそらく、頼れるリーダーではいられないでしょう。

何があってもどこまでもついて行くと言い切ったライデン君は、どんな覚悟でいるんだろう。

 

ピクニックに出かけるのは5人だけど、スピアヘッドの仲間たち、スピアヘッドに来る前の仲間たち、全員が一緒だよって爽やかさ。

だけど、もし生存の目が見えた時、自分だけが生き残る方を選べない的な方向に行かないでほしいな、とは思う。

「いつかは皆死んでしまう、早いか遅いかの違いでしかない」のなら、足掻いて足掻いて、誰も想像もしていなかったくらいの遠くまで、仲間たちを連れていってあげてほしいです。

 

今後の展開から目が離せません。

 

 

 

 

 

気が付けばもう5月も終わり。

春アニメもそろそろ佳境に入ってまいりました。

「エイティシックス」は自分的に、春アニメでダントツに見るのに根性が要る作品です。

ここまで真正面から差別問題を前面に押し立ててくるような作品って、それをちゃんとエンタメとして成立させてる作品って、かなりスゴイと思う。

一応、ネタバレ注意。

 

 

 

まず主人公レーナちゃんサイド。

防衛戦争をしている共和国があって、無人機を投入しているから人的被害はゼロ。

からの、無人機に乗ってるのは国民である「人間」じゃなくて特区の移民「86」だからノーカウント、という政治的理屈。

一応、国民からその事実は隠されていることにはなっている。

で、戦争の終わりが予測されているので、それまでに「86」を消滅させてしまえば、差別があった事実(国家の罪)を記憶する者ごと隠蔽してしまえるという、非情にも合理的な国家の方針が明かされます。

そういう所の軍人であるレーナちゃんの任務は「人間が無人機をコントロールしてます」というアリバイ作りみたいなもの。

だからこそ、都市の中に暮らすレーナちゃんと、「86」と呼ばれる少年少女たちの接点が出来る。

「自分は彼らのことを考えている」と思って行動している彼女の中にも、無自覚な差別意識があることを突き付けられ、それでも非を認めて進もうとするレーナちゃん、強い子ですね。

 

片や「86」側の主人公シンと、彼の部隊の仲間たちは、約束された任期満了など嘘っぱちで、その前に戦場で使い潰されることになる事実を承知しています。

壁の中の人間を豚と呼び、アイツらみたいな卑怯者の仲間にはならないことに尊厳を見出し、最後まで仲間とともに誇りをもって戦うことを誓っています。

そこに至るまでに、本当に色々体験しちゃってて、最後の最後に自分で選べる唯一のものが、その誇り。

泣きわめくことすら諦めた、凄絶な絶望状態です。

 

ところが、終戦の見通しとなる前提条件は崩れていて、共和国はかなり危険な状態であり、差別していた「86」がいなくなれば防衛手段を失って滅亡確定、なのに気づいている者は少なく、これまで行ってきた国家の罪を知しらされた時、国民が耐えられるかと言えば・・・・・・今更方針転換なんか不可能。

知っている者は、こんな醜悪な国は滅んでもいいという罪悪感と諦観で、動けない。

残された時間は僅か。

レーナちゃんがどういう足掻きを見せてくれるのか、目が離せないところです。

 

 

 

そして、リアルに思いを馳せるのです。

エンタメとは、現実世界のある問題に対する状況設定シミュレーションでもあります。

作品世界の共和国では、自分たちは差別される側でしょう。

でも、リアルでの意識は、差別を意識しないでぬくぬくと暮らしてる側でしょう。

差別なんかしたことない、という人は要注意です。

それは、意識すらなく差別しているということだから。

社会生活とは、そういうものです。

これは、ドキドキハラハラと同時にそういうことを気付かせてくれる作品です。

 

 

 

 

 

 

春アニメでわりと気に入ってる「不滅のあなたへ」。

作品の雰囲気も、OP、EDも好き。

ネタバレ注意で。

 

 

 

 

何者かによって世界に投じられた球体は、石から狼へと、そして出会った少年の姿を模して、世界と、世界に生きる人々を知ってゆく。

「フシ」と名付けられた”それ”は、どこに向かうのか・・・・・・。

という感じのお話。

 

第6話では、「フシ」となる球体を投じた者の意志や、「彼」に敵対するものの存在が明かされる。

「フシ」は「彼」によって、この世界を記録する役目を与えられている、らしい。

「彼」は神様的な、創造主的な何かだと思ってたけど、意外と科学者、技術者系の可能性も?

とすると、「フシ」の投じられたこの世界の外側に、技術の進んだ社会が存在するのか?

「彼」の存在する、世界の外、どんなところだろう。

それに、球体はたった一つなのか、追加投入もアリなのか。

謎だらけです。

 

とすると、最初(第1話)に投じられた極寒の不毛の地で、何年も石として転がっていて、偶然瀕死の狼が通りかからなかったら、いつまで石のままでいたんだろう。

それだと効率悪くないだろうか。

まあ、時間や空間や生物や非生物みたいな初歩の初歩、情報量の少ない所から記録していくため、という想像も出来るけど。

「彼」の時間感覚は、この世界に生きてる人間とは大分違ってるんだろうね。

 

でも、「彼」の思惑がどうであれ。

死を悟った狼が、何を思ってか石の元にたどり着いて、

狼の姿を得た「それ」が何もわからないままに少年と出会い、

たった一人で残されていた少年の傍に、ただただ寄り添っていた。

そんな偶然の物語が、すごく愛しく思えます。

 

第6話で生きることに貪欲なおばあちゃん、パオランと行動を共にし、言葉や色んなことを教わるフシですが。

少年の姿の元になった者は、フシにとってどんな存在だったのか、問われます。

これは多分、物語を通してずっと問い続けられる命題なのでしょう。

フシが少年の「音」を覚えているのなら、言葉を理解し、人の心に寄り添うことを知った後で、少年の言葉にどんな意味を見出すのか。

今まで出会った何人かと、これから出会うだろう大勢の者たちに、どんなことを思うのか。

 

タイトルの「不滅のあなたへ」とは、「世界からフシへ」であるとともに、「フシから「彼」へ」でもあるのかな。

いつか、旅の果てに、フシは「彼」にどんなことを伝えるのだろう。

見届けたいなあ、と思う作品です。