自然、微生物に寄り添いたい☆福島で糀と暮らす∞さとめ∞です。


自然療法の本でお馴染みの東城百合子先生のご長男、五来純先生[あなたと健康社代表取締役 栄養相談室室長]の自然療法お手当会で福島市に来訪とのことで参加してきました。


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約50名の参加者の皆さんが熱心に耳を傾ける五来先生のお話。


自然療法とは、五来純先生の実の母、東城百合子先生(東城はペンネーム、本名は五来百合子)が提唱する民間お手当と食事療法。

自然に即したものを使い病氣のお手当や予防、その土地、季節にあった自然なものを精製しないで丸ごと、野菜、魚、雑穀、玄米を中心とした食事で、健康に暮らすための方法です。


東城百合子先生のプロフィール

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実は、今回主催の主催福島市で活動する『福島自然に学ぶ会』の会員の方々は、重度の疾病から奇跡的に復活された方が数名活動されています。


くも膜下出血になったのにも関わらず後遺症もなく全快された方、6年前はレベル4の卵巣癌になっていた方がお手当、食事で奇跡的に復活、また胃癌で手術の前に2/3を切除すると医師に告げられ、手術まで自然療法に真摯に取り組み、最終的には家族の希望もあり手術するも胃の半分の切除、その後3年間自然療法のお手当を続け、完治。11年経過した現在も、お手当しながら元氣に活動されています。


本当に想像を超える痛み、苦しみを乗り越えてきた方々の実体験のお話しは、人ごとではない、と感じます。


実は私自身の体験もあり、自然療法の可能性を重視しています。


私が15年程前に食に全く関心がなかった頃。米は少し、野菜もさほど食べない。食べても温野菜。糀はおろか発酵食品なんて殆ど食べない。


毎食食べているのはうどん、パスタ、ラーメン、パンなど小麦製品を大量に食べていました。


当時は頭の中がいつもモヤモヤ。

氣が極端に滅入り、頭がモヤモヤ、静かな苦しみが7〜8年続きました。


親戚が精神疾患で薬を飲んでいたのをみて、西洋医学的な薬では精神疾患は治らないと感じていたので、もがき苦しんだ末に自分で治せる知識、ノウハウを身につけよう!と30歳を過ぎてから心理学を勉強するために通信大学に通いました。頭がモヤモヤした中でも必ず治ってみせる!と必死に勉強、治る道を模索し続けました。


集中して勉強する時間が増えて、実家にも戻ることになり多少は症状を感じない時も増えましたが、それでも症状は全く改善とまではいきませんでした。

そして、勉強が終わっても理論方法だけでは結局改善策は見当たらず、、、。


そんな中、身体の方にも症状がでました。4年前子宮筋腫による物凄い痛み。激痛が走りました。開腹手術をし7cmと1cmの筋腫を切除しました。


また出産後、子宮頚がん検査で陽性となり異形成と言われる癌の一歩手前の段階だとわかり、その後1年半ほど、定期的に検査を受ける日々。。

検査の結果待ちのときは悪い方に考えてしまい、いつも心が折れそうになります。


もうこんな思いはしたくない!!!


というのが、私の心からの、身体からの叫び、願いでした。


そして、妊娠したのをきっかけに食に関心を持ち始め、添加物、油、農薬、小麦の脅威を知り、これらが現代人の健康的な生活を阻んでいたのか?!と知り、愕然としました


そこから添加物表示をみて買い物をするようになり、油も一番圧搾絞りの菜種油、エゴマ油、アマニ油を取り入れました。

野菜もなるべく農薬を使用しないもの、あっても農薬をホタテの貝殻パウダーで浸して農薬除去したり、できる工夫をして身体に悪影響を与えるものを体に入れない努力を始めました。


また流行り始めたグルテンフリーを試しに1カ月実行。心が前向きになり、頭の中がすっきり。


発酵食との出会いも拍車をかけ体調がみるみる良くなり、あの時の頭のモヤモヤは嘘のようになくなり、ようやく自分の身体をもって気づきました。


自然に沿った良い食が人の心身を含めた健康な体をつくっている


そうはっきり氣づいたのは、本当にここ2年くらいの話。ずっと理由がわからない不調と食が大きく関わっていた、いうこと。


私の理由がだいぶ長くなりましたが

手術しないで病氣を癒し、昔ながらの自然に沿った方法で、これからも心身共に健康に過ごしたい、と健康の指標としたのがこちらの自然療法というわけです。


現在、私もガチガチの玄米菜食はしておりませんが、自然療法を意識することで修正をかけながら生活しています。


我が家のバイブル、東條百合子先生の『自然療法』の本には、玄米の炊き方から、疾患、症状に応じたお手当方法が沢山載っています。

さて、話は五来先生の話に戻ります。
90分のお話の中での印象に残ったところをまとめます。

✳︎元氣な人は、起きて30分以内にはやる氣が出てくる。起きて、1、2時間経たないととか、午前中は、動けないような人は血液の巡りがおかしいので、改善が必要。

✳︎2017年に105歳で他界された日野原重明先生と東京のとある高級老人施設に行った時。こちらの入所はいかがですか?と聴く。すると、すでに102歳にもか変わらず、、
⇨「歳をとったらね」と回答される。
常に若い意識を持ち続けることが大事。延命長寿は少食➕誰かの為に、人の為に、と何かを考えていること、人からなにかを受け取ったら返すこと。

✳︎玄米菜食、自然食は、重要しかし!
癌を患い、玄米菜食で治ったが、玄米菜食を止めるとまた癌細胞が活発になる。良くなるまで2年くらいかかった人も。玄米菜食を続けることが大事。
また、玄米を食べても癌になるケースもあり、全体のバランスが大事。
食事が良くても、いつも批判ばかりする人はある種の淀みが出来、良くならない。
自然の流れに沿い、笑顔でありがとうと感謝すること。

普段から氣をつけていても無理をすれば病氣になる。しかし、自然療法お手当で改善も可能。

✳︎東條百合子先生は、まもなく92歳。
最近股関節のズレもあり、入院されていたけれど、4日後には復活。
食事は、朝に梅肉エキス、お茶など。
昼、夜の一日2食。玄米を一回、蕎麦うどんなどを一回、五来先生の奥様が作られているものを食べているとのこと。
間食はなし。果物も少し。甘いものは、草団子、さつまいも、とうもろこしを食べている。

✳︎生まれたときから自然療法をしている五来先生兄弟の病歴
⇨子どもの頃に肺炎にかかったくらいで、その後は病氣がない‼️
⇨同じように育った弟さんは、丈夫で病氣知らず‼️

✳︎料理上手になるには、食べる相手の好みを把握する。味見をして出すこと。

玄米について

炊き方は三種類あるが、それぞれ仕上がり、食感が違う。玄米の炊き方については、p28にも掲載されています。
✳︎炊飯器
万人が同じように炊けるメリットはあるが、味に広がりはない
✳︎土鍋
もっちりはしないが甘みがある
✳︎圧力鍋
もっちりとして噛むほどに味に広がりがある
⇨子どもには、食べるようになってからでいいが、どんな食感、味に仕上げるか工夫も必要。また男性と女性でも、味の好みや食感の嗜好も違うので、(一般的に女性⇨もっちり系、男性⇨さらっと系が好き)食べさせるなら家族の好みを把握することも大事。


そして、ランチは圧力鍋で炊いた玄米弁当をいただきました
身体が喜ぶご飯をゆっくりよく噛んでいただきました。

福島『ふく』と復興を願う『ふく』で『ふくふくべんとう』も和紙に手書き。会員さんのお氣持ちがつまったこういった丁寧なおもてなしも素晴らしい‼️
※文字切れててごめんなさい

車麩のカツ、蓮根の炒め物、青菜、トマト、人参の寒天ゼリー、里芋の煮物と猪苗代の会員の方からご提供いただいた玄米とごま塩、梅干し。
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それから、自然療法のお手当について。
沢山あるお手当の中で3種類のお手当を学びました。症状別に沢山のお手当方法がありますので、ご興味ある方は本を借りるか、お求めくださいね!

--事前に--
1.手当前後は排尿しておく。
2.空腹時に行い満腹時は避ける。
3.入浴する場合は、手当の前に入る。
入浴後は、血行が落ちつくまで30分〜1時間あけて行う。手当後は入浴しない。

【こんにゃく湿布】
胃腸病、風邪、熱、慢性病、ガン、高血圧、腎臓病、糖尿病、結核その他疲労に大変良い。

10分煮たこんにゃくをのせタオル3枚で包み体感しました。暑い場合はタオルで調整します。じんわり温まりとても気持ちがいいです。
⇨肝臓をこんにゃくで温める解毒力が高まり元氣になる。
脾臓を冷やすのは臓器のリンパ腺の親玉であり、内臓の疲れや炎症があるとそれをカバーするのに脾臓が腫れてしまう。腫れて弱った内臓をカバーするため、脾臓は冷やす。炎症を防ぐと脾臓の活動を促進、病氣も好転する。

因みに、カイロやアイロンお手当などは、じんわりじっくりと後々までの温まり方が違うのと、三年間土の中で育てられた生命力もある、さらに毒素を吸い出してくれるこんにゃくの方が良い特性があるので、オススメはしていないよう。
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本の図も抜粋
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以外2つは、会員さんの実演となりました。

【生姜湯湿布】

内臓の痛みや炎症、癌、婦人病、肺炎、尿道炎、神経痛、リウマチ、打撲、捻挫、肩凝りほとんどの病氣に適用できる。

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【芋パスタ】

熱のある痛みや、ねんざ、喉の痛み、乳腺炎、助膜炎、リウマチ熱、癌の特効薬となる。
材料はこちら。
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こちら、里芋のpastaではありませんので念のため(笑)

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里芋のない時期は、じゃがいも、自然食品店で売っている里芋粉などでも代用できるそう。


今回、郡山の自然食品とみやさんから酒粕のお土産つき♡しかも、酒粕(ノ´▽`)ノ美味しくいただいてます。ありがとうございます!!

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帰ってから、久しぶりに子どもに柔らかめに炊いた玄米を食べさせてみました。

半年前は食べなかったのに、一緒に炊いた黒豆もモグモグ食べてました(^▽^;)
食べないと思い込んでましたが、親の私が食べさせる努力をしていなかったのかもしれませんね

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自然療法には、夏に私が体感した砂浴ほか、ビワの葉温灸、まだまだ沢山のお手当があります。本だけだとなかなかわかりにくい点もあるので、福島市、郡山市近郊で東條百合子先生直伝のお手当、玄米菜食が勉強したい方は『福島自然に学ぶ会』へのぜひご連絡を。

連絡先はこちら↓↓↓

白岩さん 090-7669-5278