少し前から、四季くんと一緒に副業で占い師を始めました。
最初は、タロットで誰かを占ってみたいという好奇心が強かった事など、やや軽い気持ちで始めたんですけど、今は全力の本気でやっています。
占い師をしてみてわかった事。それは、軽い気持ちでやってはいけない職業だという事です。
実際にやってみると、占いって、人生相談でした。誰も彼もが大なり小なり悩みを抱えて相談に来ます。中には、どう足掻いても自分では解決できない問題を抱えていて、最後に藁にもすがる思いで占いを依頼してきているような方が、全体の2割くらいいらっしゃって、相談内容を聞いているととてもではないですが、軽い気持ちで占いなどできません。
神様や守護霊から助言をもらい、その方向性に従って全力で相談に乗っています。
そして、本気で悩んで占いを頼る方って占いで言われた事を本当にそのまま実行しようとされているのが伝わってくるんです
だから、誰かの人生の大きな決断を勝手に決めてしまっているようで、最初の頃は、こんな事をしていいのだろうか…と悩んだりもしました。
けど、ここで誰かが相談に乗って慎重に正しく助言しなれば、この方、この先冗談じゃなく大変な事になるかもしれない
という人が、こんな短期間占い師をしている中で何人もいて、なんかもう、放っておいてはいけないような心境にもなってきました
でも私は、性格的に占い師に向いてない事もわかりました。
占いをしていると、良い結果ばかりではなく悪い結果が出る事もあります。そういう悪い結果を伝えると、「こんな答えは求めてない!こんな占いは間違ってる!」という内容の事を言ってくる人も結構いるんですよね…。そんな事言われても…
悪い結果が出てるのに嘘をついて良い結果を伝えたら、それは占い師ではなく詐欺師では…?悪い状況を変えるためのヒントもお伝えしてますし、結果は受け入れて状況を変えようと動かなければ、状況は悪いままだと思うんですけど…
もしくは、私の言葉選びが悪かったのかもしれません。オブラートに包んでいるつもりではありますが、人を怒らせたり傷つけないようにもっともっとオブラートを重ねて伝えればよかったのかもしれません。
満足してもらえないと、自分の伝え方が悪かったな…申し訳ない事をしたな…と、落ち込んでしばらく占えなくなったりします。(守護霊さんにお願いする占い方は、メンタルが超重要です。雑念が入ると正しいカードが出ないので…)
たぶん、こんな事でいちいち落ち込んでいたら、占い師なんかできないんだろうな、私って致命的に占い師に向いてないなと思うこの頃です。
その点、四季くんはサッパリしています。
「何と言われようと、正しい事を伝えないと意味ないでしょ?ただ肯定して慰めてほしいだけなら、占いじゃなくてそういう話聞いてくれる専門の人の所へ行けばいいんじゃない?俺は俺の占いをやるだけだし。いちいち気にしてたらキリがない」と。
そのメンタル、その信念……こういう人が占い師に向いているのだと思いますね。
四季くんは大学が心理学系だった事もあって、なんかいい感じに相談にも乗ってあげていますし。
私はというと、やめるか続けるかぐるぐる悩みつつも、最近は、私でも誰かのためにできる事があるのなら、無理しない範囲で細々と続けて行こう…という心境です。
色々書きましたが、「ありがとう」と言ってもらえる事の方が多いですしね。自分にできる範囲で、私のメンタルが保つ限りは、続けてみようと思います。