ちょっと中断していましたが

ギリシア旅の続きです

 

 

3月23日(土)アテネからの日帰りバスツアーに参加しました。

途中、コリントス運河に立ち寄ります。

 

 

ローマ時代2世紀のハドリアヌス帝が途中まで工事したものです。完成は近代になってからです。

 

 

 

2時間でナフプリオンに到着しました、

パラミディ城山が見えますね。

ヴェネチアが近世に築いたものでギリシア独立戦争の舞台となりました。

 

 

 

土曜日のせいか賑やかなシンタグマ広場、

正面は考古学博物館です。

 

 

 

カフェやレストラン、服飾店が並ぶ大観光地です。

 

 

海沿いには高級ホテルが並びます。カップルが眺めているのは海

 

 

 

ブルジ島と水が綺麗なアルゴリコス湾。タラサテラピーの世界ですね

 

ペロポネソス半島のこの辺りになると街はここくらい、人口が少なくて汚れていません。


ギリシア全部で人口は1200万人。ペロポネソス半島では63万人で人口密度か30人/km2、ということは北海道の3分の1の密度でした。

 

次回のギリシア旅ではここに泊まりたいわ!

 

遺跡に登って、美味しいモノいただいて、夜はお洒落して劇場に、

二人で1000ドルもあればタップリ楽しめそうです

 

 

 

 

エピダヴロスにやってきました

ここは驚くべき遺跡で、紀元前6世紀頃からはじまった医術の神様、アスクレピオス信仰の中心でした。

 

 

スポーツ、入浴とエステ、音楽や演劇、そして宴会。心身の疲れを癒そうという総合医療レジャーセンターでした。


こんなのが紀元前にあったとは!ホント進んでるわ

 

ニッポンにありますxxハワイアンセンターですが、ここは元祖でしょう。

 

↑はギリシア浴場跡です。ローマ時代になって更に発展し近くにローマ浴場ができました。

 

 

 

大宴会場跡には音楽堂が併設され、音楽や歌舞のディナーショーが催されていたのね。

宴会場の隣には医師付き宿泊施設もありました。

 

 

 

(その説明です)

 

 

 

順不同ですが、昼間はスポーツで汗流します。

こちらはスタディアムでした。

 

 

円形神殿です。

 

 

 

ここのトロス(円形神殿)は直径21.5mという大きなもので

外柱は26本のドリス式石灰岩でできています。しかも10m近い高さですね

 

 

 

紀元前4世紀中ごろに建築されたもので、例のパウサニアスもギリシャ案内記で讃えています

 

内側の柱は何と優雅なコリントス式の大理石で14本もありました。

 

この時代のコリントス式は珍しいですが、コリントスはここから近かったですね。

 

 

そして有名な劇場です。

紀元前4世紀に造られ、1.4万人も収容できます。

現代でも夏の野外フェスティバルで使われます。

 

(山姥もポンペイの劇場でバロックのコンサートを聴いたことがあり、夏の夜の楽しみでしたわ)

 

古代劇場といえば、出し物はギリシア悲劇や喜劇です。

2500年も前に書かれた作品ですが、現代でも十分通用する人々の思いが描かれています。

 

今回のバスツアーはこの後ミケーネに行きますので、ギリシア悲劇のトロイア物にも触れることにしましょう。

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