ギリシア旅の目的は美の源流探しです。

数々の美の痕跡に出会えました。

 

 

 

紀元前330年ですからデルポイに再建されたアポロ神殿の西側破風の彫刻です

 

 

 

長い髪にチュニック着たディオニソス。手にはキタラ琴を持っていました。

男神ですが美と陶酔の女神です。何とアフロディテの帯をつけています!

 

紀元前330年の美の原典に魅せられて、ワタシ信者になります

 

 

ちょっと横道ですが、デルポイのスピンクス、

上半身が女性で身体はライオンです。

古代は多様性、多神教の時代でしたね。

 

以上デルフィー博物館で出会いました。

 

 

 

 

着飾った人々

 

サントリーニ(ティラ島)のアクロティリ宮の壁画です、

 

 

 

 

断片が残っています。

 

顔面が残っています。

 

サントリーニ、フィラにある先史博物館で、

紀元前1700年頃のアクロティリ宮の壁画に描かれた、

サントリーニの女性に出会えました。

 

メイクに耳飾り、うっとりします。

先進的なミノア文明です

 

 

 

 

 

 

 

 

髪を整え、アイライン、紅つけて、素敵なドレスに宝飾品で飾る。


上流階級でしょうが素敵だわ。発掘者エバンスがパリジェンヌと名付けた有名な女性画です。

 

ミノア文明末期のクレタ、クノッソス宮の壁画はイラクリオンの考古学博物館で見れます。

 

 

 

黄金の宝飾品の数々

 

 

こちらはミケーネの通称クリュタイムネストラの墓から出てきた宝飾品。

紀元前14-15世紀ですから、実際はトロイ戦争より200年以上前のものですが。

 

 

 

レムノス島から出土した、青銅器時代初期、紀元前3000年~前2000年の、見事な黄金の装飾品です。

 

耳飾り、腕輪、ネックレス、5000年前ならエジプトの大ピラミッドより古い可能性もあります。

 

 

テーバイからは金の耳飾りが出てきました。古典期の品だったと記憶しています。

現代でも十分通用する宝石入りのピアスです。

 

このように古代ギリシアには華やかな美があって今に伝わっています。

ギリシアには金の産出は殆どありませんので、交易でもたらされたものでしょう。

 

以上、クレタとサントリーニ以外はアテネの国立考古学博物館の展示品です。

 

 

 

 

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旅行ということで大人しめのネイルで過ごしました。

ラメ入りトップなので夜は華やかに見えます。

 

 

 

街では相方のエスコート役ということもあって、無粋な黒コート姿です。

もっとお洒落すればよかったのに、、(クルーズではシルクのチュニック着ていましたが)

 

こうなるとお手洗いが問題ですが、混んでいることが多くてトイレ婆様は男女を問わず一人づつ案内していました。ギリシアでは髭が無ければ女性扱いなの

 

 

 

昔旅先で買ったピアスを今回の旅でつけて、フクロウ柄のギリシア風です。

 

   

 

 

 

しまい込んでいましたがこれを機会に日常使いしましょう。

 

古代ギリシャはエステ、これもギリシャ語ですが、発祥。スポーツして体脂肪落として、石鹸で体を洗い、薬草噛んでお口を綺麗にしていました。

 

ワタシも真似していつまでも口紅💄💋✨が似合うような婆様でいたいわ。

では、カリスぺーラ