こんにちは
ギリシア1日目は昼になりました
パルテノン神殿にたどりつきました。
長くなりますので手短に書きます
詳しい説明は↓をご覧ください。
エレクテイオンからパルテノン神殿の北面を眺めます。
北側の柱は17柱です。拡大するとその大きさが分かると思います。
ちなみにエレクテイオンの柱はイオニア式、渦巻き模様の柱頭、スリムな柱身、礎盤が特徴です。
城内にあった外観図です
東面です、ドリス式の柱が8本です。
柱は長さ10.4m
下端の直径が中央で1.9m、両端に向かって太くなり1.97m
上端は1.48mでm下から2/5の位置で太くなる
スティロバト(床)から柱身が直接立っている、ドリス式とよばれる形状です
南東角から望む。
この中の奥室の中に黄金のパルテノス(アテナ女神の巨像)がありました
南面は第6柱から9柱までの4本は上部が欠けている。
西面は現在修復作業中
中央の第4柱と5柱の間からみた奥室のフリース(はめ込みレリーフ)が見事
南西角の柱とその上のメトーブ(彫刻版)が見事
力強い柱だこと。
ケンタウロスの戦いです
パルテノンの彫刻類オリジナルは全て新アクロポリス博物館にあります。
北東角からみたステレオバト(床盤)、から直接たってる柱身
床は中央が凸になっています。
短辺では約10㎝膨らみます
長辺では約10㎝凸らみます。
視覚的な安定性を生む効果があるそうです。排水にも効果ありますね。
柱も大理石、長さ1m弱の円柱を積み上げ、鉄のかすがいなどで固定しています
46本の柱を一本一本眺めました
修復の跡が長い歴史を感じます
ギリシアは地震国ですから、一部崩れて修復したでしょうが
よく耐えましたね、特に東面は2400年以上耐えています。
名残り惜しいですがお腹もすいてきたので後にします
これで思い残すことはなくなりました(感涙)
最後にイオニア式の優美なアテナ・ニケ神殿をながめて
さようならパルテノン、エフハリストー ケ アディオ
プロピュライアを抜けて城外に出ました
右の煙突みたいなのはアグリッパ将軍の台座です
その説明文、オクタヴィアヌスを支えたローマ建国の影の立役者ですね
5時間以上アクロポリスに滞在し、午後2時になりました
古代アゴラに向かいます。
余談
歳取ると特に遺跡見学などでトイレや給水が問題になります。アクロポリスは城内に綺麗なトイレがありました。また水も0.5ユーロで販売されていました。売店はありませんので、空腹対策は必要かもしれません。今回は5時間ちょっと滞在しましたが、空腹以前に足が堪えました。日々走り込みはしていましたが、歳だわ。
(長い一日はまだ続きます)