深井せつ子さんの優しく美しい挿絵満載の一冊。

 

登場する家々はどれも子どものころからあまりにも身近で胸が高鳴る。

 

CSルイスの「ライオンと魔女」の古い屋敷にある立派な衣装棚。

ロッタちゃんややかまし村の子どもたちのいる北欧の家。

星降る夜の「大きな森の小さな家」

飛ぶ教室の寄宿舎

秘密の花園のあるお屋敷

若草物語の少女たちが暮らすちいさな居心地の良い家

雪の女王の白

マッチ売りの少女の歩いた街角

 

 

試し読みの中から↑

 

 

 

何度も何度も繰り返し読みかえしてしまう。

間取りが描かれているのも嬉しい!

 

そして何よりイラストの夜空や山々の風景が美しく・・

物語の世界が胸に迫ってくるよう。

 

ひとつひとつ、また宝物を取り出すように物語を読みかえしてみたくなる一冊。