みなさんお疲れさまです。

 

日本の新幹線の車両が

海外で唯一走っているのが台湾。

 

前からすごく気になっていたので

今回の台湾の旅でぜひ乗ってみようと思い、

乗車してきました☆彡

 

 

台湾高速鉄道(高鉄:HSR)

 

台北市にある南港駅から高雄市にある左営駅までの348.5 kmを最高速度300 km/hで結んでいます。

 

台北駅始発の列車は一日に一本だけで、

ほとんどの列車が南港~高雄の全線を走行します。

数本だけ台湾中部の都市である台中駅までの区間の列車もあります。

 

南港(Nangang:ナンガン)は台北市の東の方にある南港区にある駅で、

台北駅はその次の駅になります。

 

台北側の主な駅が、

南港・台北・板橋になります。

(板橋駅は台北市の隣の新北市にあります。)

 

東海道新幹線で例えたら、東京・品川と新横浜みたいな感じでしょうか。

 

この3つの駅の区間は都市部なので地下区間を走行します。

台北の中心駅である台北駅が一番乗降客が多いです。

 

高雄側の駅も高雄駅まで行くわけじゃなく、

左営(Zuoying:ズゥオイン)までの運転です。

 

高雄駅までや高雄の中心部まで行くには左営駅で、

在来線にあたる台湾鉄道や高雄メトロに乗り換えなければいけません。

 

東海道新幹線で例えたら、

新大阪駅で大阪駅までの在来線やメトロに乗り換えるような感じ。

(新大阪~大阪の移動よりも距離はあります。)

 

日本だと新幹線も在来線も

どちらもJR各社が管理していますが、

台湾だと高速鉄道を運営するのが

高鉄(台湾高速鉄道:HSR)

 

在来線を運営するのは

台鉄(台湾鉄路管理局:TRA)

という公営企業で、

全く別のものになります。

 

台湾高速鉄道は全部で12の駅があります。

所要時間は台北と高雄の間が

最速約1時間30分ほどで結んでいます。

 

 

1編成の長さは12両で

ビジネス車両・普通車両の指定席・自由席の3種類あります。

日本でいうとグリーン車・普通車指定席・自由席みたいな感じです。

 

700系新幹線の車内と類似しており、日本の新幹線に乗るような印象です。

 

車内は日本の新幹線と同じでビジネス車両が

2+2の座席(A.C.D.E)、

普通車両の指定席と自由席が

3+2の座席(A.B.C.D.E)になっています。


AとEの座席が窓側で、

CとDの座席が通路側になります。
B席というのは普通車両の指定席と自由席にのみ存在して、ビジネス車両では欠番になっています。

 

 

車内は本当に日本の新幹線に乗ったのかと思うぐらいに同じで違和感が全くなかったです。

 

 

日本の新幹線のような

『のぞみ』『ひかり』『こだま』といった

列車に愛称はなく列車番号の数字のみです。

 

ただし、全駅に停車する列車を『各站停車』

途中通過する駅がある列車を『直達』

台中駅止まりの列車を『区間車』

と称して区別されることはあります。

 

停車駅と列車番号をきっぷと電光掲示板で

しっかりと確認して乗車しましょう。

 

 

南港・台北・台中・左営駅には全ての列車が停車し、多くの列車が板橋駅にも停車しますが、

一部列車は板橋駅を通過して隣の桃園駅に停車するパターンがあります。

 

あと、高鉄と台鉄で同じ駅名の駅がありますが、

どちらも別の位置にありすごく離れた駅になるので注意しましょう。

(南港、台北、板橋駅は乗り換え可能な駅です。)

 

多くの駅は都市中心部にはありません。

(南港、台北、板橋を除く)
高鉄の台中駅や台南駅といった駅も市の中心からはずれています。

 

そのあたりかなり注意しておかないといけないですね!

 

行きたい観光地やホテルなどの目的地が

高鉄(HSR)と台鉄(TRA)のどちらの駅の最寄り駅なのか、しっかりと確認がいります。

 

 

駅では自動券売機と駅の窓口の両方で購入することができます。
※在来線の台鉄(TRA)とは売り場が異なるので注意しましょう。

『高鐵(HSR)』の文字が目印です。

 

駅によっては改札口から少し離れた位置に切符売り場がある所もあります。

 

自動券売機では中国語と英語の2か国語対応になっており、

出発駅と到着駅・日付と時間を選んで、

ビジネス席・指定席・自由席を選択して、

支払いは現金かクレジットかを選ぶと買えます。

 

指定席は座席の場所を指定できないので注意がいります。

日本のように座席表から選べないので、

2人以上利用の場合などは一緒に購入しないと

バラバラの席が割り当てられます。

 

紙のきっぷが券売機の下からでてきますが、

レシートもその場所から一緒に出てくるみたいで、

私が利用した時は前に使っていた人たちのレシートが大量に残ってて、

自分のきっぷがどれなのかかなり困りました。。

 

レシートのような紙がきっぷの国もあるので、

ひょっとして台湾もそうかもと思って他のレシートも見ていましたが、

しっかりと紙のきっぷが出てきていました。

ただ、レシートに埋もれていましたが。。

 

窓口だとうまくしゃべれない時は、

メモを書いて見せるといいと思います。

こういう時に漢字が使えるのは大きいですね♪

 

台北から左営まではNT$1445でしたので、

そのときのレートで約7000円ちょっとぐらいでした。

(2024.4月)

 

日本の新幹線よりも割安な印象で、

すごくお得な気持ちになりました。

 

インターネットなどでもきっぷは販売されていますので、気軽に乗ることができます。

 

台湾高速鉄道のHPは日本語での対応されているので、こちらできっぷを検索して購入するのもいいと思います。

 

台湾高速鉄道の日本語HP↓

 

乗り心地は新幹線そのもので、

安心安全に高速で移動できます。


列車に乗る時も自動改札機にきっぷを投入して、

出てきた切符をとって列車に乗り込むので、

日本の新幹線に乗る感じと一緒ですね♪


ちなみに降車駅では自動改札機にきっぷを投入するのですが、きっぷは回収されずにそのまま出てきますので取るようにしましょう。

その点は日本と違いますね。


台湾旅行で台北からすこし離れた場所への移動にすごく便利でしたので、

ぜひ利用してみてはいかがでしょうか♪



 

 

 

 

 

 

 

 

いつも見てくださりありがとうございます。

また気軽に見に来てくださいね♪

 

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