皆さまこんにちは。
酷道425号線における最酷区間(龍神~十津川)を走破し、この後どうするかツーリングマップルを見ながら考えていました。今まで走ってきた道はウネウネの酷道425号線。その南側に牛廻山があり、またその南側に、十津川~龍神方面を結ぶ県道735号線があるじゃないですか!?
県道735号線は標高710mの引牛越をとおり道の形状は「ウネウネ」、酷道425号線の軌跡にそっくりです。そう、ここでは、県道=険道です。
ここは酷道425号線と険道735号線の分岐点。
酷道を左折し、龍神方面へ向かいます。
赤い警告看板あり。転落しないように気を付けて行きます!
険道735号線は大きく3つのゾーンに分けて進んでいきます。
それぞれ、
①十津川方面~公衆トイレ・・・40分
②公衆トイレ~引牛越・・・40分
③引牛越~龍神方面・・・60分
です。
①ゾーン
序盤は、清流の上湯川を眺めながら、のんびり走行をしたいのですが見通しが悪いウネウネカーブが連続し、気を緩めることができません。
上湯川きのこ組合の看板は序盤から立っており、気になるところでした。手作業のきのこ収穫をされている会社みたいですね。なめこの一番採りの後の、二番採りの「ひらきなめこ」が気になりました。
更に奥へ。道の状態はそれほど悪くはないですね。落石、落ち葉、木の枝はチラホラ。ただ、狭路とカーブが続きます(←これがしんどい)。
程なくして、公衆トイレへ到着!!
ここで初めての休憩です。公衆のトイレはありがたいですね~。中はキレイでした。
②ゾーンへ突入
ここからは引牛越へ向けて勾配が少しづつ上がっていくことになります。やたらと張り巡らされた落石防止柵で、思いのほか快適に走行ができます。
山々が深くなるにつれガスも出てきたりと、あまりいい雰囲気でなかったため、来て良かったのかな?と思えてきました。対向車にも全然あってないんですよね~。心細くなってしまいました。
険道と谷との標高差は120mほどになっています。転落だけはしたくないですね~。
道も少し荒れていますね。引牛越までは間もなく。
標高が一番高いこの場所が引牛越か?と思いましたが、実は違ったみたいです。少し手前が標高710mの引牛越の頂点。目立った標識もなく分かりづらい。通常でしたら引牛越が奈良と和歌山の県境になっていそうですが、県境はこれよりもっと西側にあります。
③ゾーンへ
引牛越の下りはウネウネのカーブが続きますが、時間の経過とともに集落がぽつぽつと現れ始めます。人の気配に一安心。心細さも少しは解消されてきました。ここはまだ十津川村。
奈良県側に設置の距離ポストはついに「1」になりました。冒頭の写真では「197」と印されています。
和歌山県境へ到着!引牛越からだいぶ麓に県境あり。十津川村区間は長かったな~。
清流の丹生川沿いに木製の吊り橋が架かっているのが、足をとめてしばし休憩。
和歌山県に入っててもまだまだ険道は続く。我慢比べになってきます。
引牛越から1時間、長かった険道735号線は国道371号線と合流し、ここにて終点となります。
酷道425号線もさることながら、険道735号線もウネウネの道が長時間続き、気軽なドライブコースではないです。今回、龍神→十津川→龍神と、牛廻山沿いを一周してきました。
感想は一言、疲れましたよ(泣)