皆さまこんにちは。

 

3年ぶりに日本本土最南端の佐多岬を訪れた帰りに、南大隅町と肝付町を結ぶ鹿児島県道74号線「内之浦佐多線」を走ってみることにしました。

 

 

 

この道も2年ぶりで、走るのは2回目です。前回は、あまりの道の険しさ、過酷さ、距離の長さに、余裕がなくなり、写真をろくに撮れませんでしたので、今回はリベンジです。

 

 

 

佐多の街から伸びる鹿児島県道74号線は、風車が立ち並ぶ豪快なルートを越え、県道68号線と合流。すぐさま、辺塚地区に向けて分岐します。

 

 

 

分岐から辺塚地区までは、ツーリングマップルで「108のカーブがあると言われている峠道 走行注意」と記載されており、そのとおり、カーブで急勾配の坂を下っていきます。標高差は400mほど。

 

 

 

辺塚地区方面を望んでも緑ばっかりですね~。この先、秘境地帯へ突入することになるので、辺塚地区の自動販売機で水分を補給します!

 

 

 

辺塚地区、自衛隊の演習地を通り過ぎ、県道563号線「辺塚根占線」への分岐点が現れます。この先道が険しくなりますので、ここでUターンすることもありだと思います。

 

 

 

打詰公民館があります。雑草が生い茂っていますね~。使われているんでしょうか?

 

 

 

県道74号線では右手に大隅海峡を望みながら走ることになります。雑草は成長し過ぎで、伸び放題。

 

 

 

大隅海峡はタンカーが航行してますねー。海岸沿いの険道はちょっとだけ冒険感が増すなー!

 

 

 

この先(県道は左へ)一段と道幅が狭く感じますね。ここから県道が険道へと変貌します。

 

 

この辺りは西日本最大の照葉樹林地帯です。山深し。右手は断崖の海岸線で、人の気配も無し。

 

 

 

南大隅町と肝付町との町境付近は、道の荒れ具合が酷い。落石、落ち葉、木の枝に悩まされ、スピードは20kmぐらいしか出せません。

 

 

 

道の至る所に落ちている木の枝が通せんぼし、車を降りての除去が必要な場面も。木の枝は車体にひっかかるんで侮ってはいけません。

 

 

 

また、落ち葉にまぎれた落石が擬態化し判別がつかず。運転はより慎重に。

 

 

 

延々と続く見通しの悪いカーブ。

 

 

 

あちゃ~大障害!倒木!!

道幅が広いところで倒れてくれててよかったです。左側は通行可能でした。

 

 

 

相当疲れて、町境へ到達!!

なんだかんだ言って1時間ぐらいかかっています。

ツーリングマップルには「狭路が続き想像以上に時間がかかる」と記載。

 

 

 

町境を越えても相変わらずの道の過酷さ。

 

 

 

今は一番草木が生い茂っている時期でしょうかね?

頭上から垂れてくる蔓、横から進出してくる草木達に、「またか」とため息が出ます。

 

 

 

土砂崩れの応急処置跡が生々しい。荒れた県道だなー!

 

 

 

流石に運転が疲れきますねー。

山深し。秘境地帯やん、ここは。

 

 

 

右側にずっと見えてた細長い島は種子島みたいですね~。

最果ての県道ですなー。

 

 

 

中盤から終盤にかけては、集中力が格段に落ちてきます。なんたって2時間近く延々とカーブが続いてますから。泣

 

 

 

終盤になったらひょっこり現れる辺塚地区の辺塚海岸。山々が険しいですなー!

 

 

 

県道74号線の中でNo1の景色にうっとり。

 

 

 

前方に国道448号線が見えてきました、ゴールは間近。最後はこの高低差を上ってつめます。

 

所要時間は2時間半。

いや~、疲れますね県道74号線「内之浦佐多線」。まさに秘境険道。

安全ではないのでお勧めはしません。

 

 


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