皆さまこんにちは。
オーストリアの国鉄、ÖBB(エーべーべー)のレイルジェット2等車に乗車し、ウィーン国際空港駅からザルツブルク中央駅まで旅しましたのでレビューします。深紅と黒色のデザインが特徴の列車です(ヨーロッパの列車って感じがします)。
レイルジェット(railjet)は、簡単に分けて3クラスあります。
business(1等ビジネス席)
first(1等席)
economy(2等席)
今回は安く費用を抑えるために2等席にしました。
チケットは、事前にÖBBホームページより購入し、印刷し持参。片道19€、座席指定3€。
こちら→ ÖBB(Railjet)
英語表記にすれば、素人でも購入可能です。後日レポートします。
食堂車もありますよー!
さて、話は戻り、乗車前日はウィーン空港に深夜着だったため、空港近くのNH Vienna Airport Conference Centerに宿をとりました。空港まで歩いて、2~3分。立地条件は抜群で、お勧めです。
そのホテルの目の前に、ウィーン国際空港駅(Flughafen Wien Bahnhof)の入口があります。読みなれない文字で最初は戸惑うかもしれません。
ザルツブルク中央駅は Salzburg Hbfと言います。
今回乗車するのは12時33分発のレイルジェットRJ644です。
所要時間は3時間15分。
レイルジェットの乗降口は、ボタンを押さないと開かないことまでは知っていましたが、ボタンを押すと、列車からステップが出てくることには驚きました。ホームと列車の間には、かなりの隙間と段差があります。その為、重たいスーツケースを持ち上げるには一苦労しますよ。
車内に入ったらまず、スーツケース置き場を探します。思った以上にスーツケース置き場は無いです。1車両に3~4ヵ所ぐらいでしょうか。始発駅で乗車しないと、スーツケースを座席横に置く羽目になるかも。まぁ、2等車だからしょうがないですね。
座席を予約しておくと、座席表に予約区間が表示されます。反対に何も表示されていなければ、空席となります。しかしながら、この表示は次の駅に到着すると消えていますのでご注意を。あくまで始発時に席を確保。ずっと同じ席に座っていれば、誰も座れませんから大丈夫です。そういった考え方みたいです。
2等車は2×2の座席配置。明るい車内です。
ファミリー席もあります。今回はこの席を予約。
お昼時なので、スーパーで買ってきたパンやサラミなどを頂きました。
近くの席に地元の乗客(団体客)がおられて、大盛り上がり(ビールで乾杯!!そして、談笑)されていたのが、印象的でした。楽しいですね、2等席の列車の旅。
身長180cmの私でも、すっぽりと座席に埋もれることができます。大柄な方もこれなら安心、快適です!!
しばらくして、車掌さんがチケットを確認しに来られました。パスポートも提示。
quiet zoneもあります。きっと静かな場所なんでしょうね~。
オーストリア国土の立体地図(ポストカード)で見てみると、ザルツブルクまでは、結構離れています。赤い線が路線図。ウイーン国際空港駅を出発した列車は、平地を西へ西へ進んで行きます。リンツ中央駅、湖水地方を越え、ザルツブルク中央駅へ。行きは、左側の座席に座った方が、いい景色が見れそうです。
車窓風景♪~
さきほど紹介した、大盛り上がりの乗客の話し声がずっと入っています(笑)
牧歌的な風景が続きます。
春の野花が一面に咲いていてキレイ。
ヨーロッパだな〜。
古びた列車も、ヨーロッパ的。
ザルツブルクに近づいてくると、雪山が見え始めます!
レイルジェットは静かで、スマートな列車といった感想です。車窓の風景は豊かで、終始見飽きることはありませんでした。
長~く乗っていたいと思いました。
2等車でも大満足できますよ。お勧めします。